国内VPS(仮想専用サーバー)事業者まとめ
国内の主要なVPSサービスをまとめました。わかりやすい解説付き。
国内VPS(仮想専用サーバー)事業者一覧
ここがポイント
例えば、ITスタートアップ企業がサービス開発時に利用するなど、
信頼性は確保しつつ、コスパを重視する場合もあるはずです。
その場合は、さくらのVPSかConoHaを選ぶといいでしょう。
テスト用途やBCP対策などにおすすめしたいのは、さくらのVPSです。
さくらのVPSは、低コストな石狩リージョン(北海道)が選べるという強みがあり、
最初期にコストを抑えつつ開発を進めたい場合に適しています。
もう一つのConoHa VPSは、ロードバランサが選択できるなど、高機能が特徴のユニークなVPSです。アプリの開発などに適しているのではないでしょうか。
WordPressでホームページの制作がしたい場合の話もしておきます。
この場合は、VPSを選ぶよりもむしろ共用サーバーのエックスサーバーを選んだほうが、
管理が簡単なうえに高性能、低コストで済む場合もあるので頭の片隅に置いておくといいかもしれません。
数十万PVでも余裕です。
それでは、一覧を見ていこうと思います。
さくらのVPS(定番おすすめ)
さくらインターネット
コスパの高い石狩リージョン
さくらインターネットによる「さくらのVPS」は、
定番中の定番のVPSサービスです。
Linuxだけでなく、Windows Serverもあります。
特に、石狩リージョン(北海道)は価格性能比が高くおすすめです。
東京だけではなく北海道も選べるという点で、BCP対策にもおすすめです。迷ったらとりあえずこれ。
独自ドメインは、エックスドメインなどで取得したほうが安いです。
公式サイト
さくらのVPS
さくらのVPS for Windows Server
XServer VPS
エックスサーバー
今一番勢いがあると言っても過言ではないレンタルサーバー会社
エックスサーバーの提供するVPS
エックスサーバーらしい高性能と低価格
優れたコストパフォーマンス
国内シェアNo.1のエックスサーバーが提供するVPSサーバー『XServer VPS』
ConoHa VPS(高機能おすすめ)
GMOインターネット
機能豊富
「ConoHa VPS」は、東証一部上場企業、GMOインターネットによるVPSサービスです。
高機能なのが特徴で、ロードバランサやオブジェクトストレージなども利用できます。
独自ドメインは、サービス内で取得できます。
派生サービスには、個人向け共用サーバーのConoHa WINGがあります。
「KUSANAGI」簡単インストール
「KUSANAGI」簡単インストール機能を搭載しており、WordPressを利用する個人ユーザーに人気があります。
また、ゲーム環境の構築に適した「ConoHa for GAME」も登場しました。
Minecraft(マイクラ)ユーザーにもよく使われるように、ゲームのマルチプレイに適しています。マイクラのほかにも、CS: GO 、テラリア、7 Days to Die 、Factorio、Assetto Corsa、Valheim などに対応しています。
公式サイト
ConoHa VPS
ConoHa for Windows Server
クラウド VPS byGMO
GMOグローバルサイン・ホールディングス
「Plesk」対応
クラウド VPS byGMOは、GMOグローバルサイン・ホールディングスによるVPSサービスです。
信頼の実績と、「Plesk」による簡単操作が魅力です。
同社は他にも、法人向け共用サーバーやSSL、
クラウドサービス「ALTUS」シリーズなど、多数のサービスを展開しています。
法人向けレンタルサーバー「iCLUSTA+」の詳細はこちら
【GMOクラウド ALTUS(アルタス)】
独自ドメインは、バリュードメインなどで取得したほうが安いです。
公式サイト
GMOクラウドのVPS 詳細はこちら
最新Pleskで常時SSL化
お名前.com VPS
GMOインターネット
ドメイン取得サービス「お名前.com」と親和性が高いVPSサービスです。
比較的性能の良い、低価格共用サーバーもあります。
公式サイト
WebARENA Indigo Pro
NTTPCコミュニケーションズ
日本政府系企業である日本電信電話(NTT)グループ傘下の、NTTPCコミュニケーションズが提供する、高セキュリティと自動バックアップなどを搭載したビジネス向けクラウドサーバーです。
規模に合わせて簡単にスペックアップが可能であり、東京と大阪に環境を構築することでBCP対策ができます。
スモールスタートには、Indigoを選択します。
WebARENA Indigo
NTTPCコミュニケーションズ
従量課金制
日本政府系企業である「日本電信電話(NTT)」グループ傘下の、NTTPCコミュニケーションズが提供する、シンプルでリーズナブルな従量課金制VPSサービスです。
Windows Serverに対応したプランもあります。
こちらはWebARENAの中でも、スモールスタートに適するVPSです。スペックアップしても比較的お手頃な価格が特徴となっています。
より高度なセキュリティが求められる用途には、この次のSuitePROを選択します。
ABLENET VPS
ケイアンドケイコーポレーション
大阪市に本社を置く電気通信事業者で、20年以上の歴史があります。
MT4/MT5などFXの自動売買システムの利用に最適なWindowsプラン(WindowsServerが利用可能)が用意されています。
テスト環境などでは、V0プラン(712円/月、年払い502円/月)から始められます。LinuxはCentOSがすぐに利用できるほか、数種類から選べます。
ウェブ構築の場合は、V1プラン(年払い1,027円/月)から始めるのがおすすめですが、WordPressが簡単に利用できる共用サーバーの方が良いかもしれません。
KAGOYA CLOUD/2
カゴヤ・ジャパン
京都発
京都市に本社を置く「カゴヤ・ジャパン」によるVPSサービスで、イメージキャラクターによるサービス説明が受けられるようです。
独自ドメインは、エックスドメインなどで取得したほうが安いです。
カゴヤ・ジャパンは、京都府相楽郡に自社データセンターを保有しています。
京都の地に根付いたプロバイダとはユニークですね。
公式サイト
KAGOYA CLOUD VPS
カゴヤ・ジャパン
カゴヤ・ジャパンのVPSサービスです。「KVM」「OpenVZ」2種類の基盤を利用できることが特徴です。
公式サイト
SPPD マネージドVPS
プレイングネットワーク
SPPDの法人向けVPSサービスです。
SPPD VPS(KVM)
プレイングネットワーク
SPPDのVPSサービスです。
RapidSite VPS
GMOグローバルサイン・ホールディングス
GMOグローバルサイン・ホールディングス系のVPSです。
公式サイト
ASJ VPS
ASJ
ASJのVPSです。
公式サイト
VPS for Business HA
シーズ
シーズのVPSサービスです。
mixhost VPS
アズポケット
アズポケットのVPSサービスで、広帯域通信が魅力です。
ServersMan@VPS
ドリーム・トレイン・インターネット
スモールスタート
プロバイダで知られる、DTI(ドリーム・トレイン・インターネット)のVPSです。
256MBの超小容量から用意されているため、かなりの低コストで始められます。
公式サイト
ATW 専用サーバー(VPS)
エーティーワークス
ATW Internet ServiceのVPSです。
Joe’s VPS
ビットスター
Joe’sのVPSです。
国内VPS(仮想専用サーバー)事業者(機能特化型)
SPPD 仮想Windowsデスクトップ
プレイングネットワーク
SPPDの仮想Windowsデスクトップサービスです。「MT4」がプリインストールされており、「Dr.Web アンチウイルス」の無償ライセンスを提供していることから、セキュリティも万全です。
通常プランは「Libre Office」を搭載していますが、「Microsoft Office」搭載プランも用意されています。
LOLIPOP!マネージドクラウド
GMOペパボ
新サービス
ロリポップブランドで展開される新しいタイプのサービスで、キャンペーンサイトなどに適しています。独自ドメインは、ムームードメインで取得できます。
公式サイト
お名前.com デスクトップクラウド for MT4
GMOインターネット
FX専用
FXの自動売買システムである「MT4」に特化したVPSサービスです。
公式サイト