BenQとEIZOのゲーミングモニターはどっちのメーカーがいいか比較
パソコンでゲームをしていて、思ったようにプレイがはかどらないのは「モニター」に原因があるかもしれません。
では、パソコンでのゲームプレイに適したゲーミングモニターを買うなら、「BenQ」と「EIZO」どちらが良いか比較してみましょう。
BenQは台湾、EIZOは日本
BenQは台湾、EIZOは日本のメーカーブランドです。
BenQ

BenQというメーカーとブランドが設立されたのは2001年です。元々は、台湾の電子機器メーカーであるAcerのモニターやPC周辺機器を作る一部門でした。
2001年にPCモニターブランドとしてBenQを立ち上げ、さらにその製造部門をBenQとして分社化します。Acerのグループ再編が行われた2007年にBenQは独立して、現在はAcerの子会社ではなく独立したPCモニターメーカー及びブランドとなっています。
EIZO

EIZOは、1968年に日本の石川県で設立された羽咋電機が前身です。1973年に同じく石川県の七尾電機の一部事業が羽咋電機に移管され、商号を「ナナオ」とします。
1985年に欧州向けにEIZOブランド、北米向けにNANAOブランドを立ち上げました。国内向けには1991年にNANAOブランドでPCモニターの販売を開始、1996年にはEIZOにブランドを統一、2013年には商号もEIZOに変更します。
一定年齢以上のPCユーザーの中には、NANAOブランドや「EIZO=ナナオ」のイメージを持っている人も居るかもしれません。
BenQは台湾製と中国製、EIZOは日本製
BenQのゲーミングモニターは、台湾製もしくは中国製のどちらかです。マレーシアやメキシコ、ブラジル、ドイツにもBenQの生産拠点がありますが、日本向けの製品は台湾か中国のいずれかで作られています。
EIZOは本社がある石川県に3つの自社工場を持っており、国内向けの製品はほぼ全て3つの自社工場で作られています。基盤の生産から組み立て、調整、検査、梱包まで、EIZOは一貫して自社で行っているのです。
EIZOは日本メーカーの日本製モニターですから、BenQがいくら世界的でも、日本人にとってはこれ以上ないぐらい信用できるメーカーブランドと言えます。
価格が安いのはBenQ
ゲーミングモニターの価格を比較すると、BenQの方がやや安くなっています。
価格比較サイトで、フルHD(1920×1080)23.8インチのBenQのゲーミングモニターの最安値は29,700円、EIZOの最安値は35,980円です。4K27インチのゲーミングモニターだと、BenQの最安値は96,448円、EIZOの最安値は108,000円となっています。
5,000円から1万円ほどの差なので、ゲーミングモニターの価格差としてはそれほど大きくありません。
しかし、モニター以外にもゲーミングマウスやゲーミングキーボードなども揃えないといけません。少しでも安い方がユーザーとしては助かりますから、価格重視ならBenQがおすすめです。
リフレッシュレートはBenQの圧勝
ゲーミングモニターのリフレッシュレートの比較ではBenQの圧勝です。BenQで一番高いモデルのリフレッシュレートは540Hz、EIZOの一番高いモデルのリフレッシュレートは71Hzとなっています。
テレビでもPCモニターでも、静止画を連続して映し出すことで動いている映像としています。リフレッシュレートは1秒間に何枚の静止画を映し出しているかを表しており、540Hzだと540枚、71Hzだと71枚となるのです。
1秒間に映し出される静止画の枚数が多い方が動きが滑らかなので、BenQの方が動きが滑らかで快適にプレイできます。
応答速度が速いのもBenQ
ゲーミングモニターの応答速度の比較でも、BenQはEIZOを上回っています。BenQの一番速いモデルの応答速度は0.5msで、EIZO一番速いモデルの応答速度は6msです。
ちなみに単位のmsは「ミリセカンド」で、0.5msなら10000分の5秒、6msなら1000分の6秒の遅延が発生します。もっと分かりやすく言うと、プレイヤーが操作した内容が画面内に反映されるまでに10000分の5秒あるいは1000分の6秒のタイムラグがあるということです。
数値的には10倍以上の差がありますが、体感的には全くと言って良いほど差はありません。しかし応答速度は1msでも速い方が、特に即応性が求められる対人対戦では有利です。
個人でプレイするだけなら6msでも全く問題ありませんが、対人対戦するなら0.5msのBenQを選ぶ方が良いでしょう。
ただ、応答速度だけで言うとBenQより速いゲーミングモニターは他にもありますから、応答速度重視だとBenQも選択肢に入りません。
まとめ
今回のゲーミングモニターの比較では、BenQが有利です。価格の安さ、リフレッシュレート、応答速度で上回っており、EIZOとの比較であればBenQを選ばない理由がありません。
EIZOはどちらかと言うと輝度やコントラスト比など画像のキレイさに重点が置かれており、ゲーミングモニターとしてはそれほど性能は高くないです。(一般使用目的なら十分高性能)
テレワークや事務作業、プログラミング用途、クリエイター向けなどがメインの場合は、日本製で信頼性の高いEIZOもおすすめです。


