ダイナブック(dynabook)とラヴィ(LAVIE)ならどっちを買うべき?おすすめは?
「パソコンは国産メーカーが安心なので『ダイナブック』とNECの『ラヴィ』の
どっちかにしようと考えている」という人も多いかもしれません。
ではダイナブックとNECのラヴィならどっちを選ぶべきか、
価格やサポート面などを比較してみましょう。
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ダイナブックもラヴィも国産パソコンじゃない!?
「国産メーカーのパソコン」ということでダイナブックとラヴィを選択肢に入れている人も
多いかもしれませんが、厳密にはどっちも国内資本のパソコンではありません。
ダイナブックは「Dynabook株式会社」の製品です。
元々は東芝のグループ企業である東芝クライアントソリューションという会社が
ダイナブックを作っていました。
しかし東芝本体が多角化に失敗して経営が傾いたことで
パソコン事業がシャープに譲渡されて、Dynabook株式会社と社名変更します。
Dynabook株式会社の親会社であるシャープは台湾のIT企業「ホンハイ」の
子会社ですから、ダイナブックは実質的に台湾企業系の製品となるわけです。
ラヴィは元々「日本電気株式会社(NEC)」の製品で、
現在もNECブランドで製造・販売を行っています。
ただラヴィの製造・販売を手掛けるNECのパソコン部門が中国系企業である
「Lenovo」に買収され、現在NECのパソコン部門はLenovo傘下です。
現在もNECブランドでラヴィは製造・販売されているものの、
実質的には中国資本の製品となっているのです。
ただ、外資とはいえ国内メーカー・ブランドのパソコンであることには変わりなく、
メーカーの信用度としてはダイナブックもラヴィも大きな違いはありません。
ラヴィは国内工場でも作られている
ダイナブックの生産拠点は中国とベトナムで、ダイナブックのパソコンを購入すると
中国・ベトナムのいずれかで作られてたものを使うことになります。
ラヴィは一部のモデルは中国のLenovoの工場で作られていますが、
主として山形県にあるNECの工場で作っています。
中国は最先端技術の集積地と言われており、
国内外問わず多くの電子機器メーカーの工場が中国に集まっているのです。
中国の工場で作られるパソコンには最先端技術が詰め込まれているわけですから、
品質的には全く問題ありません。
ただ、実質的には中国系資本の製品とは言え
主に日本国内で作られているラヴィに安心感を抱く人が多いでしょう。
価格はラヴィの方がやや安い
モデルやセールの有無によって変わるものの、
同じスペックのパソコンならラヴィの方が少し安く買える可能性が高いです。
例えば
・Windows11
・15.6型ディスプレイ
・メモリ8GB
・ストレージ256GB
というスペックのノートパソコンがラヴィの公式オンラインショップでは9万円台で
購入できます。
WordやExcelが使えるMicrosoftOfficeを付けても11万円台で、
セール時やクーポンを使うと10万円台で買えます。
同じスペックのノートパソコンをダイナブックの公式オンラインショップで購入すると
Office無しで10万円台、Office有りだと12~13万円台です。
CPUやディスプレイなどの性能が違うので単純には比較できませんが、
同程度のスペックならラヴィの方が安く買える可能性が高いです。
なお、直販だと一見してとても安いモデルは、Celeron搭載機種の可能性があります。
快適に使うにはCoreシリーズを搭載した機種のほうが良いでしょう。
ビジネス用ならダイナブック
プライベート用ならリーズナブルなラヴィですが、
ビジネス用ならダイナブックをおすすめします。
ラヴィは映像や音響に力を入れており、
動画視聴や音楽鑑賞などを楽しむのに適したパソコンとなっています。
反面動画編集などデータ作成など負荷の大きい作業にはあまり向いておらず、
ビジネス用として使うには少し力不足です。
ダイナブックは元々ビジネス用として作られており、負荷の大きい作業でも
問題ありませんし、ノートパソコンは軽い割に頑丈で持ち運ぶのにも適しています。
ビジネス用のパソコン購入を考えているのであれば、
少し割高でもラヴィよりダイナブックがおすすめなのです。
サポートはラヴィがやや上
特にパソコン初心者はサポートのお世話になる機会も多いですが、
サポートの充実度を比較するとラヴィの方がやや上です。
ラヴィは月額550円でメーカー保証を6年まで延長可能で、
月額495円で落下や水濡れにも対応した特別保証が受けられます。
電話サポートも月額880円を支払えば何度でも無料で受けることが可能です。
ダイナブックもメーカー保証を延長できますが、
標準保証も落下・水濡れに対応した特別保証も最大5年となっています。
電話サポートは購入から5年間は無料ですが、
6年目以降は1件当たり2,000円の料金が発生します。
パソコンは購入から年数が経てば経つほどトラブルも多くなって、
サポートのお世話になる機会も多くなるものです。
購入から5年まではダイナブックの方がサポートは割安ですが、
サポートが必要な機会が多くなる長期での利用ではラヴィの方が充実しています。
まとめ
ダイナブックとラヴィを比較しましたが、大前提としてどっちも厳密に言うと
現在は国内資本のパソコンでないことは頭に入れておきましょう。
その上で価格やサポート面を重視するならラヴィ、ビジネス用で性能を重視するなら
ダイナブックといった選び方をするのがおすすめです。
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