ConoHa WINGに乗り換えました
この度、当サイトはそれまで利用していた、お名前.com レンタルサーバーの旧・SDプラン(現在はRSプランにリニューアルされています)から、ConoHa WING
に乗り換えました。
同時にお名前.comで運用していた当サイトのドメインも、ConoHaの方に移管しました。
関連記事はこちらです。

ちなみに私は、無料テーマ「Cocoon」を利用しています。ConoHa WINGを利用してのサイトの開設方法などは、Cocoon公式に詳しく書かれています。

乗り換えまでの経緯
(注)これは、旧・SDプラン利用者の意見です。現在のRSプランは速くなっているようです。
また、SDプラン以外でも、お使いのレンタルサーバーが長く使っている古いプランで、WordPressの動作が遅いと感じている方にはおすすめできます。
一方、現在エックスサーバーやmixhost
、カラフルボックス
、またロリポップ!
などでも、nginxやLitespeed採用の高速プランを利用されている方は、すでに十分高速であると考えられるため、乗り換えによるメリットは少ないと思います。これらの点をご了承ください。
お名前サーバー(旧プラン)は遅かった
お名前サーバー(旧プラン)は、遅かったんですね。初めて利用した有料のレンタルサーバーであったため、あまり気にしていませんでしたが。
とりわけ、Wordpressの管理画面が遅いのです。テーマやプラグインの更新も、遅かったり止まったりしていました。
ConoHa WINGにしてみた
運営会社が同じ
お名前.com レンタルサーバーで、個人的に利点として感じていたのが、運営会社が著名企業であるということです。運営会社はGMOインターネット株式会社といい、東京証券取引所市場第一部に上場する大企業です。
ConoHa WINGについてもこちらの企業が運営しており、実績豊富であることから、利点と言ってよいのではないかと思います。

体感でわかるほど速い
ConoHa WINGの一番の利点が、サーバーの速さです。
「Google PageSpeed Insights」を用いて、お名前.comレンタルサーバー(旧プラン)とConoHa WINGを、モバイルとPCでそれぞれ比較したキャプチャ画像が以下になります。
ちなみに、「Google PageSpeed Insights」はこちらです。
お名前旧プラン
旧サーバー(モバイル)
旧サーバー(PC)
遅いですね。特にモバイルが。
ConoHa WING
ConoHa WING(モバイル)
ConoHa WING(PC)
一目瞭然とはこのことですね。速いです。
プラグインやテーマの更新もしてみましたが、
もう何も言うまい。速かったとだけ記しておきます。一体、今までの苦労は何だったのか。
ドメインが1つ無料
ドメインが1つ無料でもらえます。「WINGパック」(後述)の契約中は、半永久的に無料で更新できます。ドメイン移管でも可です(私は移管しました)。
ちなみに管理人はバリュードメインも使っています。ネームサーバーが高性能です。毎年の更新料は、エックスドメインのほうが安い場合が多いと思います。
乗り換えが簡単かつ安心
ConoHa WINGには「WordPressかんたん移行」なる機能が搭載されており、他社サーバーから簡単に移行することができます(本当に簡単でした)。
どうしても不安な方は、有料で専門家に依頼できるオプションも用意されているようです。オプション手数料は他社の多くよりも安いと思います。
「WINGパック」で安くなる
ConoHa WINGは、安価なレンタルサーバーと比較すると高く感じられると思います。
しかし競合する高性能レンタルサーバーと比較した場合、「WINGパック」というまとめ払いプランを選択することで、安く利用することができます。
管理人はベーシックの12ヶ月プランを契約しており、その場合は月額に換算すると900円(税抜)となります。とてもお得なので、ConoHa WINGを選ぶ場合には、「WINGパック」をぜひ利用してみてください。
管理人の場合、お名前.comレンタルサーバー(旧プラン)から、実質的に料金据え置きで高性能サーバーに移行できた事になります。
その他のレンタルサーバーはこちらにまとめました。

一項目のまとめ
ページ表示速度の改善はもちろんなのですが、個人的にはWordPress管理画面の操作が快適になったことが一番の収穫でした。
管理人と同じような状況の皆さんは、今のサーバーの契約更新前に、ConoHa WINGに乗り換えをご検討されるとよいかもしれません。
ConoHa WINGを契約する前に知っておきたいこと
続いて、ConoHa WINGへのお乗り換えをご検討されている方に、知っておいていただきたい情報をまとめました。
関連記事はこちらです。

速度に関する注意点
体感では速く感じる
ConoHa WINGは、「国内最速」のレンタルサーバーとして知られていると思います。実際にConoHa WINGを利用している、当サイトのページをいくつか遷移していただければおわかりいただけると思いますが、実際に速いと思います。
参考程度にとどめる?
ただ、「国内最速」というのは、利用環境にもよると思いますので、あくまで参考程度にとどめていただいたほうがよいのではないでしょうか。
エックスサーバーなどもある
私の主観では、物理的な性能ではリニューアル後のエックスサーバー、総合的な拡張性も考えるとカラフルボックス
かmixhost
の4コア以上のプランがこちらを上回っているのではないかと思います。
速いのは事実
とはいえ、キャッシュを多用するなど速いサーバーであることは疑いがなく、大企業が提供していることから信頼性も高いと思います。その他の機能も含め比較検討されることをおすすめします。
有名なブロガーさんも使っている
公式の事例を見ると、有名なブロガーさんなども利用されているみたいです。

機能豊富
特にバックアップ機能とサポート体制が充実しており、非常に安心感があります。
その他のサーバー
その他のレンタルサーバーはこちらにまとめました。安いものもあります。

プランを選ぶ際の注意点
VPSとレンタルサーバーがある
まず最初の注意点として、ConoHaには3つの種類があるということが挙げられます。
「ConoHa VPS」、「ConoHa for Windows Server
」と「ConoHa WING
」です。
このうち、ロリポップ!やエックスサーバー
に代表されるような一般的なレンタルサーバーは、「ConoHa WING
」になります。

VPSはコマンド操作がいる
「ConoHa VPS」も、とても優れたVPSサービスではあるのですが、コマンドでのインストール作業などが必要になってきます。私も少し使ってみましたが、手動操作が多く面倒だな、と感じました(KUSANAGIは実際速いと思います)。


KUSANAGI
「KUSANAGI」をお使いになりたい方はこちらをお選びになるとよいと思いますが、「とりあえずWordPressを簡単に利用したい」という方は「ConoHa WING」をお選びになるとよいのではないでしょうか。最も、ものすごい人気サイトではVPSのほうが良いのかもしれませんが。カラフルボックス
などは、上位プランに行くほど、CPU性能自体も高くなるみたいです。

通常プランとリザーブドプラン
リザーブドプランというものがある
「ConoHa WING」には、通常プランとリザーブドプランがあります。
リザーブドプランはCloud Linuxの機能によりリソースが保証されるらしいのですが、個人的には費用対効果に疑問があります。月額料金が高いんです。

管理人はベーシックプラン
管理人は通常のベーシックプランを契約しており、皆さんにもそれをおすすめします。
クラウド型サーバーをお使いになりたい場合には、安く始められるみたいなので、カラフルボックスをおすすめします。
「WINGパック」の存在に注意
「WINGパック」はお得です
「ConoHa WING」には、通常の月額タイプに加え、「WINGパック」というプランがあります。
これは、3ヶ月~36ヶ月で期間を選び、最初にまとめ払いをすることで割引が受けられるという、とてもお得なプランです。ぜひ利用してみてください。
12ヶ月プランがおすすめ
ちなみに私は12ヶ月プランを契約中です。24ヶ月とか36ヶ月のほうが安くなるらしいのですが、3年は少し長すぎませんか?途中で乗り換えたくなった場合なども考慮すると、これくらいでいいのかな、と思いました。
「WordPressかんたん移行」の際の注意点
公式のマニュアル
「WordPressかんたん移行」については、公式に詳細なマニュアルがありますので、詳しくはそちらを見ていただきたいと思います。

ディレクトリの指定に注意
一点、注意点を挙げるとすれば、ディレクトリの指定が挙げられます。
これは例えば、移行元のサーバーで「https://www.○×△.com/wp」にWordPressをインストールしていて、「https://www.○×△.com」を指定するとエラーになるという問題です。私は、これをやってしまいました。
この場合、適切なディレクトリを指定することで解決しますので、移行元のサーバーでファイルマネージャーを利用するなどして、正しいパスを調べてみてください。

できればメモを
データベースのパスワードなどは、念のためメモをとっておいたほうがよいのではないかと思います。
ドメイン移管の際の注意点
無料ドメイン以外だと
ちなみに管理人はバリュードメインも使っています。毎年の更新料は、エックスドメインのほうが安い場合が多いと思います。
ドメインロックに注意
移行元のレジストラでドメインロックを解除していないと移管できません。

Whois代行設定に注意
移行元のレジストラでWhois代行を設定していると移管できません。一時的に解除する必要があります。

移管後はWhois代行の再設定を忘れずに。忘れると個人情報が全世界に公開されたままになってしまいます!
SSL導入に関する注意点
移行後は有効化を忘れずに
移行後はSSLが無効化されているので、再発行を申請する必要があります。
ConoHa WINGでは、Let’s Encryptを無料で簡単に使えます。

リダイレクト不要
今までSSLを使っていなかった場合、通常、リダイレクトが必要になりますが、公式によると、ConoHa WINGでは自動でされるのでいらないらしいです。

「WWW」のありorなしにも注意
「WWW」のありなしが選べます。移行前の設定に合わせるなり、お好きにどうぞ。このサイトでは、ありにしています。
独自キャッシュ機能に注意
こちらに詳しく書きました。

こんなところでしょうか。他になにかありましたら追記したいと思います。
ちなみに私は、無料テーマ「Cocoon」を利用しています。ConoHa WINGを利用してのサイトの開設方法などは、Cocoon公式に詳しく書かれています。

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