トリア(tria)とケノン(KE-NON)の脱毛器を比較した結果、どっちがいい?
家庭用脱毛器として人気な「トリア」と「ケノン」、
安くない買い物だけにどちらを購入するか慎重に検討している人も多いはずです。
そこでトリアとケノンを価格や性能面で比較して、
どちらを購入するのが良いのかを詳しく見ていきましょう。
トリア(tria)とケノン(KE-NON)、価格の比較
最初に、トリア(tria)とケノン(KE-NON)の価格について比較してみましょう。どちらがお得に購入できるのでしょうか。
単純な価格としてはトリアのほうが安い
トリアとケノンの価格を比較すると、
・トリア 49,800円
・ケノン 69,800円
でトリアの方が2万円安くなっています。
トリアには4Xとプレシジョンの2機種があり、
プレシジョンは4Xと比べて機能面で落ちるものの39,800円とさらに安く購入できます。
性能やコスパなどを度外視した単純な価格の比較で、
脱毛の初期費用を抑えたいならトリアがおすすめです。
コスパはケノンが上
単純な価格の比較ではトリアですが、コスパで考えるとケノンが上です。
ケノンは肌に当たるカートリッジ部分を交換すれば、
美顔器としても使えるようになっています。
トリアは脱毛器専用で、美顔器としては使えません。
美顔器用カートリッジはケノンの脱毛器を購入すると標準で付いてきますから、
美顔器として使うのに追加コストがかかりません。
脱毛器のオマケとしての機能ではなく、
本格的な美顔器としてもケノンは高い評価を受けています。
高性能な脱毛器と美顔器が1台で使えるケノンの方が、
脱毛専用のトリアよりもコスパが高いと言えるのです。
痛みが無く美顔器としても使えるコスパの高さと全身脱毛が可能なことを重視するなら、
ケノンを選ぶと良いでしょう。
→ ケノン
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脱毛器としての寿命には大差がない
他の比較サイトでは、ケノンがコード式なのに対してトリアが充電式であることから
「ケノンの方が寿命が長くてコスパが高い」とされています。
ケノンはコード式なので、
本体さえ故障しなければカートリッジ交換を繰り返すことで長期間使用可能です。
トリアはリチウムイオン電池内蔵の充電式で、
500回程度の充電サイクルを繰り返すと充電池の容量が減って使用に困難が生じます。
充電サイクルは1~100%フル充電で1回と数えます。
ただ脱毛器は毎日ではなく2週間から1か月に1回に使うものですから、
500回だと単純に計算しても20年以上は使える計算となります。
小型家電が20年以上使えれば十分すぎるほど長寿命なので、
コード式と充電式の違いでケノンのコスパが高いとするのは少し見当はずれです。
トリア(tria)とケノン(KE-NON)、脱毛効果の比較
次に、トリア(tria)とケノン(KE-NON)の脱毛効果について比較してみましょう。
脱毛効果はトリアのほうが上
脱毛器として一番重要な脱毛効果はトリアの方が上です。
トリアとケノンでは脱毛の方式が違っており、トリアがレーザー式脱毛、
ケノンが光式脱毛となっています。
レーザー式脱毛器は一般的に医療脱毛で使われるもので、
光式脱毛器はエステサロンなどで使われるものです。
レーザー式脱毛は毛根の組織を破壊するほどの威力があり、
永久脱毛にも使われるのでかなり高い脱毛効果が期待できます。
光式脱毛は毛根の組織にダメージを与えるだけで、繰り返し使うことで脱毛効果が
期待できますがレーザー式脱毛ほどの効果は期待できません。
トリアは家庭用しては唯一のレーザー式脱毛器ですから、
脱毛効果で選ぶならトリア一択です。
トリアは脱毛効果が高いが痛い
トリアは脱毛効果が高いものの使用時に痛みを感じます。
一部では「針を刺すような痛み」とも言われますが、
それは大げさで「輪ゴムで弾かれた程度の痛み」です。
ただトリアは出力調整ができるようになっており、
出力レベルを下げることで痛みを和らげることもできます。
また使用前に冷したり、使用後に保湿クリームを塗るなど
脱毛個所のケアをすることでも痛みを緩和させることが可能です。
しかし光式のケノンは使用時にほとんど痛みを感じませんから、
「痛いのがイヤ」という人はケノンを選ぶ方が良いかもしれません。
トリア(tria)とケノン(KE-NON)、照射面積の比較
トリア(tria)とケノン(KE-NON)の照射面積について比較してみましょう。
照射面積はケノンのほうが広い
レーザーや光の照射面積を比較するとケノンの方が広いです。
トリアのレーザーが照射される部分は直径1cmの円ですが、
ケノンはタテ2cmヨコ3.5cmの長方形となっています。
太ももや脛など脱毛範囲が広い部位に使用する場合は、
照射面積の広い方が照射回数が少ないので短時間で済みます。
照射面積が広いとある程度大雑把に動かしても照射漏れの心配がないので、
脱毛にムラができにくいです。
ただワキのように凹凸のある部位や口周りなど細かい部分は、
照射面積が狭いトリアの方が使い勝手が良いです。
広範囲なら照射面積が広いケノン、細かい部分は照射面積が狭いトリアが
使いやすいので、メインで脱毛したい部位で選ぶと良いでしょう。
対応部位が多いのはケノン
脱毛ができる部位が多いのはケノンです。
レーザー式のトリアは威力が強いだけに使えない部位が多く、
I・Oラインの脱毛には基本的に使えません。
口周りには使えますが鼻から上には使えないので、
頬やおでこの産毛処理にもトリアは使えなくなっています。
光式のケノンが使えないのは目の周り・まぶた・唇ぐらいで、
I・Oラインにも使えますし、頬やおでこの産毛処理もOKです。
特定部位の脱毛ならトリアでも良いですが、
全身脱毛しようと考えているならケノンがおすすめです。
まとめ
家庭用脱毛器として人気のトリアとケノンを比較しましたが、
どちらにも長所があって一概に「こちらを上」とは言い切れません。
価格と脱毛効果で選ぶのであれば、
家庭用として唯一のレーザー式脱毛器であるトリアがおすすめです。
一方、痛みが少なく美顔器としても使えるコスパの高さと全身脱毛が可能なことを重視するなら、
ケノンを選ぶと良いでしょう。

