サーフェスとダイナブックのモバイルノートパソコンではどっちがいい?比較してみた結果
進学・就職に伴ってプライベート用や仕事用として
新しくモバイルノートPCの購入を検討している人も多いはずです。
今回は数あるモバイルノートPCの中から「サーフェス」と「ダイナブック」を
ピックアップして価格やサポート面などを比較してみます。
メーカーの信用度はサーフェスが上
モバイルノートPCには個人情報を含めた多様なデータを詰め込むため
信用度を重視する人もいますが、メーカーの信用度はサーフェスが上です。
サーフェスのメーカーは1975年創業の「Microsoft」で、
サーフェスの製造は2012年から行っています。
Microsoftと言えばPCのOSであるWindowsを開発したメーカーですから、
Windowsとの相性の良さではサーフェス以上のモバイルノートPCはありません。
ダイナブックのメーカーは東芝と言いたいところですが、
現在ダイナブックを作っているのは「Dynabook株式会社」です。
ダイナブックは元々東芝のPCブランドだったものの、
東芝の業績悪化によってPC部門がDynabook株式会社として独立しました。
PCのシェアは日本ではダイナブックの方が上ですが、
世界シェアではサーフェスが上回っています。
企業規模はMicrosoftの方がかなり大きいですから、
メーカーの信用度はダイナブックよりサーフェスが上といえます。
サーフェス、ダイナブックどちらも主に海外生産
Microsoftは自社でPCの製造工場を持っておらず、
サーフェスは中国の工場でEMSによって作られています。
ダイナブックも、大半のモデルは中国の工場で作っています。
基本的にダイナブックもサーフェスも、
中国で作られたモデルを使うことになる可能性が高いです。
現在はPC製造は日本よりも中国や台湾の方が進んでおり、
PCに関しては中国製や台湾製が日本製より劣るとは必ずしも言えません。
中国や台湾には世界最先端の技術が集まっており、
むしろ日本よりも高性能・高品質なPCを作っているとも言えるのです。
価格で選ぶならサーフェス
PCは安い買い物ではありませんから、
少しでも購入費用を抑えたいのであればサーフェスがおすすめです。
例えば、
・13.5型ディスプレイ
・OS Windows11 Home
・CPU Intel Core i5-1235U
・GPU Intel Iris Xeグラフィックス
・メモリ 16GB
・ストレージ 512GB
というスペックのサーフェスをMicrosoft公式オンラインストアでは
185,000円で購入できます。
ダイナブックの公式オンラインストアでは
・13.3型ディスプレイ
・OS Windows11 Home
・CPU Intel Core i5-1340P
・GPU Intel Iris Xe グラフィックス
・メモリ 16GB
・ストレージ 1TB
のモバイルノートPCを236,280円で販売しています。
ダイナブックの方がCPUのスペックが若干上で、ストレージ容量も多いですが、
それを差し引いてもサーフェスの方がお得です。
サーフェスはOffice標準搭載、ダイナブックは10.1型モデル
サーフェスはMicrosoftのPCブランドだけあって、
ExcelやWordなどが使えるOfficeを標準で搭載しています。
ダイナブックはOffice未搭載で、
搭載するには3万円ほどのオプション料金を追加しなければいけません。
仕事用でOfficeが必須なら、
Office標準搭載でオプション料金不要のサーフェスがおすすめです。
ダイナブックはOfficeこそ搭載していませんが、
さらに小さい10.1型モデルのモバイルノートPCもあります。
2in1タイプでタブレットとしても使えるモデルで、
持ち運び前提で使うならより小型の選択肢があるダイナブックも捨てがたいです。
保証サービスで選ぶならダイナブック
モバイルノートPCに万が一の事態が発生した場合に備えた保証サービスは、
サーフェスよりダイナブックが上です。
サーフェスもダイナブックも基本のメーカー保証は1年で、
PC購入時に追加料金を払うことで保証期間を延長できます。
また通常使用の範囲内における自然故障だけでなく、落下や水濡れといった
ユーザー起因の故障や落雷など自然災害による故障をカバーできる点も同じです。
追加料金を払って延長できる保証期間に違いがあり、
サーフェスが最大4年なのに対してダイナブックは最大5年です。
保証期間の延長に必要な料金もダイナブックの方が少し安いですし、
さすが日本メーカーだけあって保証面はダイナブックが手厚くなっています。
まとめ
モバイルノートPCの選択肢としてサーフェスとダイナブックを比較しましたが、
今回の比較ではサーフェスがやや有利となりました。
しかしダイナブックは独立したとはいえ国内メーカーであり、
保証サービスはサーフェスより充実しています。
会員登録で安くはなりますし、保証サービスが充実している方が良いなら、
多少価格は高くなりますがダイナブックを選ぶのもアリです。
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