アバスト(avast)の正体
無料アンチウイルスソフトなどで知られるアバストは、一体どのような企業なのでしょうか。
どの企業によるソフトなのか
Avast Software Japan 合同会社
国内では「Avast Software Japan 合同会社」という企業がサービスを提供しています。
東京にオフィスがある
Avast Software Japan 合同会社の本社は、東京都千代田区大手町の大手町ビルにあります。

いくつものサービスを提供している
セキュリティソフトだけではなく、アバスト セキュアラインVPN、アバスト クリーンアップ プレミアムといったサービスも提供しています。

無料アンチウイルスソフトもある
アバストは無料でアンチウイルスソフトを提供していることで知られます。

あくまでアンチウイルス機能のみである
しかし、あくまでアンチウイルス機能のみであり、ファイアウォール等は搭載されていません。
また、誤解を招きやすいポップアップ広告が表示されることなどから、積極的におすすめはできません。利用は自己責任でお願いします。
ユーザーデータはサンプルである
セキュリティソフトは、基本的に個人情報を含むユーザーデータを解析しています。一方、無料で提供されているソフトというのは、その傾向が顕著であろうことは容易に想定できます。

同業他社を買収
アバストと同様にチェコ発祥で、無料アンチウイルスソフトも提供している「AVG Technologies」を買収しました。従って、AVGのソフトもアバストに準じます。

どこの国の製品なのか
中国製ではない
アバストの開発拠点は、主にロンドンやプラハといった欧州にあり、中国企業ではありません。
実はチェコ企業の製品
アバストは、ロンドン証券取引所上場のチェコ企業「Avast Software s.r.o」の製品です。
チェコとは
チェコとは、東欧に位置する共和制国家です。かつてはチェコスロバキアとしてワルシャワ条約機構に加盟し、共産主義陣営に属していました。1968年の「プラハの春」以降は民主化が進み、1995年にOECDへ加盟し、1999年からはNATOに、2004年からはEUに加盟しています。



おすすめのセキュリティソフト
実際に使ってみた中で、個人的に優れていると感じたセキュリティソフトは、Avast(アバスト)と
ESET(イーセット)です。
アバストは、実際に使ってみるとわかると思うのですが、
総合的にバランスが良い感じですね。かゆいところに手が届くというか。
ただ、アバストは「無料アンチウイルス」などで個人情報販売騒動を起こしており、不透明な部分もあります。
プレミアム(有料)版に関しては問題ないと思います。



イーセットはとにかく驚きの軽さなので、少し古めのパソコンにも良さそうです。
性能も比較的高そうな感じでした。
ただ、ESETは iPhoneアプリがありません。

これは数字がどうこうという話ではなくて、体感です。
あと、GadgebloでPRさせていただいている、ノートンさんもありますね。もちろんスポンサーさんという理由もありますが。
特にアップルユーザーさんや、リモートワークをされている方に適しています。

プロモーション記事も書いたので、要チェックですよ!


格安のものとしては、インド製ですがZERO ウイルスセキュリティというものがあり、パソコンの買い替えまで、1台1980円で使えます。
Windows Defenderと併用するとよいのではないでしょうか。
複数台だとKINGSOFT(キングソフト)のほうが安いのですが、こちらは中国企業のソフトで、中国製になります。
スキャンが速くてジャンクファイルの削除機能もある点は評価できますが、検出率が不明です。でも無料版があるので、お金がないときにはありがたいです。

使った感じはどちらも軽かったのですが、ZEROはスキャンが妙に遅い?感じがしました。キングソフトはすごく速いです。
PCモバイル合わせて5台までならESETがお得です。 iPhoneアプリはありません。
6台を超えるようだと、事実上台数無制限のマカフィー リブセーフ(米国製)や、
カスペルスキー セキュリティプレミアライセンス(ロシア製)のほうがお得かもしれません。

仕事で使うパソコンに信頼性の高いノートンなどを使い、あまり重要度が高くないデバイスは、無料や格安のもので済ませるという手もあります。
コストが許容できるのであればウイルスバスターも別に悪くはないと思います。
普通に売れていて実績もありますし、結局のところ利用目的に合うか合わないかではないでしょうか。
どちらかといえば、ノートンがおすすめですが。

本当に変なソフトだったら、実際に売れていませんよね。
Windowsにもともと入っている、Windows Defenderは無料です。
何かあった場合に、保証はできませんが。

究極にコストを削減したい場合は、これですね。
また、広告が表示されたりしますが、アンチウイルス機能のみなら、
前述のKINGSOFTやAvastのほか、AVG、Aviraなどが無料版を提供しています。
ただ、個人情報がサンプルとして使われている可能性は、想定したほうがよいのではないかと思います。
KINGSOFTは検出率が不明ですが、軽さと機能性は抜群です。
他の3つは、検出率などは問題なさそうです。
いずれにしても、何かあった場合の保証はできません。
iPhoneやiPadアプリも使いたい場合はノートンがおすすめです。ウイルスバスター
でも大丈夫です。
ESETは iPhoneアプリがありません。他のソフトは機能限定版ですが、一応用意されています。
無料アプリが良い場合には、AVGなどに無料版があります。
Androidは、大体のソフトで専用アプリが用意されています。
無料アプリが良い場合には、AVGなどに無料版があります。
パソコンがMacで、 iPhone、iPadを併用しているアップルユーザーさんには、ノートンがおすすめです。
マカフィーとかESETでも大丈夫ですが、ESETは iPhoneアプリがありません。
ウイルスバスターだと、Mac用のファイアウォールがなかった気がします。
ClamTkを使ってください。ファイアウォール設定も忘れずに。
GDATAはドイツ製だったと思います。
JungleのG DATAストアはこちらです。
純日本製というと、FFRIやハミングヘッズのものなどがありますが、ホワイトリスト方式やヒューリスティック方式になると思います。

これらは上級者向けでくせが強く、あまりおすすめできません。
一応、日本企業が関わるセキュリティソフトについてはこちらにまとめました。
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