MSIとLenovoのゲーミングノートPCはどっちがいい？比較してみた結果
高性能でゲームだけでなく他の用途でも使い勝手が良いということで、
買い替えで「ゲーミングノートPC」を選ぶケースが増えています。
では、ゲーミングノートPCを購入する場合
「MSI」と「Lenovo」どちらを選ぶと良いのでしょうか？
MSIは台湾、Lenovoは中国
MSIは台湾の電子機器メーカーで、Lenovoは中国の電子機器メーカーです。
MSIは、ソニー台湾で働いていた技術者5人によって1986年に設立されました。
マザーボードなどを作るパーツメーカーとしてスタートし、
2000年にはマザーボード生産量世界一になるなど現在でも世界トップクラスのパーツメーカーです。
パソコンの製造は1990年代に日本の大手メーカーなどから委託を受けて開始、
自社ブランドパソコンを作り始めたのは2000年代に入ってからです。
パソコン世界シェアはそれほど高くありませんが、
ゲーミングPCに関してはHPやDELLといった世界トップレベルのメーカーより高い評価を受けています。
一方Lenovoは、1984年に中国の政府系研究機関を基にして設立されました。
設立当初は海外メーカーのパソコンを販売するだけで、
自社ブランドパソコンの製造販売は1989年からです。
1997年に中国国内でトップメーカーとなり、
2004年にアメリカのIBM社のパソコン部門を買収すると2013年にはパソコン世界シェアで1位に登り詰めます。
パソコン世界シェア1位の座を10年以上守り続けており、
PCメーカーとしての規模はLenovoが圧倒的に大きく、信用度もLenovoの方が上です。
ただLenovoは中国の政府系研究機関からスタートしているので、
日本では台湾メーカーであるMSIの方が信用できるという人もいます。
どちらもゲーミングノートPCの生産は中国
MSIもLenovoもゲーミングノートPCを作っている工場があるのは中国です。
MSIは経営の拠点がある台湾にも工場がありますが、
メインは中国でデスクトップPCは深圳、ノートPCは昆山の工場で作っています。
Lenovoには世界30か所以上の生産拠点があるものの、
日本を含む東アジア向け製品は中国の合肥にある自社工場での生産です。
NECと富士通のパソコン部門を傘下に収めていることから、
Lenovoの一部モデルをNECや富士通から引き継いだ日本の工場でも作っています。
しかしゲーミングノートPCに関しては日本では作っておらず、
日本で購入できるLenovoのゲーミングノートPCは全て中国製です。
中国は世界的なパソコンの生産地で、Lenovoは自社工場での生産、
MSIも生産管理を自社で行っています。
日本では中国製品は敬遠されがちですが、MSIとLenovoのゲーミングノートPCについては、
中国製でも性能・品質・安全性に問題は無いです。
価格が安いのはLenovo
ゲーミングノートPCを安く買えるのはLenovoです。
Lenovoの公式オンラインストアで
・OS Windows11Home
・ディスプレイ 16インチ
・CPU Intel Core i7‐14650HX
・GPU GeForce RTX4060
・メモリ 32GB
というスペックのゲーミングノートPCが約21万円で販売されています。
MSIの公式オンラインストアでの
上記スペックのゲーミングノートPCの販売価格は約23万円です。
上記以外の部分で細かい違いはあるものの、
同程度のスペックならMSIよりLenovoの方が安く買える可能性が高いです。
ちなみに国内メーカーのマウスコンピューターでは、同じようなスペックの
ゲーミングノートPCが21万円程度で購入できます。しかも日本製です。
→ 国産ゲーミングPC マウスコンピューター「G-Tune」
MSIはカスタイズできない、Lenovoはカスタマイズできる
MSIではゲーミングノートPCのカスタマイズができないのに対して、
Lenovoはカスタマイズ可能です。
Lenovoもすべてのモデルでカスタマイズできるわけではありませんし、
カスタイズの自由度もそれほど高くありません。
それでもCPUやメモリ、ストレージなどは変更できるので、
プレイするゲームのジャンルや用途に合わせたカスタマイズがある程度可能となっています。
ただ自作パソコン並みにカスタマイズできるBTOメーカーもあるので、
カスタイズ前提で考えているならMSIもLenovoもあまりおすすめはできません。
保証サービスもLenovo
万が一の故障や不具合に備える保証サービスも、
MSIよりLenovoの方が充実しています。
基本のメーカー保証が1年で、購入時に有料オプションとして追加することで
保証期間を延長できるのは両社同じです。
ただ保証の延長期間がMSIは最大3年ですが、
Lenovoは最大5年となっています。
さらにMSIは自然故障のみ対象なのに対して、
Lenovoは自然故障＋水濡れなど外的要因による故障も保証対象に含められます。
ゲーミングノートPCを持ち運んで使おうと考えているなら、
保証内容が充実しているLenovoがおすすめです。
まとめ
MSIとLenovoゲーミングノートPCの選択肢としてどちらが良いか比較しましたが、
今回の比較ではLenovoが有利となりました。
ただMSIのゲーミングノートPCもユーザーから高い評価を受けていますし、
台湾メーカーという点で一部の国内ユーザーからはアドバンテージがあります。
メーカーの国籍を重視するならMSIを選ぶのも悪くありません。
もっとも国産メーカーのマウスコンピューターは両ブランドと同程度の価格で
日本製のゲーミングノートPCが購入できるのでそちらを選ぶのもおすすめです。
【MADE IN JAPAN】日本製のパソコンが欲しい方へ
「MADE IN JAPAN」のパソコン...。
なんとも魅力的な響きではありませんか。
しかし、大手パソコンブランドが、海外メーカーに買収されてしまった昨今、
そのようなパソコンはあるのでしょうか？
実はあります。
しかも、コスパが高ければなおうれしいですね。
「マウスコンピューター」
というブランドをご存じでしょうか？
「マウスコンピューター」
テレビCMなどでご覧になったことがあるかもしれません。
実はれっきとした国内メーカーです。
マウスコンピューターは埼玉県春日部市の発祥で
東京に本社を置く生粋の日本企業。
さらに、親会社は東証スタンダード市場に上場しており、
「JPX日経400指数」の構成銘柄で信頼性は抜群です。
長野県飯山市に自社国内工場を保有し、
同じく長野県内にある2つの協力工場と合わせて
主要モデルはすべて
「日本製（MADE IN JAPAN）」です。
日本人の雇用と税収を守る。
希少な国内工場発のパソコンブランドになります。
日本製なのにコスパが良いノートパソコン
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日本製のノートパソコン…！
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そんなウソのような話が、
マウスコンピューターでは本当になります。
「mouse Aシリーズ」では、Core i7などを搭載した
高性能な国産ノートパソコンが
なんと10万円以下～という、驚きの価格で提供されています。
大手メーカーではもはやお目にかかれない光景を、
その目でお確かめください。
日本製なのにコスパが良いパソコン。
素晴らしいことだと思います。
→ コスパ最強の国産ノートパソコン「mouse Aシリーズ」
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ゲーミングPCは高価な買い物ですから、
失敗したくないですよね…。
ただ、いくら日本製で高品質でも
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また、埼玉県春日部市と広島県広島市に
自社国内サービスセンターを設置しており
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