マウスコンピューターとダイナブックを比較,どっちがいい?

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目次

マウスコンピューターとダイナブックのノートパソコン・モバイルノートPCではどっちがいいか比較してみた結果

「個人データを保存することもあるパソコンはやっぱり国産」と考えている人も
多いのではないしょうか。

今回は国産メーカーのノートパソコンの選択肢として「マウスコンピューター」と
「ダイナブック(Dynabook)」どちらが良いか比較してみます。

 

メーカーの信用度で選ぶならダイナブック

メーカーの信用度でノートパソコンを選ぶなら、
マウスコンピューターよりダイナブックです。

マウスコンピューターは、
1993年に衣料店がパソコン販売に参入したのが始まりです。

1998年に社名がマウスコンピューターとなり、2001年に「MCJ」に吸収、
2006年にMCJの持株会社移行によって再びマウスコンピューターとなります。

2024年現在はMCJの完全子会社です。

Dynabook Direct

ダイナブックを作っているのは2019年創業の「dynabook株式会社」です。

1954年に前身となる「川崎タイプライタ」が創業、1958年に東芝の完全子会社と
なって、その後パソコン事業に従事することになります。

東芝本体の経営が悪化したことで2018年に東芝からシャープに株式の大半が
譲渡されて、2019年にdynabook株式会社になったのです。

マウスコンピューターの親会社であるMCJも売上1000億円超で、
東証スタンダード上場の大企業です。

しかしdynabook単体で見てもMCJと同じぐらいの売上があり、
現在の親会社であるシャープは世界に冠たる日本企業(台湾鴻海グループ)です。

マウスコンピューターやMCJも大手メーカーですが、
企業規模はdynabook・シャープ・鴻海が断然上なので信用度も上となります。

 

マウスコンピューターは日本製、ダイナブックは中国製

マウスコンピューターは長野県飯山市など国内3か所で全量生産しており、
マウスコンピューターのパソコンはほぼすべて日本製です。

ダイナブックは東芝時代から中国の工場で作られており、
現在も中国にある東芝から引き継いだの自社工場で全製品が作られています。

中国は今や世界一の電子機器製造地なので、
ダイナブックが中国製だからと言って大きな問題はありません。

それでも「国産パソコン」にこだわる人にとっては、
全量国内生産のマウスコンピューターの方が魅力的に感じます。

 

価格で選ぶならマウスコンピューター

ノートパソコンは決して安い買い物ではありませんから、
少しでも安い方が良いのであればマウスコンピューターがおすすめです。

例えば
・OS Windows11 Home
・ディスプレイ 15.6型
・CPU Intel Core i7‐12650H
・メモリ 16GB
・ストレージ 500GB
・光学ドライブ ブルーレイディスクドライブ
・Office なし
というスペックのノートパソコンがマウスコンピューターの
公式オンラインショップでは約148,000円で販売されています。

CPUが「Core i7‐1360P」でストレージが「512GB」である以外は上記スペックと同じ
ノートパソコンがダイナブック公式オンラインショップだと165,000円です。

CPUの性能がダイナブックの方が少し上ではあるものの、
普段使いならそれほど大きな差は感じません。

同程度のスペックならダイナブックよりマウスコンピューターの方が
安く買える可能性が高いです。

マウスコンピューター

 

店舗での取り扱いが多いのはダイナブック

オンラインショップではなく実店舗でノートパソコンを購入したい場合は、
マウスコンピューターよりダイナブックです。

ダイナブックは家電量販店やパソコンショップでも広く取り扱われていますが、
マウスコンピューターは一部の家電量販店でしか取り扱われていません。

ノートパソコンはキーボードが一体となっているので、特にキー配置や打鍵感など
実際に触ってみないと自分に合っているか判断しにくい部分があります。

実際に触って購入を検討したい場合は、ダイナブック一択と言って良いぐらいです。

 

保証サービスはマウスコンピューターがやや上

万が一の不具合や故障に備える保証サービスを比較すると、
ダイナブックよりマウスコンピューターがやや上です。

基本のメーカー保証はマウスコンピューターが3年でダイナブックは1年、
購入時に追加料金を払うことでどちらも最大5年まで保証期間延長できます。

また通常使用の範囲内での自然故障だけでなく、落下や水濡れなど
ユーザー起因の故障、落雷など自然災害による故障も対象とできる点も同じです。

ただ保証期間を5年に延長するのに必要な料金が、
マウスコンピューターは19,800円ですがダイナブックは36,300円となっています。

保証内容はほぼ同じですが料金が少し安くて加入しやすいので、
保証サービスはマウスコンピューターがやや上なのです。

 

まとめ

ノートパソコンの選択肢としてマウスコンピューターとダイナブックを比較しましたが、
今回の比較ではマウスコンピューターが少し有利です。

しかし価格も保証サービスもそれほど差はなく、
パソコンメーカーとしての信用度はダイナブックの方が断然上となっています。

安さと国内生産ならマウスコンピューター、大企業の安心感ならダイナブック、
どちらを重視するかじっくりと検討してください。

マウスコンピューター

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