レノボ(Lenovo)とデル(DELL)だとどっちのパソコンのほうがおすすめなの?
「レノボ(Lenovo)」と「デル(DELL)」はともに世界的なパソコンメーカーで、
パソコンを購入する際にはどっちを選ぶべきか迷います。
今回はレノボとデルで迷った時の参考となるよう、
価格やサポートなどについて比較してみましょう。
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レノボでもデルでも購入できるのは中国産パソコン!?
まずそれぞれがどこの国の会社であるかですが、
レノボは中国を本拠とする企業でデルはアメリカ企業となっています。
レノボは中国の特別行政区・香港に本社登記がありますが、
実質的な本社機能を持っているのは北京にあるオフィスだと言われているのです。
現在は個人向けパソコンのシェアは世界トップクラスで、
日本では自治体や金融機関など多くの企業でレノボのパソコンが導入されています。
個人向けパソコンの主な生産拠点は中国にあり、
個人で購入できるレノボのパソコンは大半が中国で作られた製品です。
ビジネス用パソコンは一部機種が横浜で開発されて、山形県で組み立てられており、
これが多くの企業でレノボパソコンが導入される理由の1つです。
ただアメリカのIBMのパソコン部門を買収、日本のNEC・富士通のパソコン部門を
傘下に収めるなど日米中のIT技術を融合させているメーカーでもあります。
デルはアメリカテキサス州に本社を構えるアメリカ企業で、
パソコンのシェアではトップ3に入る世界的メーカーです。
デルの生産拠点は世界に6か所あるのであるが、
日本向けの製品を作っているのは中国福建省にある工場となっています。
アメリカのメーカーではあるものの生産は中国ですから、
信用度の点ではレノボでもデルでも大差はありません。
ただ自治体や金融機関など多くの企業でも使われていることを考えると、
日本ではレノボ(主にThinkPad)の方がやや信用度が高いとも言えます。
価格はレノボの方がやや安い
パソコンを購入する上で価格は重要な要素の1つですが、
価格で比較するとレノボの方がやや安くなっています。
例えば
・Windows11
・メモリ8GB
・ストレージ(SSD)256GB
・15.6型ディスプレイ
のノートパソコンがレノボのオンラインショップでは4~5万円台で購入可能です。
同スペックのノートパソコンをデルのオンラインショップで購入するとなると
6~7万円ぐらいかかります。
CPUやグラフィックカードなどが違うので一概に比較はできないものの、
同じぐらいのスペックならレノボの方が安く手に入る可能性が高いのです。
特に以下のIdeapadシリーズはコスパの高さが特徴で、
高性能なAMD Ryzenを搭載したモデルでもかなり安いです。
納品もレノボの方が早い
オンラインショップでパソコンを購入した場合の納期もレノボの方が早くなっています。
レノボにもデルにも「即納モデル」と「受注生産モデル」があり、
即納モデルなら遅くとも購入後1~2日で発送可能です。
しかし受注生産モデルとなると、
注文してから発送されるまでにレノボで1~2週間、デルで2~4週間かかります。
レノボの1~2週間が受注生産モデルの発送期間としては標準的で、
デルの2~4週間は少し時間がかかりすぎな印象を受けます。
家電量販店など店舗で購入しやすいのもレノボ
パソコンは実際に触ってから購入したいと考える人も多いですが、
店舗で購入しやすいのもレノボです。
デルも家電量販店やパソコンショップで購入できないことはないものの、
レノボに比べると取り扱っている店舗数が少なくなっています。
レノボは取り扱われているモデルが限られていますが、
大きな家電量販店やパソコンショップなら取り扱っていない方が珍しいぐらいです。
特にノートパソコンはキーボードのキー同士の間隔や打鍵感によって使い勝手が
変わってしまいます。
購入前にキー同士の間隔や打鍵感が自分に合っているかを確認したいなら、
店舗での取り扱いが多いレノボがおすすめです。
レノボは即納モデルが在庫切れになることが多い
レノボはデルに比べると安くて購入しやすいのですが、
オンラインショップでは即納モデルが在庫切れになることが少なからずあります。
在庫管理コストを抑えるために在庫をあまり多く抱えないようにしているみたいで、
特に人気のあるモデルはすぐに在庫切れになってしまいます。
デルは即納モデルの在庫を十分に抱えていますから、
余程の人気モデルでもない限りは在庫切れが発生することは少ないです。
数日で在庫は復活するものの、レノボは欲しいパソコンを購入したいタイミングで
購入できないこともあるのが少しマイナスです。
サポートはレノボが充実
パソコンは購入後にサポートのお世話になることも多いですが、
サポートの充実度ではレノボが上となっています。
デルのサポート拠点は中国で中国人スタッフによるサポートが基本、
日本の拠点で日本人スタッフによるサポートを受けるには別料金がかかります。
業務用のサポートに関しては宮崎が中心のようです。
レノボのサポートはレノボの日本法人とNECが共同で対応、
もちろん日本の拠点で日本人スタッフによる対応です。
デルの中国人スタッフによる対応が悪いわけではありませんが、
スタッフの日本語レベルによっては話が通じにくい可能性があります。
安心してサポートが受けられるという点では、
日本で日本人スタッフによって対応してもらえるレノボの方が上です。
まとめ
レノボとデルにはそれぞれ特徴があって「こっちを選んだ方が良い」とは一概には
言えません。
ただ価格が安くサポートがより充実しているレノボの方が、
日本では使いやすいと言えるのではないでしょうか。
一方、デルのほうはデザインがクールですね。
人前で使うことが多い場合はこちらもありかも知れません。
世界的なメーカーだけあって、コスパは両社とも良好です。
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