DELLはどこの国のメーカー?デルのパソコンは中国製?日本製?
オフィスや大学のパソコンなどで、よく見かける「DELL」のロゴ。
パソコンの人気メーカーの1つである「DELL」
次回の買い替えでDELLを検討している人も多いはずです。
では、DELLはどこの国のメーカーで、
パソコンにはどういった特徴があるのかなど詳しく見ていきましょう。
DELLはアメリカのメーカー
「DELL」は個人および法人向けに
パソコンやプリンタ、サーバーなどを提供しているブランドです。
米国の企業である
「Dell Technologies Inc. (デル)」が展開しています。
DELLはアメリカで創業、
現在もアメリカのテキサス州に本社があるアメリカのメーカーです。
Michael Dell(マイケル・デル)氏が設立
Dellは、一人のコンピュータマニアによって設立されました。
その男の名は、Michael Dell(マイケル・デル)氏。
同社の社名は彼の名前なのです。
デル氏は1984年、当時在籍していたテキサス大学を中退して
同社を設立しました。
当時、パソコンはあまり普及していないニッチな機械でした。
しかし、デル氏はそんな80年代初頭に
パソコンの利便性と将来性を感じていたのです。
そしてパソコン保守の会社を立ち上げたのがDellの始まりです。
パソコンがパーツ単位で規格化されたことで誰でもパソコンが作れるように
なったこともあり、パソコン製造にも乗り出します。
現在ではメーカー直販のパソコンは珍しくありませんが、販売店などを通さない
メーカー直販スタイルをパソコンで初めて導入したのがDELLです。
パソコン製造に参入すると瞬く間にトップメーカーとなり、
2000年にはパソコンの世界シェアで1位となります。
その後1位の座はLenovoに明け渡したものの、
2024年現在も3本の指に入るパソコンのトップメーカーです。
2つのロゴと2つのデル
2つのロゴ
注意深く見ないと気づかないかも知れませんが、DELLには2つのロゴがあります。
従来から使われているのは、少し太めの「DELL」と書かれたロゴです。一方、最近よく見かけるようになった、少し細くてシャープな「DELL」と書かれたロゴもあります。
後者については、現在は主に「XPS」シリーズなど、個人向けPC製品のロゴとして用いられているようです。
一方、こちらのロゴが出たからと言って、従来のロゴが廃止されたわけではなく、両者は併存しています。これは、同業であるhpのロゴにも同じことが言えると思います。
ALIENWARE
「ALIENWARE」は、デルが買収したゲーミングPCの専門メーカーです。ゲーミングデスクトップパソコンやゲーミングノートパソコン、ゲーミングモニタ等を販売しています。
2つのデル
デルにはかつて、「Dell Inc.」と「Dell EMC」がありました。
前者はパソコンメーカー、後者はデルが買収した旧・米EMCを前身とする、クラウド・データストレージ等のエンタープライズ製品・ソリューションを提供する企業です。
1つのデルに
「EMC」は、2016年の買収後「Dell EMC」となり、Dellの子会社として存続しました。
その後、両者は統合し「Dell Technologies Inc. 」が誕生しました。
DELLの日本事業
日本事業はかつて、パソコン事業を「デル株式会社」、エンタープライズ事業を「EMCジャパン株式会社」が、それぞれ事業を展開していました。
日本法人も統合
米国本社の「Dell Inc.」と「Dell EMC」が「Dell Technologies Inc. 」に統合されたのに合わせ、
日本法人についてもそれぞれ「デル株式会社」と「EMCジャパン株式会社」であったのが、「デル・テクノロジーズ株式会社」に統合されました。
日本法人の立地
「デル・テクノロジーズ株式会社」の本社は、以下にあります。
〒100-8159
東京都千代田区大手町一丁目2番1号 Otemachi Oneタワー 17階
以前は川崎市にありました。開発拠点としては残っているようです。
日本向け製品の生産拠点は中国
日本の個人・法人向けのパソコンやプリンタを始めとする大部分の製品は、
中国・福建省厦門(アモイ)に所在する同社の主力生産拠点で生産が行われています。
こちらの拠点は「CCC(China Customer Center)」と呼ばれ、
日本、中国、香港向けの製品を生産しています。
このため、デル製品は中国製になります。
もちろんだからといって品質が悪いというわけではありません。
DELLはグローバル企業で世界中にパソコンの販路があるので、
・アメリカ
・ブラジル
・ポーランド
・マレーシア
・インド
・中国
と生産拠点も世界各地にあります。
ただ日本を含めた東アジア向けの製品は中国の福建省の工場で作っており、
日本でDELLを購入した場合は中国製を使うことになります。
自社工場ではなくODMによる生産ですが、生産前・生産中・生産後に
厳しい検査を実施しているので品質面・安全面に問題はありません。
DELLパソコンの特徴
ノートパソコンの種類が多い
DELLの大きな特徴の1つとして「ノートパソコンの種類の多さ」が挙げられます。
DELLのノートパソコンには
・Inspiron 比較的安価なミドルスペックのエントリーモデル
・XPS クリエイター向け
・Latitude、Vostro ビジネス向け
・Precion プロ仕様
・DELL G、ALIENWARE ゲーミングモデル
などの種類があります。
エントリーモデルからプロ仕様、ゲーミングモデルまで揃っており、
どんな用途でも適したパソコンがDELLだと見つけやすいです。
カスタマイズ性は高め
DELLのパソコンはカスタマイズ可能で、
カスタマイズの選択肢も比較的多くて自由度が高くなっています。
パソコンの種類が多いので、
そもそも用途や目的に合わせたパソコンがDELLでは選びやすくなっています。
その上カスタマイズできるわけですから、
「痒い所に手が届く」性能の自分だけのパソコンが買えるのです。
ただしカスタマイズ性は比較的高めなだけで、
自作パソコン並みに自由度が高いわけではありません。
自作パソコン並みのカスタマイズができるBTOメーカーもありますから、
カスタマイズ前提だとDELLは第一候補にはなりにくいです。
サポートは充実しているが・・・
海外メーカーは日本メーカーに比べるとサポートがイマイチと言われることが
多いですが、DELLはサポートも充実しています。
標準のサポートでも出張修理や引き取り修理をしてもらえますし、
自分で修理する場合にはパーツを送ってもらうことも可能です。
電話サポートは平日のみですが、
9時から21時までと比較的遅い時間まで受け付けています。
さらに別途料金を払ってプレミアムサポートに加入すると、
電話サポートは24時間365日対応となります。
パソコンの使い方についてのサポートも受けられて、
ハードウェアやソフトウェアのサポート付きです。
ただ、プレミアムサポートの利用に必要な料金が高いのが少しマイナスです。
オペレーターに当たり外れがある?
DELLのサポートセンターのオペレーターには
「当たり外れがある」と言われています。
プレミアムサポートだと日本のサポートセンターに繋がりますが、
標準サポートだと海外のサポートセンターに繋がります。
海外のサポートセンターのオペレーターも日本語が話せますが、
オペレーターによってはこちらの言っていることが伝わりにくいことがあるのです。
サポートがスムーズに受けられるかは繋がるオペレーター次第で、
なかなか問題が解決せずにストレスが溜まることもあります。
ただお願いすればオペレーターを替えてもらえるので、
スムーズにサポートが受けられない時はオペレーターを替えてもらいましょう。
納期が遅い
DELLのマイナスの特徴として挙げられるのが「納期の遅さ」です。
BTOメーカーで注文が入ってから製造するので即納は難しく、
どうしても注文から出荷までに時間がかかってしまいます。
(即納モデルもある)
ただ他のBTOメーカーは数日から1週間程度で出荷されるのに対して、
DELLは基本的に注文から出荷まで2週間かかります。
他メーカーと比べても格段に納期が遅く、
できるだけ早くパソコンを使いたい人にはあまりおすすめできません。
同じ海外メーカーでもレノボなどは「即納」と表記されているモデルも多いです。
まとめ
DELLはアメリカのパソコンメーカーで、
2024年現在世界でも3本の指に入るトップメーカーです。
種類が多いので用途に合ったパソコンが見つけやすく、
カスタマイズできるので自分の理想のパソコンに近づけられます。
ただ少し納期が遅いですから、
急ぎでパソコンを使いたいに人にDELLは向きません。
【MADE IN JAPAN】日本製のパソコンが欲しい方へ
「MADE IN JAPAN」のパソコン...。
なんとも魅力的な響きではありませんか。
しかし、大手パソコンブランドが、海外メーカーに買収されてしまった昨今、
そのようなパソコンはあるのでしょうか?
実はあります。
しかも、コスパが高ければなおうれしいですね。
「マウスコンピューター」
というブランドをご存じでしょうか?
「マウスコンピューター」
テレビCMなどでご覧になったことがあるかもしれません。
実はれっきとした国内メーカーです。
マウスコンピューターは埼玉県春日部市の発祥で
東京に本社を置く生粋の日本企業。
さらに、親会社は東証スタンダード市場に上場しており、
「JPX日経400指数」の構成銘柄で信頼性は抜群です。
長野県飯山市に自社国内工場を保有し、
同じく長野県内にある2つの協力工場と合わせて
主要モデルはすべて
「日本製(MADE IN JAPAN)」です。
日本人の雇用と税収を守る。
希少な国内工場発のパソコンブランドになります。
国産ゲーミングPCのすすめ
まず、マウスコンピューターは何と言っても
今話題のゲーミングPCに強みがあります。
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日本製とは思えないコスパの良い機種まで取り揃えています。
プロゲーマーの大会での採用実績も豊富です。
すぐに始められる一式セットや
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日本製なのにコスパが良いノートパソコン
また、コスパの良いノートパソコンや
デスクトップパソコンもマウスコンピューターの強みです。
日本製なのにコスパが良いパソコン。
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マウスコンピューターは国内メーカーならではの安心感。
一部の海外メーカーなどと異なり、
沖縄県沖縄市と鳥取県米子市に
自社国内サポートセンターを設置しており
日本人による国内電話サポートと
LINEサポートが標準で受けられます。
必要な場合は延長保証も付帯可能。
また、埼玉県春日部市と広島県広島市に
自社国内サービスセンターを設置しており
日本人による安心の修理対応が万全です。
この機会をお見逃しなく
マウスコンピューター公式サイトでは、
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数量限定のアウトレット品などもあります。
今すぐチェックしてみてください。
DELLのパソコンについてより詳しく
DELLと他ブランドのパソコンの比較
DELLブランド製品の種類
DELLの各製品について解説します。
個人向けパソコン
モニタ
ゲーミングPC
プリンタ
法人向けパソコン
周辺機器等・その他
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