水道水型ウォーターサーバーではどれを選ぶべきか比較してみた
「水道水を使うウォーターサーバーを検討しているけど、
種類がたくさんあってどれが良いか分からない」と頭を悩ませている人も多いはず。
今回は水道水を使うウォーターサーバーの中でも人気の高い
- ハミングウォーター
- everyfrecious(エブリィフレシャス)
- PUREST(ピュレスト)
- コマムウォーター
- ウォータースタンド
- アクアバンク
の6つを比較したいと思います。
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水道水を使うウォーターサーバーには2種類ある
水道水を使うウォーターサーバーには「補充型」と「直結型」の2種類があります。
今回比較する6つで言うと
・ハミングウォーター
・everyfrecious
・コマムウォーター
・アクアバンク
が補充型、ウォータースタンドが直結型、PURESTは両方選べます。
補充型はタンクに水道水を自分で補充するタイプのウォーターサーバーで、
多少手間はかかりますが設置が簡単で費用も安いです。
直結型は自宅の水道とウォーターサーバーを直接繋ぐタイプで、
水の補充は不要ですが設置には工事が必要となります。
飲用以外にも料理にもウォーターサーバーの水を使うなど、
1日に使う水の量が多いなら補充不要な直結型が便利ですね。
ウォーターサーバーは飲用だけで料理には使わず、
1日に使う水の量がそれほど多くないなら補充型で問題ありません。
月額料金はどれも大差が無い
ウォーターサーバーを検討する上で重要な要素の1つが「料金」ですが、
月額料金はどれも大差がありません。
PURESTはサーバーの購入も可能で、
購入する場合は購入費用のみで月額料金はかかりません。
ただ購入の場合はフィルターやカートリッジの交換に費用がかかりますし、
保証期間修了後に故障すると修理交換にも費用が発生します。
レンタルだと通常使用の範囲内でサーバーが故障したら交換してもらえますし、
フィルター交換も基本無料です。
メンテナンスやフィルターなどの交換にかかる費用を考えると買い取るタイプよりも
レンタルの方がお得と言えますね。
今回比較しているウォーターサーバーの月額料金ですが、まず補充型は
・ハミングウォーター 3,300円
・everyfrecious 3,300円
・コマムウォーター 3,278円
・アクアバンク 4,378円
直結型のウォータースタンドは4,400円、PURESTは補充型も直結型も3,278円です。
一般的に直結型の方が若干月額料金が高い傾向にあるものの、
PURESTは直結型ながら今回比較する6つの中では一番安いです。
直結型は初期費用が高い
直結型は自宅の水道とウォーターサーバーを接続する工事が必要なため、
補充型に比べると初期費用が高くなっています。
補充型はそもそも初期費用がゼロのケースもあり、今回比較している中では
・everyfrecious
・コマムウォーター
は初期費用ゼロ、アクアバンクもサーバーを自分で設置する場合はゼロです。
every frecious(エブリィフレシャス)
コマムウォーター
ハミングウォーターは初期費用2,200円、
アクアバンクでサーバーを業者に設置してもらう場合は初期費用3,300円となります。
直結型の初期費用はPURESTが13,200円、ウォータースタンドが9,900円です。
ただPURESTはDIYでの設置も可能で、
DIYで設置する場合の初期費用は5,500円となります。
PURESTの補充型の初期費用も8,800円と少し高めで、
PURESTは月額料金のお得感が初期費用の高さで少し薄れてしまう感じですね。
PURESTのサーバー購入費用
今回比較している中ではPURESTだけサーバーを購入できます。
直結型の価格が165,000円、補充型が173,800円で
カートリッジの交換はそれぞれ1本3,300円です。
カートリッジは全部で3本必要ですが、
交換時期は使用頻度とカートリッジの種類によって変わります。
セディメントフィルターカートリッジで半年、ウルトラフィルターカートリッジで12カ月、
ポストカーボンフィルターカートリッジで18か月が交換時期の目安です。
年間でカートリッジを3~4本交換することになるため、
カートリッジの交換にかかる費用は年額9,900~13,200円となります。
フィルターカートリッジの交換頻度
ウォーターサーバーでは内蔵のフィルターカートリッジで浄水を行うので、
定期的なフィルターカートリッジの交換が必要です。
サーバーを買い取る場合には先にも書いたようにフィルターカートリッジの交換は
有料ですが、レンタルの場合は基本的に無料で交換してもらえます。
ただフィルターカートリッジは自分で交換するのではなく、
通常は業者が自宅に来て交換します。
業者が交換作業を行うためフィルターカートリッジを交換する際には立ち合いが必要で、
できれば交換頻度は少ない方が良いですよね。
コマムウォーターとアクアバンクは1年ごとの交換で、ハミングウォーター・
everyfrecious・PUREST・ウォータースタンドは半年ごとの交換となります。
半年に1回でも十分少ないのですが、1年に1回の方がカートリッジ交換のために
取られる時間が少なくて済むので助かります。
最低利用期間にも注意が必要
ウォーターサーバーにはそれぞれ最低利用期間が設けられており、
最低利用期間内の解約には解約金が必要です。
基本的な使い方はほぼ同じなのでサーバーごとの合う合わないはあまり無いものの、
ウォーターサーバー自体を不要と感じることがあるかもしれません。
半年1年後にもっと画期的でお得なウォーターサーバーが登場しないとも限らないので、
最低利用期間は短い方が使いやすいですね。
各社の最低利用期間
今回比較しているウォーターサーバーそれぞれの最低利用期間は
・ハミングウォーター 2年
・everyfrecious 3年
・PUREST 3年
・コマムウォーター 3年
・ウォータースタンド 1年
・アクアバンク 1年
となっています。
最低利用期間内に解約した場合の解約金は以下の通りです。
・ハミングウォーター 16,500円
・everyfrecious 1年未満 22,000円
1年以上2年未満 16,500円
2年以上3年未満 11,000円
・PUREST 残り契約月数×月額料金の40%+12,000円(撤去費用と返送費用)
・コマムウォーター 1年未満 26,000円
1年以上2年未満 18,000円
2年以上3年未満 12,000円
・ウォータースタンド 6,600円
・アクアバンク 15,000円
PURESTは月額料金が3,278円なのでその40%は約1,300円となり、
契約期間1年残して解約すると15,000円以上の解約金を支払うことになります。
(撤去・返送費用を含めると30,000円近く)
最低利用期間と解約金で比較すると、縛り期間が1年と短くて解約金も
比較的安いウォータースタンドとアクアバンクが使いやすそうですね。
サーバーを交換すると最低利用期間がリセットされるものもある
一般的に最低利用期間を満了すると契約期間の縛りが無くなりますが、
ウォーターサーバーではサーバー交換でリセットされることがあるので注意が必要です。
ハミングウォーター・PUREST・ウォータースタンドの3つは最低利用期間満了後は
いつ解約しても解約金は基本的に発生しません。
それ以外の3つに関してはサーバー交換などによって最低利用期間が
リセットされてしまいます。
everyfreciousとコマムウォーターはサーバーを交換すると、
交換時点から3年間の最低利用期間が復活します。
アクアバンクは自動更新の1年契約といった形式で、
2年目以降も途中解約では10,000円の解約金が必要です。
ただし月額料金を年額一括で支払っていると、
途中解約でも未使用分の返金が無い代わりに解約金も不要となります。
余程荒っぽい使い方をしない限りはサーバーは5年以上使えるため、サーバーを
交換して解約金が復活したことを忘れて途中解約することが大いにありえます。
解約して使わなくなるものにお金を払うのはもったいないですから
・everyfrecious
・コマムウォーター
・アクアバンク
を利用する場合は最低利用期間を満了しても解約金が復活するケースがあることを
頭に入れておきましょう。
月々の電気代はウォータースタンドが圧倒的に安い
ウォーターサーバーは電気の力で水を冷やしたり温めたりするので、
月額料金とは別に電気代がかかります。
電気代はウォーターサーバーの使用頻度によって変わるものの、
一般的な使い方をしたと仮定した場合はウォータースタンドが圧倒的に安いです。
それぞれのウォーターサーバーの1か月の電気代の目安は
・ハミングウォーター 約475円
・everyfrecious 約360円
・PUREST 約800円
・コマムウォーター 約451円
・ウォータースタンド 約150円
・アクアバンク 約1,000円
となっています。
ウォータースタンドの「ガーディアン」という省エネ機種を使うと、
今回比較している他のウォーターサーバーの半分以下の電気代で済むのです。
一番高いアクアバンクと比べると月850円ぐらいの違いで、
年間にすると約10,000円の違いが出てきます。
1年で2~3か月の月額料金分の違いが出ることもありますから、
ウォーターサーバーを選ぶ際には電気代もチェックした方が良いですよ。
アクアバンクのみ口座振替にも対応
ウォーターサーバーの料金支払方法はクレジットカードが基本ですが、
今回比較している中ではアクアバンクのみ口座振替にも対応しています。
アクアバンク以外はクレジットカードでの支払いのみとなっているため、
当然ですがクレジットカードを持っていない場合は利用できません。
ちなみにeveryfreciousとPURESTは法人は口座振替での料金支払も可能ですが、
個人はクレジットカードのみです。
最近はクレジットカードを1枚も持っていない人の方が珍しいかもしれませんが、
クレジットカードを持っていても極力使いたくないという人は結構居ます。
クレジットカードは持っているけど使いたくない場合は
口座振替にも対応しているアクアバンク一択となりますね。
ウォーターサーバー全体で見ても口座振替に対応しているところは少ないですから、
クレジットカード以外の支払方法が良いならアクアバンクは有力な選択肢です。
ウォーターサーバーには常温水が使用できないものも
ウォーターサーバーを選ぶ際には使える「水温」にも注意が必要で、
中には冷水と温水のみで常温水が使えないものもあります。
今回比較している中で言うとアクアバンクは冷水と温水のみで常温水が使えず、
それ以外のウォーターサーバーは常温水が使えます。
ただしeveryfreciousについては機種によって常温水が使えないものもあるので、
常温水を使いたい場合は注意してください。
薬を飲む時や料理を作る時など常温水の方が良い、
常温水でないとダメといったケースがあります。
せっかくウォーターサーバーを設置しているのに常温水を使う時だけ水道水というのも
もったいないですから、常温水が使えるものを選ぶのがおすすめですね。
配送エリアにも注意が必要
多くのウォーターサーバーサービスが全国対応となっているものの、
一部地域で利用できないサービスもあります。
今回比較している中で言うと、ハミングウォーターは北海道と沖縄、
さらに離島地域では利用できません。
everyfreciousも沖縄では使えませんし、
ウォータースタンドは一応全国対応ですが対応エリア内でも一部地域では使えません。
PUREST・コマムウォーター・アクアバンクは全国対応で、本州以外の地域では
別途送料が発生することがありますが基本的に日本全国どこでも使えます。
ただ離島など一部地域には設置業者が訪問できないため、
サーバーの設置を業者にお願いすることができないケースがあります。
サーバーを送ってもらえますが設置は自分でしないといけないこともあるので、
離島での利用を考えている場合は注意しましょう。
まとめ
水道水を利用するタイプのウォーターサーバーで特に人気のあるサービスについて
比較しました。
どれも一長一短があり、一概にどれが使いやすいかはなかなか決められません。
初期費用を含めた料金の安さならコマムウォーター、
最低利用期間が短く使いやすいのはウォータースタンドとアクアバンクです。
電気代ならウォータースタンド、などといったようにウォーターサーバーを選ぶ際に
何を重視するかで選ぶサービスが変わってきます。
まずはウォーターサーバーを利用する上で何を重要視するのかを考えて、
自分が重要視するポイントに合ったウォーターサーバーを選びましょう。
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