家電のシロカ(Siroca)はどこの国のメーカー?中国製?日本製?
コーヒーメーカーやオーブントースターなどのブランドである「siroca(シロカ)」
家電量販店やネット通販などで販売されており、
価格もリーズナブルで購入を検討している人も多いはずです。
ただ、sirocaはどこの国のメーカーブランドなのかが気になって
購入を躊躇っているケースがあるかもしれません。
sirocaはどこの国のどのようなメーカーの製品なのでしょうか。
sirocaはどこの国のブランド?
日本の家電メーカー
sirocaは、日本の東京に本社を置く家電メーカーであり
キッチン家電などのブランドです。
創業は2000年で、当初は「オークセール」という企業名で
ネットオークション事業を行っていました。
業績の伸び悩みから2007年に小型家電の製造・販売に事業を転換、
2010年から本格的に家電の製造・販売を行っています。
2016年に社名を「シロカ」に変更した辺りから知名度が上昇、
現在はキッチン家電を中心としたメーカーブランドとして一定の地位を築いているのです。
日本国内がメインですが
2012年に設立した中国法人を拠点としてアジア・太平洋地域でも家電を販売しています。
sirocaの家電は家電量販店ではあまり見かけませんが、
ホームセンターやショッピングモールでは取り扱われています。
2019年に電気ストーブのリコールでsirocaは一度窮地に立ったことがありました。
投資ファンドの支援を受けて体制を一新、現在は安定した経営と製品作りを行っています。
sirocaブランドの意味は「白物家電」
社名でありブランド名であるsirocaは「白物家電」が由来で、
実際にsirocaの家電には白色の物が多いです。
ただ一般的に白物家電の代表とされる
エアコンや冷蔵庫、洗濯機などはsirocaでは取り扱っていません。
シロカ(Siroca)は日本企業のブランド
「Siroca(シロカ)」ブランド製品は、
「シロカ株式会社(Siroca Inc.)」という日本企業が展開しています。

本社は東京
シロカの本社は東京都内にあります。
本社所在地は以下の通りです。
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町2丁目4番地 東京建物神保町ビル5階
sirocaの家電は中国製
sirocaは日本のメーカーブランドですが、
sirocaの家電は中国で作っています。
自社の製造拠点を持たないいわゆるファブレスメーカーで、
中国の工場に製造委託しています。
品質に問題はない
中国製と聞くと眉をひそめる人も日本には多いですが、
sirocaに限らず中国で家電を作っているメーカーは少なくありません。
原価を抑えるためにコストが安く産業の集積した中国で家電を作り、
日本でリーズナブルな価格で販売するというわけです。
大手メーカーも中国で家電を作っており、
中国製を排除すると日本で使える家電はほとんど無くなってしまうと言っても良いぐらいです。
sirocaブランドで販売する以上は厳格に品質管理を行っており、
中国製でも性能や安全性に問題はありません。
中国と香港に現地法人
シロカは、中国本土と香港に以下の現地法人を有しています。
こちらの現地法人を通して製品の製造と輸出を行っているようです。
品質管理がきちんとしている証拠なので安心してください。
西羅卡香港有限公司
Siroca Hong Kong Limited西罗卡电器(深圳)有限公司
Siroca (Shenzhen) inc
sirocaの家電の特徴
シンプルデザイン
sirocaの家電の特徴として「シンプルなデザイン」が挙げられます。
公式サイトの製品情報ページを見ると分かりますが、
どの家電も非常にシンプルなデザインで色は白と黒だけとなっています。
電子レンジやトースター、扇風機、掃除機などはテンプレートのようなデザインです。
シンプルなデザインだけにどんなインテリアにも馴染みます。
日本の家電メーカーということもあって
日本の住宅事情に適したコンパクト設計で置き場所に困りません。
見た目がシンプルな家電を探している人にはsirocaの家電はピッタリです。
主力製品は調理家電
シロカの主力製品は電気圧力鍋、ホームベーカリー、
ノンフライオーブン、コーヒーメーカー、オーブントースター等の調理家電です。
このほか、セラミックヒーターや掃除機等も展開しています。
いずれもシンプルなデザインが特徴になっています。
簡単操作
「操作が簡単」なのもsirocaの家電の大きな特徴となっています。
ユニバーサルデザインを意識してボタンがアイコン表示になっていると、
どのボタンを押せば使いたい機能が使えるのか分かりにくいです。
sirocaの家電は基本的に日本語表記となっているので、
どのボタンを押せばどの機能が使えるのか一目で分かります。
多機能ではあるもののあまり使わない機能は排除されているので、
sirocaの家電は手軽に使えます。
コスパが高い
sirocaの家電は「コスパが高い」の特徴の1つです。
いわゆる格安家電ではないので、
ハイアールなどsirocaよりも安く家電を販売しているメーカーはあります。
しかし機能性の割に価格はリーズナブルで、
例えば電子レンジは2万円以下で購入できます。
パナソニックなど大手メーカーの電子レンジは安いものでも2万円以上ですから、
sirocaの電子レンジはリーズナブルです。
全自動コーヒーメーカーもsirocaは1~3万円台で、
有名メーカーが3~5万円台ですから安いです。
安いだけで性能が劣るわけではありませんから、
sirocaの家電はコスパが高いと言えます。
他社との協業
sirocaは「他社との協業」にも積極的で、
他社と共同開発した家電も大きな特徴です。
例えばコーヒーメーカーを上島珈琲(UCC)と共同開発、
UCCの公式オンラインストアで販売しています。
炊飯器は伊賀(三重県)の窯元である長谷園と共同開発、
電気炊飯器ながら土鍋炊きご飯が楽しめます。
専門家と共同開発したsirocaのキッチン家電なら
リーズナブルな価格ながら本格的な味が堪能できるのです。
まとめ
siroca(シロカ)は日本の東京に本社がある家電メーカーであり、
その家電ブランドでもあります。
日本メーカーだけあって、シンプルなデザインでコンパクト設計という
日本人の気質や住宅事情に合った製品を提供しています。
格安ではありませんが、
大手メーカーに比べるとリーズナブルな価格でコスパが高いのも大きな特徴です。
日本語表記で使いやすさも追及されていますから、
安くて高性能で使いやすい家電を探しているならsirocaを検討してみてください。