NECのタブレットはHuawei製?Lenovo製?
NECは、多種多様なAndroidタブレットを発売しています。
これは、国内メーカー・ブランドとしては唯一といえることです。
ユーザー側としてみれば、国内ブランドが選択肢にあるということはありがたい限りです。
一方、NEC製のタブレットには、中国製のOEMであるといううわさもあります。一体どういうことなのでしょうか。
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NECのタブレットは、そもそも中国製?
各種レビューを見る限り、NECのタブレットは中国製(Made in China)です。
タブレット本体の裏側にも印字されているようです。
NECのタブレットは、中国メーカーのOEM?
NECの日本国内工場では生産していない
NECのパソコン事業を担っている「NECパーソナルコンピュータ」は、山形県米沢市に自社国内工場を保有しています。
しかし、こちらの工場では、主に業務用とハイエンドパーソナル向けのWindows PCを製造しており、Androidタブレットを製造しているとは記載されていません。
自社で製造していないということは、OEMかODMになります。
NECのタブレットはファーウェイ製?レノボ製?
結論から申し上げると、NECのAndroidタブレットは、中国レノボのOEMです。
NECのタブレットをOEM製造している中国企業としては、次の2社がよく話題にのぼるかと思います。
華為技術(Huawei、ファーウェイ)
聯想集団(Lenovo、レノボ)
実際に、NECのAndroidタブレットをOEM製造している中国企業は、聯想集団(Lenovo、レノボ)の方です。
そもそもレノボとは
聯想集団(Lenovo、レノボ)は、中国政府系研究機関である「中国科学院」出身者が設立した、中華人民共和国を代表するパソコンメーカーです。
中国では最大のシェアを誇るメーカーで、コンシューマ向けに限れば世界最大のメーカーでもあります。
NECのタブレットはレノボ製?なぜレノボなのか
なぜNECのAndroidタブレットがレノボ製なのかというと、「NECパーソナルコンピュータ」がレノボの子会社だからです。
日本電気(NEC)自体は、れっきとした日本企業です。東証上場企業で、電機大手8社の一角で、大手SIでもあります。
しかし、PC事業子会社「NECパーソナルコンピュータ」は、かつてレノボと合弁化されたことから、実質的に中国資本となっています。
NECPCは、もともとAndroidタブレットを手がけていなかったため、レノボ製のタブレットをチューニングしたうえで、自社ブランドで販売しているのです。
中国製NECタブレットは怪しい?買っても大丈夫?
https://www.youtube.com/watch?v=frW81-qhME0結論から申し上げますと、買っても問題ありません。怪しくないです。
そもそも、市販されているAndroidタブレットのほとんどが中国製ですので、中国製を避けるならAndroidタブレットが購入できなくなってしまいます。
製造委託先のレノボは、中国企業とは言っても世界クラスのメーカーで、先進国でも普通に売れています。
米IBMなどからPC開発・製造ノウハウを引き継いでおり、技術面も問題ありません。
また、NECブランドのタブレットは、NECブランドのPCと同様に、国内拠点のサポートが受けられます。
まとめ
以上のことから、NEC製のAndroidタブレットはレノボのOEM製品であり、中国製ではあるものの、問題なく使えるということがわかります。
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