GEEKOMはどこの国のミニPCブランド?中国製?怪しくない?
デスクトップPCながら手のひらに乗るほど小型で持ち運びもできる「ミニPC」、
最近は色んなブランドのミニPCが発売されています。
今回は「GEEKOM」というミニPCのブランドをピックアップして、
どこの国のメーカーブランドか、どんな特徴があるかなどを詳しく見ていきましょう。
GEEKOMはどこの国のメーカー?
中国深圳のミニPCメーカー
GEEKOMは、現在「Shenzhen Jiteng Network Technology」という
中国の深圳市に拠点があるメーカーが運営するミニPCブランドです。
ただGEEKOMの公式サイトでは「台湾に研究開発本部を置き」となっています。
GEEKOMは2003年に台湾で設立されましたが、
設立当初からほとんど製品を中国の深圳市にある工場で作っています。
台湾でもミニPCの研究開発を続けていますが、
主要拠点は中国の深圳市で、深圳市からグローバル展開しているのが実際のようです。
発祥は台湾で、運営や製造などの実務は中国というのがGEEKOMの実態です。
ミニPC専門ブランド
GEEKOMは現在ミニPCの専門ブランドとなっています。
2003年に台湾でGEEKOMというブランドが設立されると、
2005年にノートPC、2008年にはタブレットPCを発売します。
ノートPCもタブレットPCも年間15万台以上を売り上げており、
当初のGEEKOMは一般的なパソコンブランドでした。
しかし2010年に初めてのミニPCを発売して以降はミニPCの専門ブランドとなったのです。
実際にGEEKOMの公式オンラインストアでは、
ミニPCとミニPC関連のアクセサリしか販売していません。
2025年1月現在、GEEKOMは世界130か国以上でブランド展開しており、
300万人以上のユーザーが居ます。
製造拠点は中国
最初にも書いたように、GEEKOMの製造拠点は中国の深圳市にあります。
深圳市は「アジアのシリコンバレー」とも言われており、
世界中の電子機器メーカーが製造拠点を深圳市とその周辺都市に置いているのです。
現在深圳市には、電子機器製造に関する世界最先端の技術と世界有数の技術者が集まっています。
日本では中国製品に対してあまり良くないイメージを持つ人もいますが、
パソコンなど電子機器製造に関しては中国が世界の中心と言えます。
大手メーカーのほとんどが中国でパソコンを作っており、
中国製を除外すると選択肢がかなり狭くなるのが現状です。
現在中国で製造されるパソコンなどの電子機器は高性能・高品質で、
かつての安かろう悪かろうのイメージは無くなっています。
GEEKOMのミニPCの特徴
コストパフォーマンスが良い
GEEKOMのミニPCの大きな特徴の1つが「コスパの高さ」です。
例えば
・CPU Intel Core Ultra9‐185H
・メモリ 32GB
・ストレージ 2TB
というスペックのミニPCがGEEKOMの公式オンラインストアで約14万円で販売されています。
ミニPCと同じように持ち運べるノートPCで、
上記スペック有名メーカーのものとなると価格が30万円を超えることもあります。
GEEKOMのミニPCは本体だけの価格なので、
別途モニターやキーボードを購入しないといけません。
モニターやキーボードを別途購入したとしても総額20万円以内に収まりますから、
同程度スペックのノートPCより安くてコスパが高いのです。
また、AMD Ryzen搭載機種だと10万円以下でも十分な性能のモデルがあります。
高い冷却性能と静音性を兼ね備える
コスパの高さとともにGEEKOMのミニPCの大きな特徴と言えるのが
「高い冷却性能」と「静音性」です。
本体の大きい一般的なデスクトップPCなら、
効率的な冷却と静音性の両立はそれほど難しくありません。
しかし本体の小さいミニPCやノートPCでは冷却効率を上げると
冷却ファンの音が大きくなり、静音性を求めると冷却性能が落ちてしまいます。
GEEKOMでは、「GEECOOL」という独自の冷却技術によって
スペースに余裕のないミニPCでも高い冷却性能と静音性を両立させているのです。
海外メーカーのためサポート面に若干の不安も?
GEEKOMは「サポート面」に若干の不安を残しています。
GEEKOMに限らずどこのメーカーでも、
ミニPCに限らずどんな製品でも初期不良は避けようがありません。
GEEKOMは標準で3年保証なので、
ミニPCに初期不良があれば無償で修理もしくは交換してもらえます。
ただ公式サイトが中国語もしくは英語を日本語訳しただけになっており、
日本語に十分対応しているとは言い難いです。
オンラインマニュアルも分かりにくい部分があるとのことで、
GEEKOMのサポート面に不安を感じている意見がネット上では少なからず見られました。
少々のトラブルは自分で対応できる上級者はともかく、
PC初心者や初めてミニPCを購入する人にはGEEKOMは少しハードルが高いかもしれません。
ただ保証自体はついていますので、その点そこまで心配要らないとは思います。
まとめ
GEEKOMは台湾発祥で、現在は中国中心にグローバル展開しているミニPCブランドです。
ミニPC専門ブランドで、
デスクトップPCやノートPCと比べてコスパが高いのが大きな特徴となっています。
サポート面に多少不安はありますが保証自体はついており、
用途の幅が広いので少々のトラブルに自力で対応できる中上級者にはおすすめです。
【MADE IN JAPAN】日本製のパソコンが欲しい方へ
「MADE IN JAPAN」のパソコン...。
なんとも魅力的な響きではありませんか。
しかし、大手パソコンブランドが、海外メーカーに買収されてしまった昨今、
そのようなパソコンはあるのでしょうか?
実はあります。
しかも、コスパが高ければなおうれしいですね。
「マウスコンピューター」
というブランドをご存じでしょうか?
「マウスコンピューター」
テレビCMなどでご覧になったことがあるかもしれません。
実はれっきとした国内メーカーです。
マウスコンピューターは埼玉県春日部市の発祥で
東京に本社を置く生粋の日本企業。
さらに、親会社は東証スタンダード市場に上場しており、
「JPX日経400指数」の構成銘柄で信頼性は抜群です。
長野県飯山市に自社国内工場を保有し、
同じく長野県内にある2つの協力工場と合わせて
主要モデルはすべて
「日本製(MADE IN JAPAN)」です。
日本人の雇用と税収を守る。
希少な国内工場発のパソコンブランドになります。
国産ゲーミングPCのすすめ
まず、マウスコンピューターは何と言っても
今話題のゲーミングPCに強みがあります。
本格的なeスポーツにも対応したものから、
日本製とは思えないコスパの良い機種まで取り揃えています。
プロゲーマーの大会での採用実績も豊富です。
すぐに始められる一式セットや
型落ちゲーミングPCのアウトレット品もありますよ。
日本製なのにコスパが良いノートパソコン
また、コスパの良いノートパソコンや
デスクトップパソコンもマウスコンピューターの強みです。
日本製なのにコスパが良いパソコン。
素晴らしいことだと思います。
国内拠点での日本人による安心のサポート
ネットで購入するのは安くても、
不安を感じる場合もあるかもしれません。
マウスコンピューターは国内メーカーならではの安心感。
一部の海外メーカーなどと異なり、
沖縄県沖縄市と鳥取県米子市に
自社国内サポートセンターを設置しており
日本人による国内電話サポートと
LINEサポートが標準で受けられます。
必要な場合は延長保証も付帯可能。
また、埼玉県春日部市と広島県広島市に
自社国内サービスセンターを設置しており
日本人による安心の修理対応が万全です。
この機会をお見逃しなく
マウスコンピューター公式サイトでは、
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