JackeryとANKERとEcoFlowとBluettiとAiperのポータブル電源を比較した結果。

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JackeryとANKERとEcoFlowとBluettiとAiperのポータブル電源とソーラーパネルを比較

この記事を読めば、Jackery(ジャクリ)とANKER(アンカー)とEcoFlow(エコフロー)とBluetti(ブルーティー)とAiper、EENOUR、Oukitel、JVCKENWOOD、PowerArQなどをはじめとし、

国内で販売されているあらゆるポータブル電源・ソーラーパネルの中で、

どのポータブル電源とソーラーパネルを選べばいいか大体わかります。

 

JackeryとANKERとEcoFlowとBluettiとAiperの会社概要

まず、5社がどこの国のどのようなメーカーなのか見てみましょう。

おすすめのメーカーだけ教えて!という場合は、「結局どれを選べばいいのか」まで飛ばしてお読みください。

 

Jackery(ジャクリ)

製造元:Jackery Inc.

米カリフォルニア州フリーモントに本社を置く、ポータブル電源メーカー。工場は中国深圳。日本法人あり。

Jackery Japan
Jackery(ジャクリ)公式サイト Jackeryは、アウトドア用の大容量ポータブル電源および太陽エネルギー製品の販売を行っております。会社情報や製品情報、イベント情報などをご覧いただけます。
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ANKER(アンカー)

製造元:安克创新科技股份有限公司

中華人民共和国湖南省長沙市に本店を置く、充電機器メーカー。工場は中国深圳など。日本法人あり。

Anker Japan公式サイト
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EcoFlow(エコフロー)



製造元:深圳市正浩创新科技股份有限公司

中華人民共和国広東省深圳市に本社を置く、ポータブル電源メーカー。DJI出身者が設立。日本法人あり。

EcoFlow Japan
EcoFlow(エコフロー)公式サイト | ポータブル電源 EcoFlowは安全性と利便性に焦点を当て、人々の生活をより良いものにするためのクリーンな電力技術を開発する事を目的とするポータブル電源ブランドです。
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BLUETTI(ブルーティー)



製造元:深圳市德兰明海科技有限公司

中華人民共和国広東省深圳市に本社を置く、ポータブル電源メーカー。日本法人あり。

BLUETTI-JP
BLUETTI(ブルーティ)公式サイト-ポータブル電源 BLUETTI(ブルーティ)は、ポータブル電源をはじめ、ソーラーパネルや防災グッズ、キャンプなどのアウトドア用品の企画生産・販売を行っております。
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Aiper(アイパー)

製造元:深圳市元兆电子商务有限公司

中華人民共和国広東省深圳市に本社を置く、ポータブル電源メーカー。

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ポータブル電源を選ぶ際に気を付けたいポイント

安全性と信頼性

まず最初に言いたいことは、ポータブル電源は

安全性と信頼性

が最重要ということ。見かけの安さやスペックより、ここがしっかりしているメーカーを選ぶのが最優先。

なぜなら、発火事故を起こすことがあるからです。

リチウムイオン電池を使っている限りみんなそうなんですけど、火事になることがあります。

ニュースで見かけたことがありませんか?

独立行政法人製品評価技術基盤機構や消費者庁、東京消防庁などからも注意喚起されています。

https://www.isad.or.jp/wp/wp-content/uploads/2021/02/no143_64p.pdf

https://www.nite.go.jp/data/000096603.pdf

https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/camp/2022/202207/camp3.html

もちろん100%安全な製品なんてものは、この世に存在しない。それはそうなんですけど、少しでも信頼性が高いものを選ぶ。

そうすることで、結果として愛車やマイホームを火災から遠ざけたり、

アウトドアなどでも、かけがえのない自分と、大切な家族を守ることにつながります。

 

日本法人の有無とPSEマークの有無

上の一覧をお読みいただくとわかるかもしれませんが、

現在、メジャーなポータブル電源は、ほぼ中国製なんです。

日本企業のブランドで発売されていても、実は中国製っていうのがほとんどです。

ただ、正直蓄電池の分野では中国が先進的で、コスパも高いのが現状といえます。

そこで、何を気を付けたらいいかというと、日本企業か or 日本法人があるかないか。

日本のメーカーは、設計の段階から日本の法令に従う義務があります。

また、中国などの外資系メーカーでも日本法人があれば、万が一の際に、まともにサポートを受けられる可能性がグンと高まります。

実際、日本で無名の中国ブランドだと、中国本土から出品していて日本法人もないというケースが非常に多いので。

代理店があれば大丈夫なものもありますが、それ以外は本当に気を付けてください。

大手のネット通販サイトでも、聞いたことがないやつがよく売られています。

いきなり故障してメーカーと連絡つかなくなっても後の祭りです。

容量が正しくなさそうなやつもあるし。

そもそもそんな製品だと、安全認証を取得しているかも怪しいですよね。

変なやつでも一応、何万もしますからね。慎重に選びたいです。

実際に、消費者庁では以下のように注意喚起されています。

製造・販売元がはっきりしている製品を選び、また回収・リサイクルに対
応しているか確認しましょう。

出典:https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_053/assets/caution_053_210825_0001.pdf

 

リコール対象ではないか、安全装置が搭載されているか

TBSラジオでは、消費者庁消費者安全課担当者の話として、以下3点の発火原因を挙げています。

バッテリーが異常発熱して燃えたと推定される

使用者が充電するときに、間違って「出力端子」と「入力端子」を接続してしまい、安全対策が施されていなかった製品で「過充電状態」となり出火したと推定される

約半数の事故が、「リコール製品による事故」

出典: https://www.tbsradio.jp/articles/detail/?id=51691

これらの点から逆算できることは、

  1. 製造元がはっきりしており、流通後も責任を持つということが明示されているか
  2. 内蔵バッテリーに異常発熱対策が施されているか
  3. 過充電保護機能が搭載されているか
  4. リコール対象ではないか & 適切にリコール情報が届け出られる会社か

です。

有名メーカーを選ぶのはもちろんですが、

そもそも、異常発熱しにくい電池を搭載しているポータブル電源を選ぶ。

これが発火対策の一つの手です。

リン酸鉄リチウムイオン電池と呼ばれる電池がそれにあたります。

この電池は、安全性が高いだけでなく、長寿命なのが特徴です。

ただもちろん、ポータブル電源の寿命は電池セルの種類のみで決まるわけではありません。

 

ソーラーパネルがあるか

細かいポイントだけど、ポータブル電源を選ぶ場合、

そのメーカーでソーラーパネルを売っているかというのも見ておくといいです。

ポータブル電源とソーラーパネルが同じメーカーで揃えられれば、

それ専用に設計されているから、特に難しく考えることなく普通に使えます。

さらに、両方発売しているってことは、その事業に力を入れているという裏返しともいえると思います。

将来的に撤退せず、販売を続けていくメーカーを選べば、サポートなども期待できるでしょう。

いつの間にか消えているブランドとかよくありますよね。

 

使っていて恥ずかしくないか

また、安全性とは別ですが、個人的にブランド力もできれば重視したいですね。

特にキャンプを始めとするアウトドアでは、ポータブル電源を外に出して使う機会が多いと思います。

その際、ポータブル電源はかなり目立つんですね。

あ、この人こんなポータブル電源を使ってると、見られるわけです。

せっかく買うなら、誰もが知るブランドを選んで、少しいい気分にひたりませんか?

それに、有名メーカーなら、上記の条件に当てはまる安全なものも多いですよ。

 

結局どれを選べばいいのか

条件に当てはまるメーカー・ブランド

それで、結局どのメーカーを選べばいいの?という話になると思いますが、

この中では、Jackery(ジャクリ)とBLUETTI(ブルーティー)、EcoFlow(エコフロー)、ANKER(アンカー)。

Jackery Japan
Jackery(ジャクリ)公式サイト Jackeryは、アウトドア用の大容量ポータブル電源および太陽エネルギー製品の販売を行っております。会社情報や製品情報、イベント情報などをご覧いただけます。
BLUETTI-JP
BLUETTI(ブルーティ)公式サイト-ポータブル電源 BLUETTI(ブルーティ)は、ポータブル電源をはじめ、ソーラーパネルや防災グッズ、キャンプなどのアウトドア用品の企画生産・販売を行っております。
EcoFlow Japan
EcoFlow(エコフロー)公式サイト | ポータブル電源 EcoFlowは安全性と利便性に焦点を当て、人々の生活をより良いものにするためのクリーンな電力技術を開発する事を目的とするポータブル電源ブランドです。
Anker Japan公式サイト
ポータブル電源 | Anker Japan公式サイト ポータブル電源は、一般的なモバイルバッテリーより、容量が大きく長時間使用することが可能。ノートPCや扇風機ような機器から、キャンプ用の小型冷蔵庫のような大きな電力...

この4ブランドは、ちゃんとした日本法人があります。

  • 専門的なメーカーで、メディアへの掲載実績がある。
  • 他の製品も含めて、世界的な実績が豊富で知名度が高い。
  • 研究開発にもお金をかけているので、比較的安全性が高い。
  • ポータブル電源とソーラーパネルも、両方販売している。

つまり、この4社は外資ですが特にどれを買っても問題ないわけです。

このうち、Jackeryはリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載していないため、今回はこれを除きます。

 

残る3ブランドの中で特におすすめできるのは、EcoFlowの

  • RIVER2 シリーズ
  • DELTA2 シリーズ

の2ラインです。

 

まず、EcoFlowというのはDJI出身者が設立したブランドです。

DJIはドローンの世界最大手ですね。先進的なメーカーだとわかると思います。

 

そして、「RIVER2」と「DELTA2」の2ラインは、

理論上3,000回の充放電サイクルを実現しています。

これって、業界平均の約6倍なんですよ?

安全性が高く、長寿命なのです。

 

おすすめは3機種あるのですが、

迷ったらまずおすすめしたいのが、

RIVER 2 Max(リバー2 マックス)

です。

こちらは、80%以上の家庭用電化製品に対応しているので、

基本これを選んでおけば大丈夫です。

512Whの容量で、6.1kgの重量となっています。

 

しかもRIVER 2 Max(リバー2 マックス)は、

国際安全認証である

TÜV Rheinland(テュフ・ラインランド)を取得した、

世界初のポータブル電源なんですよ?

これって、世界で最も安全といえなくもないですか?

 

さらにですね

何より

かっこよくないですか?

正直、めちゃめちゃかっこいいですよね?

これだけでも買う価値あると思います。

 

実際に購入する場合は、メーカーの直販品を購入すべきでしょう。

なぜなら、RIVER2シリーズとDELTA2シリーズは、

直販品だと5年保証が付帯されるからです。

これも業界最長クラスなんですよ?

長期間、安心して使えるポータブル電源です。

 

公式サイトでなくても、モールに出品している直販でもいいんですが、

どうせなら公式サイトがおすすめです。

セールを開催しているときもあるし、

Google Payが使えるので、購入も簡単ですよ。

EcoFlow RIVER 2 Maxを公式サイトで今すぐチェック

 

より大容量・高出力で、電池交換対応のDELTA2もあります。

こちらは12kgと重いのですが、その分高性能なので本格的な用途におすすめです。

EcoFlow DELTA 2を公式サイトで今すぐチェック

 

容量は少なくていいので、とりあえず安いやつを試してみたい!

という人はRIVER 2がおすすめです。3万円以下という安さで長寿命、高速充電も対応。

EcoFlow RIVER 2を公式サイトで今すぐチェック

 

エコフローでは以上の3つがおすすめです。

その他のメーカーはこちらから。

まずJackeryです。リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載していないのが今となっては残念ポイントですが、ブランド力はトップクラス。

ブランド重視の方にはおすすめです。よく人に見られる場合や、ユーザーが多いので人気ブランドを使いたい人にも。

 

次にAnkerです。モバイルバッテリーや急速充電器で有名なので、メーカーをそろえたい人にはおすすめです。

 

あとBLUETTIです。

上の3つに比べると知名度が低いかも知れませんが、安全機能が一通り搭載されており比較的安心して使えるメーカーの一つです。

 

 

Jackeryの各モデル別解説記事は↓こちら

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