Jackery・EcoFlow・Anker世界三大ブランドのポータブル電源・ソーラーパネルはどれがいい?比較してみた結果
アウトドアや防災対策ではもはや定番。
さらに電気代の高騰が続く中、
電気代節約のために「ポータブル電源」を使うケースも増えています。
これからポータブル電源を購入するなら、
三大ブランド「Jackery」「EcoFlow」「Anker」のどれが良いか比較してみましょう。
いずれも中国に関係があるメーカー
JackeryもEcoFlowもAnkerも中国にルーツがあるポータブル電源メーカーです。
ただし、Jackeryは米国に本社があります。
Jackery
製造元:Jackery Inc.
Jackeryは2012年にアメリカで設立され、
現在もアメリカのカリフォルニア州に本社を置いています。
アメリカで設立されてアメリカに本社があるのですが、
創業者が中国系なので中国系アメリカ企業とも言われることがあります。
ただし、シリコンバレーでは海外にルーツを持つ人が創業した企業は珍しくありません。
当初はスマホ用のモバイルバッテリーなどを扱っており、
ポータブル電源を製造・販売するようになったのは2014年からです。
2020年にポータブル電源の世界市場でシェア率1位を獲得すると、
現在までその座を守り続けています。

EcoFlow
製造元:深圳市正浩创新科技股份有限公司
EcoFlowは2017年に中国で設立され、現在も中国の深圳に本社があります。
ポータブル電源や発電機などバッテリー関連の製品を主に扱う、
バッテリーのエンジニアが集まって作ったメーカーです。
クラウドファウンディングで製品の開発資金を集めるところから始まって、
現在ではJackeryに次ぐポータブル電源の世界シェア率2位まで登り詰めました。


Anker
製造元:安克创新科技股份有限公司
Ankerは2011年にアメリカのカリフォルニア州で設立され、
現在は中国の湖南省長沙市に本社があります。
Google本社のエンジニアであった中国系の創業者が中心となって、
Google出身者数名が集まって設立したメーカーです。
ポータブル電源やソーラーパネルよりも、
スマホの充電器やモバイルバッテリーのブランドとしてのイメージが強いかもしれません。
ポータブル電源市場に参入したのは2016年ですが、
現在のポータブル電源の売上高は世界でも5本の指に入ります。

メーカーの規模や実績でポータブル電源・ソーラーパネルを選ぶのであれば、
シェア率1位のJackeryがおすすめです。
三メーカーともポータブル電源は中国製
JackeryもEcoFlowもAnkerも、ポータブル電源は中国で作っています。
Jackeryの本社はアメリカのシリコンバレーですが、
メインの生産拠点である自社工場は中国の深圳にあり、ポータブル電源をほぼ全量作っています。
EcoFlowは本社が中国の深圳にありますから、
ポータブル電源のメイン工場も深圳です。
Ankerは、設計こそ一部アメリカで行っていますが、
ポータブル電源の製造は中国の深圳で行っています。
三メーカーとも深圳でポータブル電源を作っていますが、
深圳は「アジアのシリコンバレー」とも言われる電子機器製造の最前線です。
ポータブル電源やソーラーパネル充電器だけでなく、
有名メーカーのパソコンやスマホなど多くの電子機器が深圳で作られています。
日本では中国製品は敬遠されがちなこともありますが、
電子機器に関しては中国製を除くと選択肢が大幅に限られてしまいます。
日本の大手メーカーだとJVCケンウッド(Victor)がポータブル電源を販売していますが、
やはり中国の工場で製造しています(日本ブランドではある)。
三大メーカーはいずれも生産管理と出荷前の最終チェックを自社で行った上で
世界を相手に販売しているのです。
ポータブル電源という製品の特性上事故はゼロではないものの、
Jackery・EcoFlow・Ankerのポータブル電源の危険性は低い、安全であると言えます。
価格で選ぶならAnker
ポータブル電源の価格を比較すると、Ankerが一番安くなっています。
コンパクト軽量で持ち運びやすい容量300Whクラスの価格は、
JackeryとEcoFlowの公式オンラインストアだと39,800円です。
Ankerの公式オンラインストアでは300Whクラスが24,990円で販売されています。
大容量の1000Whクラスだと、
Jackeryは139,800円、EcoFlowは139,700円、Ankerは119,900円です。
より大容量で非常用電源としても使える2000Whクラスは、
Jackeryが239,800円、EcoFlowが254,100円、Ankerが199,900円となっています。
300Whクラス・1000Whクラスでは1~2万円程度、
2000Whクラスだと4万円ほどAnkerがJackery・EcoFlowより安く買えます。
より手軽にポータブル電源・ソーラーパネルを手に入れたいのであれば、
Ankerがおすすめです。
ただし三メーカーとも頻繁にセールを行っており、
ポータブル電源が大幅割引で販売されることも珍しくありません。
実際に、2025年3月現在は三メーカーともセールを行っており、
JackeryとEcoFlowでは一部モデルが50%以上の割引となっています。
セールのタイミングによっては、
Jackery・EcoFlowの方がAnkerより安く買えることもあります。
種類が多いのはEcoFlow
扱っているポータブル電源の種類が一番多いのはEcoFlowです。
それぞれの公式オンラインストアで販売しているポータブル電源の種類は、
Jackeryが18種類、EcoFlowが24種類、Ankerが14種類です。
ポータブル電源は何台も必要なものではありませんが、
用途によって必要な容量が変わってきます。
例えばキャンプなどアウトドアで使う場合は、
軽量でコンパクトで持ち運びやすい小中容量モデルが適しています。
災害時の非常用電源なら1000Whクラスの大容量モデル、
電気代節約のために普段使いするなら2000Whクラスの超大容量モデルが必要です。
扱っている種類の多い方が、
自分の使い方に適した容量のポータブル電源が見つかる可能性が高いです。
JackeryやAnkerで欲しいポータブル電源が見つからない場合でも、
EcoFlowなら見つかるかもしれません。
リン酸鉄リチウムイオン電池で長寿命
三メーカーとも、ポータブル電源の主力モデルは蓄電池に
「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用しています。
従来のポータブル電源は、スマホと同じ三元系の
いわゆる「リチウムポリマー電池」を使っていました。
リチウムポリマー電池も長寿命なのですが、充電サイクル500回ほどで容量が減る、
いわゆる「バッテリーの持ちが悪い」状態になってしまいます。
リン酸鉄リチウムイオン電池は3000~4000回の充電サイクルに耐えられるので、
毎日使ってフル充電したとしても10年以上は使えるのです。
現状でポータブル電源はリン酸鉄リチウムイオン電池が主流となっており、
リン酸鉄リチウムイオン電池以外のポータブル電源は選択肢から外れます。
JackeryもEcoFlowもAnkerも主力機種はリン酸鉄リチウムイオン電池を使っているので、
10年程度の使用が可能でコスパが高いです。
充電時間が短いのはEcoFlow
ポータブル電源の充電時間が一番短いのはEcoFlowです。
300WhクラスだとEcoFlowは1時間でフル充電できますが、
Jackeryは2時間、Ankerは2.3時間かかります。
1000Whクラスも急速充電でEcoFlowは56分でフル充電できるのに対して、
Jackeryは60分、Ankerは58分です。
1000Whクラスは数分の違いなのでそれほど気にしなくても良いですが、
300Whクラスは1時間以上違います。
特に小中容量モデルはキャンプなどアウトドアに持って行くことも多いですから、
充電時間は短い方が便利です。
充電時間の短さでポータブル電源を選ぶならEcoFlowとなります。
まとめ
Jackery・EcoFlow・Ankerを比較しましたが、
どのポータブル電源が一番良いかは決めにくいです。
メーカーの実績と信用度ならJackery、
種類の多さと充電時間の短さならEcoFlow、価格の安さならAnkerです。
ポータブル電源選びで何を重視するかを今一度考えて、
Jackery・EcoFlow・Ankerのどれを選ぶかしっかりと検討してください。
一番売れているのはJackeryなので、迷ったらJackeryというのもありかもしれません。
【米国シリコンバレー発】Jackeryのポータブル電源
ポータブル電源選びでお悩みの方へ
安い買い物ではありませんから、慎重に選びたいですよね。
でも、家電と違って、聞いたことのないメーカーばかり…
一体どれを選べばいいのか…
そう思っていませんか?
その気持ちはよくわかります。
信頼できるブランドを選ぶ
ポータブル電源を選ぶ基準は人それぞれですが、
もしお悩みなら、ブランドで選んでみてはいかがでしょうか?
そう、米国シリコンバレー発のポータブル電源ブランド
「Jackery(ジャクリ)」のことです。

古き良きカリフォルニアデザイン
Jackeryの魅力は、オレンジを基調とした「カリフォルニアデザイン」
アメリカを感じさせ、冒険心がわいてくる素敵なデザインですよね。
ソーラーパネルもそろいのデザインで、ブランドの認知度は抜群。
「どこに出しても恥ずかしくない」ポータブル電源といえるでしょう。

老舗ポータブル電源ブランド
Jackeryの魅力は、ブランド力やデザインにとどまりません。
その信頼性も注目すべきポイントです。
Jackeryは、ポータブル電源界の先駆者的存在。
老舗のブランドならではの安定感が光っています。
日本の安全基準にはもちろん適合しています。
JVCケンウッドとの技術提携
さらに、Jackeryは、東証プライム市場に上場し
日本を代表するオーディオ・車載機器メーカーのひとつに数えられる、
「JVCケンウッド」と技術提携しているという事実。
これは、技術力を担保する何よりの証拠ではないかと思います。

公式ルートで買うと長期保証
さらに、正規販売店での購入は、製品登録で長期延長保証が付帯する
これが非常に安心なポイントです。
特に、公式サイトでの購入は、購入画面で簡単に保証が選択できます。
通常モデルは最長3年保証が付帯。これだけでもすごいことなのですが、
標準モデルの8倍の長寿命サイクル設計のリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載した
「600 Plus
」「1000 New
」「2000 New
」「1000 Plus
」「2000 Plus
」「300 Plus
」「240 New
」の6モデルと、
従来型電池のモデルながら超大容量の「3000 Pro
」は
なんと、最長5年(3年+2年)もの長期延長保証が付帯する
というから驚きです。
もちろん、ソーラーパネルセット(Solar Generator)も対象となります。
繰り返しますが、これには正規販売店での購入と製品登録が必要です。
もっともわかりやすくて安心なのは、公式サイト。
購入時に「無料2年延長プラン」を選択・ユーザー登録で保証が付帯されます。
さらに、公式サイトは日本全国送料無料。
支払い方法も充実。明朗会計で安心です。
お見逃しなく。
なお、どれがいいか迷った場合は、
お手頃な価格とスタンダードな容量、高速充電に対応し、
リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載したことにより
4,000サイクル(初期モデルは500サイクル)もの圧倒的な長寿命を実現したうえ、
本格的な用途に耐えうる大容量を実現したハイスペックモデルの「1000 New
」とそのソーラーパネルセットモデルの「Solar Generator 1000 New
」をおすすめします。
アウトドアはもちろん、防災用としても太鼓判の高スペックですよ。
重量はありますが大容量でコスパも抜群です。


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