ConoHa WINGに乗り換えました
Gadgebloは2020年5月頃に、それまで利用していた、
①レンタルサーバー
「お名前.com レンタルサーバー」の旧・SDプラン(現在はRSプランにリニューアルされています)から、
「ConoHa WING(コノハウィング)」に乗り換えました。
※その後、さらに本サイトをカラフルボックスに移行しました。
ConoHa WINGは引き続き利用しています。本記事であれこれ書いていますが、基本的にConoHa WINGを選べば問題ないと思います。ドメインも無料なので。
②ドメイン
同時に「お名前.com」で運用していた、Gadgebloのドメインも、
ConoHaの方に移管しました。
関連記事はこちらです。

ちなみに私は、無料テーマ「Cocoon」を利用しています。ConoHa WINGを利用してのサイトの開設方法などは、Cocoon公式に詳しく書かれています。
↓↓レンタルサーバー選びでお悩みの場合、こちらの記事がおすすめです!↓↓
乗り換えまでの経緯
一方、現在エックスサーバーやmixhost
、カラフルボックス
、
またロリポップ!やさくらのレンタルサーバ
などでも、
nginxやLitespeed採用の高速プランを利用されている方は、
乗り換えによるメリットは少ないかもしれません。これらの点をご了承ください。
お名前サーバー(旧プラン)は遅かった
お名前サーバー(旧プラン)は、遅かったんですね。
うちのサークルで初めて利用した、有料のレンタルサーバーだったので、あまり気にしていませんでしたが。
とりわけ、Wordpressの管理画面が遅いのです。
テーマやプラグインの更新も、遅かったり止まったりしていました。
ConoHa WINGにしてみた
国内最速らしい
そこで、比較的新しく、「国内最速」を掲げていることもあり、
WordPressが速くなりそうな、「ConoHa WING」レンタルサーバーに乗り換えることにしました。
ConoHaというサービスは以前から目にしたことがあり、気になってはいました。
運営会社が同じ
GMOインターネット
お名前.com レンタルサーバーで、個人的に利点として感じていたのが、
運営会社が著名企業であるということです。
運営会社はGMOインターネット株式会社といい、東京証券取引所市場第一部に上場する大企業です。
「ConoHa」もGMO
ConoHa WINGについてもこちらの企業が運営しています。

同社は、ドメインやサーバーの分野で実績が豊富であることから、
これは利点と言ってよいのではないかと思います。
GMOグループサービスには、以下のようなものもあります。
お名前.com
著名なドメインの取得サービス。メールが多いのが残念ポイント。
お名前.comレンタルサーバー
うちで以前に使っていたレンタルサーバー。リニューアルで速くなりました。
お名前.com VPS
お名前.comのVPS(仮想専用サーバー)。
GMOとくとくBBのドコモ光
GMOのドコモ光
GMOとくとくBB WiMAX2+が月額2,849円(税込)~!
GMOのWiMAX
半額クーポンサイト「くまポン」
飲食や旅行クーポンだけではなくて、ネット通販のようなこともやっている共同購入サイト。
すべてがお得なわけではない。
ほか多数。
体感でわかるほど速い
ConoHa WING(コノハウィング)のメリット
- 大企業のサービスである
- 表示速度が速い
- ドメイン無料
- 乗り換えが簡単
- バックアップ無料
※デメリットと、5は後述します。
あっという間に表示
ConoHa WINGの一番の利点が、サイト表示速度の速さです。
「Google PageSpeed Insights」を用いて、
お名前.comレンタルサーバー(旧プラン)とConoHa WINGを、モバイルとPCでそれぞれ比較したキャプチャ画像が以下になります。
ちなみに、「Google PageSpeed Insights」はこちらです(無料)。
お名前旧プラン
旧サーバー(モバイル)
旧サーバー(PC)
遅いですね。特にモバイルが。
ConoHa WING
ConoHa WING(モバイル)
ConoHa WING(PC)
一目瞭然とはこのことですね。速いです。
プラグインやテーマの更新もしてみましたが、
もう何も言うまい。速かったとだけ記しておきます。一体、今までの苦労は何だったのか。
ドメインが1つ無料
ドメイン移管も対応
ConoHa WINGの利点、その3
ドメインが1つ、無料でもらえます!
無料で取得したドメインは、
「WINGパック」(後述)の契約中は、半永久的に無料で更新できます。
他サービスからの、ドメイン移管でも可です(私は移管しました)。
これってすごくお得ですよね。
例えば「.com」ドメインなら通常、1年に1600円くらい維持費がかかりますし。
新規取得だけではなくて、移管でも無料というのが、とても助かりました。
ドメインをさらに追加する場合
ちなみに、追加で有料のドメインを使う場合は、
毎年の更新料は、エックスドメインのほうが安い場合が多いと思います。
2021年3月30日からは、種類は少ないのですが、なんと2つ目の無料ドメインが取得できるようになりました。→ConoHa WING
乗り換えが簡単かつ安心
簡単乗り換えサービス
ConoHa WINGの利点、その4
乗り換えが簡単。
ConoHa WINGには「WordPressかんたん移行」なる機能が搭載されており、
他社サーバーから簡単に移行することができます。
実際に利用してみましたが、ほぼ自動でやってくれるので本当に簡単でした。
どうしても不安な方は、有料で専門家に依頼できるオプションも用意されているようです。
オプション手数料は他社の多くよりも安いと思います。
「WINGパック」で安くなる
ConoHa WING(コノハウィング)のデメリット
- 最安ではない
- 無料体験なし
- 最新とはいえない
- VPSが紛らわしい
- リザーブドが高額
※3、4、5については後述します。
ConoHa WINGは、安価なレンタルサーバーと比較すると高く感じられると思います。
たとえば、ロリポップ!だと、月額300円くらいからWordPressが使えると思います。
そこまでアクセス数が増える予定がないのであれば、こちらなどでも普通に使えます。
ただ、性能や機能はやや低くなります。
また、ConoHa WINGには、無料体験期間が設定されていなかったと思います。
カラフルボックスもある
どうしても安く利用したい場合は、カラフルボックスがいいと思います。
月600円くらいから始められて、必要に応じて容量を増やせます。
エックスサーバーよりは安い
ただ、性能面で競合する、エックスサーバーなどと比較した場合は、
「WINGパック」というまとめ払いプランを選択することで、安く利用することができます。
うちでは、「ベーシック」の12ヶ月プランを契約しています。
その場合は月額に換算すると941円となります。
とてもお得なので、ConoHa WINGを選ばれる場合には、「WINGパック」をぜひ利用してみてください。ドメインも無料になりますし。
お値段据え置き
今回の場合、お名前.comレンタルサーバー(旧プラン)から、
実質的に、料金据え置きで高性能サーバーに移行できた事になります。
ページ表示速度の改善はもちろんなのですが、
個人的には、WordPress管理画面の挙動が安定したことが、一番の収穫でした。
私と同じように、表示速度の遅さに悩まされている場合は、
今のサーバーの契約更新前に、ConoHa WINGに乗り換えをご検討されてみてはいかがでしょうか。
次項では、契約前の注意点をまとめました。
ConoHa WINGを契約する前に知っておきたいこと
関連記事はこちらです。

速度に関する注意点
体感では速く感じる
ConoHa WINGは、「国内最速」のレンタルサーバーとして知られていると思います。
実際にConoHa WINGを利用している、当サイトのページをいくつか遷移していただければおわかりいただけると思いますが、実際に速いと思います。
参考程度にとどめる?
ただ、「国内最速」というのは、利用環境にもよると思いますので、
あくまで参考程度にとどめていただいたほうが、よいのではないでしょうか。
これは、デメリットその3です。
エックスサーバーなどもある
物理的な性能ではリニューアル後のエックスサーバー、
総合的な拡張性も考えるとカラフルボックスかmixhost
の4コア以上のプランが、こちらを上回っているのではないでしょうか。
Colorfulboxとmixhostは、一部にConoHa WINGよりも新しい技術を採用しているので、
管理画面などが、より軽快に動くのではないかと思います。
速いのは事実
とはいえ、キャッシュを多用するなど速いサーバーであることは疑いがなく、
大企業が提供していることから信頼性も高いと思います。実際に、使用していて安定感を感じますし。
その他の機能も含め、比較検討されることをおすすめします。
有名なブロガーさんも使っている
公式の事例を見ると、有名なブロガーさんなども利用されているみたいです。

また、同社によれば、
「日本マーケティングリサーチ機構」が、2021年2月に行った調査で、
ConoHa WINGは
アフィリエイター・ブロガーが使いたいレンタルサーバー No.1
WordPress利用者満足度 No.1
サポートデスク対応満足度 No.1
を獲得したそうで、他の利用者の満足度も高いみたいです。
機能豊富
特にバックアップ機能とサポート体制が充実しており、非常に安心感があります。
自動バックアップは、ロリポップだとオプションなんです。
これはメリットその4です。
プランを選ぶ際の注意点
デメリットその4
VPSとレンタルサーバーがある
まず最初の注意点として、ConoHaには3つの種類があるということが挙げられます。
これが紛らわしいのです。
その3つとは、
「ConoHa VPS」、「ConoHa for Windows Server
」と「ConoHa WING
」です。
このうち、ロリポップ!やエックスサーバー
に代表されるような、
一般的なレンタルサーバーは、「ConoHa WING」になります。
VPSはコマンド操作がいる
「ConoHa VPS」も、とても優れたVPSサービスではあるのですが、
コマンドでのインストール作業などが必要になってきます。
私も少し使ってみましたが、
手動操作が多く面倒だな、と感じました。KUSANAGIは、実際に速いと思いますが。


KUSANAGI
「KUSANAGI」をお使いになりたい方はこちらをお選びになるとよいと思いますが、
「とりあえずWordPressを簡単に利用したい」という方は「ConoHa WING」にしたほうが良いと思います。
間違えて申し込まないように、要注意です。
最も、ものすごい人気サイトではVPSのほうが良いのかもしれませんが。
カラフルボックス
カラフルボックスなどは、上位プランに行くほど、CPU性能自体も高くなります。
将来的に、とても大きなサイトに育てたい場合は、こちらのほうが良いかも知れません。
通常プランとリザーブドプラン
リザーブドプランというものがある
「ConoHa WING」には、通常プランとリザーブドプランがあります。
リザーブドプランは「Cloud Linux」の機能により、リソースが保証されるらしいのですが、個人的には費用対効果に疑問があります。
月額料金が高いんです。
これはデメリット5です。
ベーシックプラン利用中
うちでは、通常のベーシックプランを契約しており、これをおすすめします。
クラウド型サーバーをお使いになりたい場合には、
安く始められるみたいなので、カラフルボックスをおすすめします。
「WINGパック」の存在に注意
「WINGパック」はお得です
上でも書きましたが、「ConoHa WING」には、通常の月額タイプに加え、
「WINGパック」というプランがあります。
これは、3ヶ月~36ヶ月で期間を選び、最初にまとめ払いをすることで割引が受けられるという、とてもお得なプランです。
ぜひ利用してみてください。
12ヶ月プランがおすすめ
ちなみに、現在12ヶ月プランを契約中です。
24ヶ月とか36ヶ月のほうが安くなるらしいのですが、
3年は、少し長すぎませんか?
途中で乗り換えたくなった場合なども考慮すると、
これくらいでいいのかな、と思いました。
「WordPressかんたん移行」の際の注意点
公式のマニュアル
「WordPressかんたん移行」については、公式に詳細なマニュアルがありますので、
詳しくはそちらを見ていただきたいと思います。

ディレクトリの指定に注意
一点、注意点を挙げるとすれば、ディレクトリの指定が挙げられます。
これは例えば、移行元のサーバーで、
「https://www.○×△.com/wp」にWordPressをインストールしていて、
「https://www.○×△.com」を指定するとエラーになるという問題です。
私は、これをやってしまいました。
この場合、適切なディレクトリを指定することで解決しますので、
移行元のサーバーでファイルマネージャーを利用するなどして、正しいパスを調べてみてください。

できればメモを
データベースのパスワードなどは、
念のためメモをとっておいたほうがよいのではないかと思います。
ドメイン移管の際の注意点
ドメインロックに注意
移行元のレジストラで、「ドメインロック」を解除していないと移管できません。

Whois代行設定に注意
移行元のレジストラで、「Whois代行」を設定していると移管できません。
一時的に解除する必要があります。

移管後はWhois代行の再設定を忘れずに!
忘れると、個人情報が全世界に公開されたままになってしまいます。
SSL導入に関する注意点
移行後は有効化を忘れずに
移行後はSSLが無効化されているので、再発行を申請する必要があります。
ConoHa WINGでは、「Let’s Encrypt」を無料で簡単に使えます。

リダイレクト不要
今までSSLを使っていなかった場合、通常はリダイレクトが必要になりますが、
公式によると、ConoHa WINGでは自動でされるのでいらないらしいです。

「WWW」のありorなしにも注意
「WWW」のありなしが選べます。移行前の設定に合わせるなど、お好みに応じて選べます。
Gadgebloでは、ありにしています。
独自キャッシュ機能に注意
こちらに詳しく書きました。

こんなところでしょうか。他になにかありましたら追記したいと思います。
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公式サイト
国内最速・高安定の高性能レンタルサーバー【ConoHa WING】
ちなみに私は、無料テーマ「Cocoon」を利用しています。ConoHa WINGを利用してのサイトの開設方法などは、Cocoon公式に詳しく書かれています。