TP-Linkはどこの国で生まれたブランド?

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目次

TP-Linkはどこの国の無線LANルーター・Wi-Fiルーターメーカー?中国製?

通販サイトなどでWi-Fiルーターをリーズナブルな価格で販売している
「TP-Link」
気になっている人も多いと思います。

ではTP-Linkはどこの国のメーカーブランドで、
製品にはどういった特徴があるのでしょうか?

 

TP-Linkはどこの国のブランド?

中国発祥のネットワーク機器メーカー

TP-Linkは、アメリカとシンガポールに本社を置く
中国のネットワーク機器メーカーであり、ネットワーク機器ブランドです。

1996年に中国の深圳市でTP-Linkの源流となる
ネットワーク機器の製造・販売を行う企業が設立されます。

2000年に同じ創業者によって別会社が設立され、
こちらが現在のTP-Linkの前身となります。

2005年からグローバル展開を開始、
2008年に海外拠点となるアメリカ法人を設立しました。

2022年に海外事業を別会社として独立させ、
2024年に海外事業の本社機能をアメリカ法人とシンガポール法人に移しました。

アメリカとシンガポールの二本社体制

TP-Linkの公式サイトには「米国カリフォルニア州アーバインに本社を置く」、
日本法人の公式サイトには「本社をシンガポールに構え」と記載されています。

公式サイトで本社の場所が違っていますが、
アメリカとシンガポールの二本社体制というのが正しい表現です。

日本には2015年に法人を設立して本格的に進出、
現在は日本を含めて170か国以上で事業を展開しています。

TP-Link Amazonストア

TP-Linkダイレクト 楽天市場店

TP-Link公式ダイレクト – Yahoo!ショッピング

 

無線LAN機器のトップメーカー

家庭用無線LAN機器世界シェア首位

TP-Linkは2025年1月現在、
「無線LAN機器」の世界シェアでトップを獲得しています。

無線LAN機器と言われてもピンと来ないかもしれませんが、
簡単に言うとWi-FiルーターやWi-Fi中継器などのことです。

2013年の第1四半期に40%超のシェアを獲得して世界一となり、
2023年まで12年連続でその座を守っています。

法人向けはシスコシステムズが首位

ちなみにTP-Linkが世界シェアトップなのは家庭用の無線LAN機器で、
企業向けの無線LAN機器はシスコシステムズがトップシェアとなっています。

日本でもTP-Linkは着実にシェアを伸ばしており、
NECやバッファローとともにトップ3を形成している状況です。

 

TP-Linkの製品の特徴

価格が安い

TP-Linkの無線LAN機器の特徴と言えば、
何と言っても「リーズナブルな価格」です。

例えば
・Wi-Fi6対応
・IPv6対応
・同時接続数42台
・3階建て4LDK向け
のWi-FiルーターがTP-Linkだと5,000円台で購入できます。

NECやバッファローだと、Wi-Fi6対応で同時接続数が30台以上、
3階建て4LDK向けだと価格は1万円を軽く超えます。

もう少し同時接続数が少ない機種はTP-Linkだと3,000円台なので
NECやバッファローなどと比べると数千円安いです。

2025年1月現在の最新規格であるWi-Fi7対応の機種も、
TP-Linkなら1万円以下で購入可能です。

NECやバッファローなど他メーカーのWi-Fi7対応機種は
2万円を超えるものも少なくないので、TP-Linkはかなりリーズナブルとなっています。

ただ安いだけでなく高性能ですから、
TP-LinkのWi-Fiルーターは「コスパが高い」とも言えます。

 

セットアップが簡単

TP-LinkのWi-Fiルーターは
「セットアップが簡単」なのも大きな特徴です。

最近は簡単になってきていますが、
かつてはWi-Fiルーターのセットアップはかなり面倒でした。

初心者だと1日がかりでも設定できないほど面倒でしたが、
TP-LinkのWi-Fiルーターは専用アプリで簡単に設定できます。

Wi-Fiルーターをインターネット回線に接続したら、
スマホで専用アプリの指示に従って設定するだけでOKです。

初心者でも数分で設定できますから、
Wi-Fiルーターを購入してすぐに使い始められます。

 

セキュリティ対策も万全

TP-LinkのWi-Fiルーターはセキュリティ対策も万全で、
安全にインターネットが使えます。

追加セキュリティ機能であるHomeShieldが搭載されている機種なら
・情報漏洩
・コンピューターウイルス
・乗っ取り
といったネットリスクからパソコンやスマホを守ってくれます。

WPA3という高度な暗号化技術を採用しており、
悪意ある第三者に通信内容を傍受されにくいです。

通信時間の管理や利用コンテンツの制限もできるので、
子供が親の目が届かないところで危険なサイトにアクセスするといった心配もありません。

バックドアが見つかったという情報は本当?

ただ、アメリカではTP-LinkのWi-Fiルーターに
情報を抜き取るためのバックドアが見つかったという報告もあります。

これはイスラエルのセキュリティ企業「Check Point Software Technologies」
によるレポートに記載されています。

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チェック・ポイント・リサーチ、TP-Linkルーターに埋め込まれた悪意あるファームウェアの存在と、中国のAPT... チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社のプレスリリース(2023年5月22日 12時37分)チェック・ポイント・リサーチ、TP-Linkルーターに埋め込まれた悪...
Check Point Software
チェック・ポイント:サイバーセキュリティソリューションのリーダー チェック・ポイントは、世界中の企業や政府機関にサイバーセキュリティ ソリューションを提供する大手プロバイダーです。

この件が気になっている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

こちらはそもそもTP-Linkのルーターに外部の攻撃者によって
悪意のあるファームウェアが埋め込まれたという報告になっています。

現状では大規模な情報漏洩は報告されておらず、
100%安全ではないもののリスクはそれほど高くありません。

普通に売れているメーカーなので
あまり神経質になる必要はないかと思います。

 

まとめ

TP-Linkはアメリカとシンガポールに本社を置く
中国の通信機器メーカーであり、通信機器ブランドです。

リーズナブルでコスパが高いので、
安くて高性能なWi-Fiルーターが欲しいと考えている人にはTP-Linkはピッタリです。

ただ外部の攻撃者によるとは言えバックドアの存在も示唆されており、
セキュリティ性能自体は高いものの、神経質な人にはTP-Linkはおすすめしません。

製品自体はコストパフォーマンスが高く特に問題ありません。

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