フィリップス、シェーバー等の美容家電から撤退!?
2021年頃の一時期、Amazon.co.jpでフィリップスのシェーバーを検索すると、出てきませんでした。
代わりに、中国メーカーの模倣品のような回転式シェーバーが表示されていたのです。
また、フィリップスが家電事業から撤退した、と報じられたことから、
シェーバーの製造をやめてしまったのでは、と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、その心配は必要なさそうです。
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「フィリップスが家電事業から撤退」との報道
2021年3月25日に、日本経済新聞社などによって「フィリップスが家電事業から撤退」などと報じられました。
しかし、これはシェーバーなどの事業から撤退したということではありません。
売却したのはその他家電事業
これらの報道をよく読むと、「調理家電や空気清浄機などの事業」を、中国の投資ファンド「ヒルハウス・キャピタル」に売却する、という内容になります。
この調理家電には日本でも有名な「エアフライヤー」などが含まれます。
美容・ヘルスケアはむしろ強化
一方、電気シェーバーや電動歯ブラシ、ヘアドライヤーなどの美容家電は含まれません。
むしろ、医療診断機器等のヘルスケア分野や、美容家電分野に注力するために、非中核部門を売却したと考えられます。
ではなぜフィリップスのシェーバーは売っていない?
結論から申し上げますと、フィリップスのシェーバーは売っています。
しかし、なぜか2021年頃の一時期、Amazon.co.jpでは取り扱われていませんでした。
このため、ネット通販で購入したい場合は、楽天市場やYahoo!ショッピングなど他社の通販モールを利用するか、ヤマダデンキやビックカメラなど、家電量販店の公式通販サイトで購入する必要がありました。
なお、2022年1月現在はAmazon.co.jpでの取り扱いもあり、普通に購入することができます。
楽天市場では、代理店が公式オンラインストアも出店しています。
まとめ
フィリップスはシェーバーから撤退していません。
ただ、一時期アマゾンで売っていなかったため、欲しい場合はほかの通販サイトで購入する必要がありました。現在は普通に購入できます。
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