EDIFIER(エディファイア)とはどこの国の会社?中国製?読み方は?[イヤホン][スピーカー]
Amazonなど通販サイトで「Edifier(エディファイア)」というブランドの
イヤホン・ヘッドホンやPCスピーカーに興味を持った人も多いのではないでしょうか。
ただ馴染みのないと良し悪しが判断できないので、Edifierについて
どこの国のブランドなのかどういった特徴があるのかなど詳しく見ていきましょう。
Edifierはどこの国のメーカー?
中国深圳・北京のオーディオ製品メーカー
「Edifier(エディファイア、深圳市漫步者科技股份有限公司)」は、
中国の深圳に本社がある中国の音響機器メーカーです。
1996年に設立してまもなく北米(カナダ)に進出、1999年には中国市場で
「スピーカーの定番ブランド」として認識されるようになります。
2010年には中国で株式を上場、
中国では初めて上場した音響機器メーカーとなりました。
2011年には日本の音響機器メーカーであるSTAXを買収、
日本法人も設立して日本市場にも進出しています。
設立から30年足らずですが、
・iFデザイン賞
・レッドドット・デザイン賞
・CESデザイン賞
・VGPアワード
といった名立たる国際的な数々の賞を受けています。
デザイン性と機能性を兼ね備えながらも価格は控え目で、
コスパの高いオーディオブランドとして日本でも人気が出てきているのです。
読み方は「エディファイア」
「EDIFIER」は「エディファイア」と読みます。
設立は1996年
漫步者は1996年、中華人民共和国北京市にて設立されました。
なお「北京市」とは中華人民共和国の首都です。

2001年に深圳で工場設立
漫步者は2001年に中国広東省深圳市に工場を設立しました。
2007年に株式会社へ組織変更、同年に広東省東莞市に工場を建設しました。
日本のスタックスを買収
また、2012年に日本の埼玉県に本社を置くヘッドホンメーカー
「STAX(スタックス)」を買収しました。
このためEdifierの製品にはスタックスの技術が使われています。
Edifierの日本法人もスタックスと同住所にあります。
Edifier Japan株式会社
〒354-0004 埼玉県富士見市下南畑3798−1
米国の企業と提携
アメリカ合衆国のタブレット端末向けヘッドセットを製造するメーカー
「Audeze LLC」と提携関係にありました。
Edifier製品は中国製
Edifierは中国の音響機器メーカーですから、
製品のほとんどは中国にある自社工場で作っています。
自社工場で設計から組み立て、最終チェックに至るまで、
厳しい管理の下で行っているので品質には全く問題がありません。
日本では中国製品に対する評価が高くないですが、Edifier製品に限らず
中国製の電化製品はイメージほど「安かろう悪かろう」ではないです。
今や中国には世界中の電機メーカーの工場が軒を連ねており、
電化製品に関する世界最先端の技術が中国に集まっています。
世界最先端の技術が使われる上に、Edifierは自社工場で厳格な品質管理を
行っているので品質には問題が無いどころか高品質と言えるのです。
主力製品はスピーカーとイヤホン・ヘッドホン
EDIFIERの主力製品は、PCなどに接続できる
パワードスピーカー(電源とアンプが内蔵されたスピーカー)、
ワイヤレススピーカーおよびイヤホン・ヘッドホンです。
このほか、ゲーミングヘッドセットや
ゲーミングイヤホンも販売しています。
Edifier製品の特徴
コストパフォーマンスが良い
Edifier製品の大きな特徴の1つとして挙げられるのが「コスパの高さ」です。
公式サイトで製品の価格をチェックすると、
ワイヤレスイヤホンは1万円前後となっています。
ワイヤレスヘッドホンも1万円以下で買えますし、
スピーカーも1~2万円台の製品が多いです。
価格が安いだけではなく、
高品質のBluetoothチップセットやコーデックが搭載されています。
また高水準の防水・防塵機能も備えている製品もあり、
外出先で使うことも多いワイヤレス機器でも安心となっています。
高音質で使い勝手も良い上に価格が安いので、
Edifier製品はコスパが高いと評判なのです。
デザイン性が高い
Edifier製品の大きな特徴として外せないのが「デザイン性の高さ」です。
機能性だけを追求して見た目がモッサリしているイヤホンやヘッドホンだど、
身に着けるのを躊躇ってしまうこともあります。
しかしEdifierは先にも紹介したようにデザインに関する国際的な賞を
数々受けており、デザイン性の高いオーディオ機器となっています。
スタイリッシュなデザインでファッションの邪魔をしない、
というのもEdifierが高い人気を得ているポイントです。
長時間使用可能
「長時間使用できる」のもEdifierのイヤホン・ヘッドホンの特徴の1つです。
バッテリーが長持ちで、例えばワイヤレスイヤホンの「W260NC」は単体でも8時間、
充電ケースを使うと最大32時間連続で使用可能です。
「W320TN」は単体で5.5時間、充電ケース併用で27.5時間、
さらに急速充電対応で10分の充電すると1時間使用可能となります。
Edifierのイヤホンやヘッドホンが長時間使用できるのはバッテリーが
長持ちなだけでなく、高い「装着感」もポイントです。
人間工学に基づいたデザイン設計で、
装着しているのを忘れるぐらいストレスフリーな装着感となっています。
バッテリーが長持ちな上に長時間装着していても疲れないので、
Edifierのイヤホン・ヘッドホンは長時間使用可能なのです。
特にイヤホンやヘッドホンを使っていると疲れる人にEdifierはおすすめです。
サポートも万全
Edifierはサポートが万全なのも嬉しいです。
Edifierには日本法人(スタックスと同住所)がありますから、
初期不良など万が一不具合が発生しても日本語でのサポートが受けられます。
Edifier Japan株式会社
〒354-0004 埼玉県富士見市下南畑3798−1
もちろんメーカー保証も付いているので、
保証期間内であれば無償での修理・交換にも対応してもらえます。
海外メーカーは価格が安い代わりにサポートが疎かで、
日本語でのサポートが受けられないことも少なくありません。
安さは魅力だけどサポート面が不安で海外メーカーの製品には手が出しにくい
と考えている人にも、Edifierはおすすめです。
まとめ
Edifierは中国のオーディオ機器メーカーです。
設立から30年足らずですが中国国内はもちろん国際的に高く評価されており、
コスパの高いオーディオブランドとして人気を獲得しています。
日本法人もあってサポート面も万全ですから、
中国メーカーを敬遠している人も一度Edifierを検討してみてください。