Garminのスマートウォッチはどこの国のメーカー・ブランド?中国製?
スマートウォッチの人気ランキングで
Apple Watchとともに上位に必ず名を連ねているのが「Garmin」です。
では、Garminはどこの国のメーカーブランドで
スマートウォッチにはどういった特徴があるのかを詳しく見ていきましょう。
Garminはどこの国のブランド?
米国発祥のGPS関連機器メーカー
「Garmin」は、スイスのシャフハウゼンに本社を置くGPS関連機器メーカーで、
スマートウォッチなどの製品ブランドです。
登記上の本社はスイスですが設立されたのはアメリカで、
現在も実質的な本社機能はアメリカにあります。
GPS機器の先駆者
1989年にアメリカのカンザス州オレイサで、
当時軍事用が中心だったGPS機器を民間市場に広めることを目的として設立されました。
航空機向けGPS機器から始まって船舶用、アウトドア用、自動車用などを開発、
現在当たり前に使われているGPS機器のパイオニア的存在です。
2003年にGPSウォッチを開発してウェアラブルデバイス市場に参入、
2014年にスマートウォッチを開発します。
現在はスマートウォッチ事業に加えて従来のGPS事業も続けており、
特にプロ向け市場で高い評価を受けているのです。
GPS機器のパイオニアにも関わらず日本での知名度が高くないのは、
プロ向けの製品が多いからだと思われます。
なお海外メーカーですが、日本法人の「ガーミンジャパン」がありますので
日本国内でも安心して購入できます。
→ ガーミン公式オンラインストア – Yahoo!ショッピング
工場は台湾とポーランド
ガーミンジャパンの公式サイトによれば、Garmin製品の生産拠点は
いずれも自社工場で台湾とポーランドにあります。
個人的に日本向けは台湾製(Made in Taiwan)が多いのかなという印象です。
多くのメーカーはスマートウォッチを中国の工場で生産していますので、
中国製以外のスマートウォッチは珍しいです。
Garminのスマートウォッチの特徴
用途に応じたモデルがある
Garminのスマートウォッチの大きな特徴の1つが
「用途に応じたモデルが揃っていること」です。
スマートウォッチの使い方は人それぞれで、
日常生活で腕時計代わりや健康管理として使う人も居ます。
心拍数や血中酸素濃度などのデータをトレーニングに活用するために
スマートウォッチを使う、という人も居ます。
他メーカーのスマートウォッチは機能によってモデルが分かれていますが、
Garminのスマートウォッチは用途によってモデルが分かれているのです。
日常用にはフラッグシップモデル「fēnix」
日常使いならフラッグシップモデルの「fēnix」、
スタイリッシュなデザインでスーツに合わせても違和感がありません。
ランニングやゴルフなど100以上のスポーツに対応しており、
長時間バッテリーであらゆる用途に使えるオールマイティモデルです。
健康管理用には「Venu」「vīvo」
健康管理のためにスマートウォッチを使うなら「Venu」「vīvo」、
心拍数・エネルギーのモニタリング、ストレス追跡などの健康管理機能が搭載されています。
ウォーキングやヨガなど軽めのトレーニングに対応しており、
コンパクト軽量で着用していても気になりません。
アウトドアには「Instinct」
アウトドアのお供には「Instinct」、
GPS搭載で高い耐水・耐熱・耐衝撃性能を持つタフネスモデルです。
登山やマリンスポーツにピッタリのモデルで、
ソーラー充電にも対応しているので長時間の使用にも耐えられます。
ランニングには「Forerunner」
「Forerunner」は名前の通りランナーのために作られた、
ランニングに特化したモデルです。
ランニングデータを計測・記録できるだけでなく、
コースデータや天候などから完走時間の予測、
おすすめワークアウトの提案などもしてくれます。
有名なマラソンランナーやスポーツトレーナーも勧める
ランナーのためのスマートウォッチです。
ゴルファーには「Approach」
ゴルファーには「Approach」で、
世界43,000以上のゴルフコースデータがプリインストールされています。
ピンまでの距離や高低差の計測、
状況に合ったクラブ選択といった機能も備わっているのです。
マリンダイバーには「Descent」
マリンダイバーには「Descent」、水深200mまで耐えられる耐水性を備え、
シングルガス、マルチガスなど様々なダイブモードに対応しています。
世界4,000か所のダイブマップを搭載、
最大30mの距離の間でメッセージのやり取りができるソナーネットワークなど
安全にダイビングできる機能が備わっています。
それぞれ用途に特化しているだけでなく、
普通のスマートウォッチとしての機能も備えているので、
全てのモデルが日常使い可能です。
長時間バッテリー
Garminのスマートウォッチのもう1つの大きな特徴が「長時間バッテリー」です。
バッテリーの持ちが一番良くないものでも最長5日間、
ソーラー充電対応モデルだとバッテリー切れの心配がありません。
AppleWatchやGalaxyWatchはあまりバッテリーの持ちが良くなく、
せいぜい2~3日持てば良いところです。
ほぼ毎日充電する必要があり、
その分バッテリーがヘタるのも早くなります。
Garminのスマートウォッチはバッテリーの持ちが良過ぎて、
反対に充電するのを忘れてしまうぐらいです。
ソーラー充電対応モデルだと充電の必要もありませんから、
デバイスの充電が面倒と感じている人におすすめです。
ただしスマートウォッチを安定して作動させるためにはできれば2~3日に一度、
少なくとも1週間に一度は充電した方が良いでしょう。
まとめ
Garminはスイスに本社を置くGPS機器メーカーで、
スマートウォッチなどウェアラブルデバイスのブランドでもあります。
本社はスイスに登記しているものの設立はアメリカで、
実質的にブランド運営しているのもアメリカにある子会社です。
他メーカーのスマートウォッチに比べると高価格ですが、
あらゆる用途に適応したモデルがあってコスパは悪くありません。
特にトレーニングやスポーツのためにスマートウォッチを使いたい
と考えているなら、Garminはおすすめです。