Amazfitのスマートウォッチにはどこの国のメーカー・ブランドでどの国の技術が使われている?
「Amazfit」というブランドのスマートウォッチに興味はあるけど、
よく知らないブランドだけに購入を躊躇っているケースもあるはずです。
そこで、スマートウォッチのAmazfitはどこの国のブランドなのか、
どういった特徴があるのかなどを詳しく見ていきましょう。
Amazfitはどこの国のブランド?
中国安徽省合肥市のウェアラブルデバイスメーカー
「Amazfit」は、中国の安徽省合肥市に拠点を置く
「Zepp Health」というウェアラブルデバイスメーカーのスマートウォッチブランドです。
2015年にZepp Healthの前身である「Huami」が設立されます。
設立当初は、同じ中国の電子機器メーカーである
「Xiaomi」のサプライヤーとして健康関連技術を提供していました。
Xiaomiのスマートウォッチ開発で成功を収めたことから、
Amazfitという自社ブランドを立ち上げてスマートウォッチ市場に参入します。
2018年にアジア・ヨーロッパ・アメリカといった世界の主要市場でブランドを展開、
グローバルブランドに成長します。
2020年には、リブランディングと多角化を目指して
社名を現在のZepp Healthに変更しました
健康管理事業などへ多角化
現在はスマートウォッチなどウェアラブルデバイス事業に加えて、
AIを活用した健康管理プラットフォームも提供しています。
さらに、現在はメタバース事業へ進出するための準備も進めているとのことです。
2015年と比較的最近誕生したブランドで、
日本法人も2024年にできたばかりなので日本でのAmazfitの知名度はそれほど高くありません。
しかし決して怪しい謎ブランドではなく、ヨーロッパやアメリカで
スマートウォッチやウェアラブルデバイスで高い評価を受けるメーカー・ブランドです。
→ Amazfit 公式ストア(楽天市場店)
→ Amazfit公式オンラインストア – Yahoo!ショッピング
Amazfitは中国製
Amazfitは中国のメーカーなので、製品は主に中国製です。
もっともスマートウォッチ自体が大手メーカーも含めほぼ中国製です。
中国製以外だと選択肢がとても少なくなります。
有名どころだとGarminが台湾とポーランドに自社工場を保有しており
日本向けは台湾製が多いという印象です。

あとは韓国サムスン電子のGalaxy Watchは
東南アジアのベトナム製がメインですがそのくらいでしょうか。

日本では中国製品に対してあまり良くないイメージを持つ人もいますが、
スマートウォッチなど電子機器製造に関しては中国が世界の中心と言えます。
現在中国で製造されるスマートウォッチなどの電子機器は高性能・高品質で、
かつての安かろう悪かろうのイメージは無くなっています。
実際のところAmazfitのスマートウォッチは普通に売れており
生産国はそこまで気にする必要はないと思います。
Amazfitのスマートウォッチは安全?
中国の新興メーカーブランドということですが
国内では「安全性」を気にする人もいます。
可能な限り情報を収集してみましたが、
現状では情報漏洩などAmazfitに関する深刻なセキュリティリスクは報告されていません。
中国では規模の大きい企業ほど政府の影響が大きく、
中小企業は政府の影響が小さいもしくは影響を受けないとされています。
Amazfitを展開するZepp Healthの企業規模はまだそれほど大きくありませんからから、
現状では中国政府の影響を強く受けているとは考えにくいです。
今後Zepp Healthが成長に伴って政府の影響が出てくるかもしれませんが、
現状ではAmazfitのスマートウォッチは安全に使えると言えます。
いずれにしても一般消費者が普通に使う分にセキュリティリスクなどは
特に気にしなくても大丈夫です。
Amazfitのスマートウォッチの特徴
ラインナップが幅広い
Amazfitのスマートウォッチの大きな特徴の1つが、
「エントリーモデルからハイエンドモデルまで揃っている」ことです。
スマートウォッチは性能によって価格差が大きく、
10万円前後の高機能モデルもあれば1万円以下のエントリーモデルもあります。
Appleのように高機能モデルに特化したメーカーもありますが、
エントリーモデルから高機能モデルまで扱っているメーカーは多くありません。
Amazfitの公式オンラインストアには、
6,000円台で買えるエントリーモデルから約9万円の高機能モデルまで揃っています。
エントリーモデルから高機能モデルまで全ての価格帯のモデルが揃っているので、
Amazfitなら自分に合ったモデルを見つけやすいです。
特に「一通りの機能が使えて安いスマートウォッチが欲しい」と考えている人には、
Amazfitがおすすめと言えます。
指輪型のスマートデバイスもある
スマートウォッチではありませんが、
Amazfitには指輪型のスマートデバイスもあります。
指に嵌めておくだけで、心拍数や血中酸素濃度、
ストレス・睡眠のモニタリングなどができます。
もちろんAmazfitのスマートウォッチとの連携も可能で、
トレーニング時はスマートウォッチ、日常は指輪型という使い分けも可能です。
特に入浴時や睡眠時にスマートウォッチを身に付けておくのがイヤ、
という人におすすめです。
バッテリー長持ち
「バッテリーが長持ち」なのも
Amazfitのスマートウォッチの大きな特徴となっています。
1万円以下のエントリーモデルでも通常使用で最大5日間、
省電力モードなら最大26日間バッテリーが持ちます。
ミドルクラスモデルやハイエンドモデルだと
通常使用で約2週間、省電力モードだと1か月以上使えるものあるのです。
Apple Watchのバッテリーは1~2日しか持ちませんし、
Galaxy Watchもせいぜい2~3日持てば良い方です。
Amazfitのスマートウォッチも実際に1週間無充電で使えるわけではないですが、
Apple WatchやGalaxy Watchよりは充電の回数が少なくて済みます。
バッテリーが長持ちしすぎて
反対に充電するのを忘れないように注意しないといけないぐらいです。
AmazfitはHUAWEIなどと同じく電池持ちが良い部類に入ります。
まとめ
Amazfitは中国のZepp Healthというメーカーのスマートウォッチブランドです。
比較的新しいブランドなので心配する人もいますが、
大手のXiaomiのサプライヤーだったメーカーであり製品の信頼性に問題はありません。
エントリーモデルからハイエンドモデルまで全ての価格帯のモデルを扱っており、
欲しいモデルのスマートウォッチが見つけやすくなっています。
安くてシンプルなスマートウォッチが欲しい人にも、
高価格でも高機能なモデルが欲しい人にもAmazfitはおすすめです。
→ Amazfit 公式ストア(楽天市場店)