03plusとトビラフォンを比較してみた

2023年4月16日

03plusとトビラフォンのアプリ利用料金やサービス内容を比較してみた結果、どっちがいい？

通信費削減のためにクラウドPBXの利用を検討している事業者も多いと思いますが、
どのサービスを使うとお得なのかよく分からないケースも少なくないはずです。

そこで今回は数あるクラウドPBXの中から「03plus」と「トビラフォン」をピックアップして
どちらがお得なのか比較してみます。

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料金の比較

どんなサービスを選ぶ時でも「料金」は重要な要素ですが、
単純に料金を比較すると03plusの方がお得です。

03plusの1人当たりの料金は
・初期費用5,000円
・月額料金980円
となっています。

1年間の料金を一括前払いする年払いだと5,000円の初期費用が3,800円、
電話番号追加しなければ2人目以降の月額料金は700円となります。

トビラフォンの1セットの料金は以下の通りです。
・初期費用33,000円
・月額料金3,300円

トビラフォンでは外線電話番号1つと内線番号2つで1セットなので、
実質的に2人分の料金となっています。

2人分だとしてもトビラフォンの方が初期費用・月額料金ともに高く、
単純に比較すると03plusの方が料金は安いのです。

コスパはトビラフォンの方が上？

単純に料金で比較すると03plusの方が安いですが、
コスパではトビラフォンの方が上と言えるかもしれません。

実はトビラフォンは基本機能が充実しており、
03plusではオプションとなっている機能が標準で使えるようになっていたりします。

例えば
・留守番電話
・通話録音
・自動音声応答
・共有電話帳
といった機能は03plusではオプションで別料金がかかります。

ところがトビラフォンでは上記は全て基本機能なので、
追加料金なしで利用可能なのです。

実際に上記4つの機能を03plusでオプションとして利用すると合計で月額4,360円、
基本料金と合わせると月額5,000円を軽く超えます。

03plusで月額5,000円で超えるところトビラフォンでは月額3,300円で使えますから、
コスパはトビラフォンの方が高いというわけです。

オプションの比較

ビジネスフォンとして使えると便利な
・クラウドFAX
・10分かけ放題
という機能2つが03plusではオプションで使えますがトビラフォンでは使えません。

「クラウドFAX」はスマホのメールでFAXの送受信ができる機能で、
「10分かけ放題」は1回10分までの通話料が無料になるオプションです。

プライベートではFAXも電話も使うことが少なくなりましたが、特に個人事業主や
小規模事業者にとってはいずれもまだまだ重要な通信ツールです。

FAXもかけ放題も必要不可欠な機能ではないものの使えると便利な機能ですし、
ビジネスにおいては使えないと不便なケースも出てきます。

使える電話番号の比較

03plusもトビラフォンもスマホで固定電話番号を利用するサービスなので、
スマホの電波が届くエリアであれば日本全国どこでも利用可能です。

ただ使える固定電話番号には大きな違いがあります。

03plusでは「050」で始める電話番号に加えて、
「03」などの市外局番で始まる電話番号も利用できます。

ちなみに03plusで使える市外局番は以下の通りです。
・北海道　011
・宮城　022
・東京　03、042、0422、0428
・神奈川　042、044、045、046、0463、0466、0467
・千葉　04、043、047、0476
・埼玉　04、042、048、049
・愛知　052、0561、0566、0568、0586
・大阪　06、072、0725
・京都　075
・兵庫　078、079、0797、0798
・広島　082
・福岡　092、093

大都市圏中心ではあるものの、クラウドPBXとしては比較的広いエリアで
市外局番で始まる電話番号の利用が可能です。

トビラフォンで使えるのは「050」から始まる電話番号だけで、
市外局番で始まる電話番号は使えません。

「050」番号が悪いわけではありませんが、
一般的に市外局番で始まる電話番号より信用度が下と思われています。

ビジネスにおいては信用は何よりも重要ですから、
信用度の高い市外局番で始まる電話番号が使えないのは小さくないデメリットです。