スリーアップは中国メーカーじゃない!ではどこの国のブランド?
セラミックヒーターやサーキュレーター、加湿器など空調家電のブランドで
「スリーアップ(THREEUP)」が気になっている人も多いはずです。
まだそこまでメジャーではないブランドだけに
心配な人もいらっしゃるかもしれません。
スリーアップはどこの国のメーカーブランドなのでしょうか?
スリーアップはどこの国のブランド?
大阪の家電メーカー
スリーアップは日本の大阪に本社がある家電メーカーであり、
その家電ブランドでもあります。
2007年創業で、創業当初から大阪・東京のギフトショーで受賞するなど
高い評価を受けていました。
右肩上がりで売り上げを伸ばし、2013年には中国に進出、
2015年には香港の展示会を足掛かりにアジアを中心とした海外へと市場を広げます。
空調・季節家電に特化したメーカー
当初は掃除機なども作っていましたが、
現在はセラミックファンヒーターや空気清浄機など空調・季節家電に特化したメーカーです。
自社で運営するオンラインストアや大手通販サイトだけでなく、
ヨドバシカメラやヤマダデンキなど大手家電量販店でもスリーアップの家電が販売されています。
いわゆるジェネリック家電ではなく、立ち位置はアイリスオーヤマなどジェネリック家電メーカーと
パナソニックなど大手電機メーカーの間といったところです。
スリーアップの家電は中国製
スリーアップの家電は主に中国で作られています。
明確な情報は見つかりませんでしたが、実家にある2017年式のスリーアップ製電気ストーブは中国製だったため、
おそらく中国の工場に製造委託しているものと思われます。
高性能・高品質の家電を速くリーズナブルな価格で販売するには、
コストが安く産業が集積している中国で生産する必要があります。
大手家電メーカーも中国で家電を作っていますから、
スリーアップの家電が中国製であることはあまり気にしなくて大丈夫です。
品質に問題はない
また中国は今や世界の工場となっており、
日本だけでなく世界中の電機メーカーが中国で製品を作っています。
中国の事業者には家電製造の技術とノウハウが蓄積されているので、
メジャーな中国製の家電は安かろう悪かろうではありません。
スリーアップというブランドで販売するわけですから、
厳格な品質管理を行っており、安全性にも問題は無いわけです。
スリーアップの家電の特徴
デザイン性が高い
シンプルでおしゃれなデザイン
スリーアップの家電の大きな特徴の1つが、
「シンプルながらおしゃれなデザイン」です。
2019年にはドイツの「レッド・ドット・デザイン・アワード」を受賞しており、
デザインは世界的にも高い評価を受けています。
公式サイトの製品ページを見ると分かりますが、
シンプルでモダンなデザインで一見しただけでは何の家電か分からないものもあります。
卓上の小型ヒーターや除湿器は、
スマートスピーカーと言ってもおかしくないようなデザインです。
決して奇抜なデザインではありませんから、
どんなインテリアの中に置いても悪目立ちせずにしっかり溶け込みます。
カラーも白がメインで、
日本人が好むシンプルでモダンでおしゃれなデザインとなっています。
コンパクトで収納しやすい
空調・季節家電は使わない時期もあるので、
使わない時は邪魔にならないよう物置などにしまっておくのが一般的です。
重いと出したりしまったりが面倒ですし、
大きいと置き場所に困ります。
スリーアップの家電は軽量で持ち運びやすく、
コンパクトで場所を取りません。
機能もシンプルで使いやすい
スリーアップの家電は機能もシンプルで、
「使いやすさ」も特徴の1つです。
単一機能ではなく複数機能を備えているものの、
使用頻度の低い機能は搭載されていません。
電源を入れれば基本的な機能が使えるようになっており、
特に機械操作が苦手な人にはおすすめです。
また操作ボタンの表記も日本語なので、
使いたい機能がすぐに使えるようになっています。
最近はユニバーサルデザインでアイコン表記になっていて、
どのボタンを押すとどの機能が使えるのか分かりにくいことも少なくありません。
スリーアップの家電は基本的に日本語表記で、
シンプルで使いやすい家電を求めている人にはピッタリです。
大手メーカーと比べるとリーズナブル
スリーアップの家電の価格は、
大手メーカーと比べるとリーズナブルとなっています。
アイリスオーヤマなどジェネリック家電メーカーや格安家電メーカーと比べると、
スリーアップの家電はやや高価です。
しかしパナソニックなどの大手電機メーカーと比べると
数千円ほど安く購入できます。
例えば、温度設定ができて強と弱の2段階運転ができるセラミックヒーターが
スリーアップだと11,000円台となっています。
1万円以下で買えるジェネリック家電と比べると高いですが、
15,000円前後の大手メーカーと比べると安いです。
できるだけ安い家電が良く、でもジェネリック家電よりは少しいいものが欲しい
という人にはスリーアップの家電がおすすめです。
スリーアップの家電は安いだけでなく、
人感センサーやオン・オフタイマー、転倒時自動停止などの機能が搭載されています。
ジェネリック家電だとこれらの機能は省かれていることも多いので、
スリーアップの家電はコスパが高いとも言えるのです。
まとめ
スリーアップは日本の大阪に本社がある家電メーカーの家電ブランドで、
ヒーターや扇風機など主に空調家電を取り扱っています。
海外のデザイン賞を受賞したこともあって、
シンプルながらおしゃれなデザインでどんなインテリアとも調和します。
価格はジェネリック家電と大手メーカーの間で、
ジェネリック家電よりも多機能なのでコスパが高いです。