BIGLOBE光・Sonet光・OCN光を項目別に比較した結果、どれがおすすめ?
現在光回線事業者は数百社あり、利用者にとって選択肢が多いのは良いことですが、
数百もあるとさすがに迷ってしまいます。
そこで今回は、数ある光回線事業者の中でも人気の高い
・BIGLOBE光
・Sonet光プラス(以下Sonet光)
・OCN光
の3つをピックアップして比較していきたいと思います。
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料金で選ぶならBIGLOBE光かOCN光
光回線のように長期間継続して利用するサービスを選ぶ場合には、
やはり「月額料金」が重要なポイントですよね。
3社の月額料金はそれぞれ
BIGLOBE光
- 戸建て 5,478円
- 集合住宅 4,378円
Sonet光
- 戸建て 6,138円
- 集合住宅 4,928円
OCN光
- 戸建て 5,610円
- 集合住宅 3,960円
となっています。
戸建てはBIGLOBE光の方が安く、
マンションなど集合住宅ではOCN光の方が安い料金で利用できます。
なので単純な月額料金の比較では、戸建てならBIGLOBE光、
マンションならOCN光を選ぶのがお得となりますね。
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回線工事費はBIGLOBE光とOCN光が無料
光回線を新たに開通させる場合には回線工事が必要で、
その回線工事に対する費用も発生します。
3社の回線工事費はそれぞれ
BIGLOBE光
- 戸建て 19,800円
- 集合住宅 16,500円
Sonet光
- 26,400円(戸建て、集合住宅とも)
OCN光
- 戸建て 19,800円
- 集合住宅 16,500円
となっています。
So-net以外は無料か実質無料
さらにBIGLOBE光では、回線工事費の36回分割払い分と同額の割引が
36か月に渡って受けられるので、実質的に回線工事費が無料になります。
またOCN光では、2022年2月現在、
回線工事費が無料になるキャンペーンが行われています。
Sonet光は2022年2月現在はキャンペーンが行われておらず、
回線工事費は無料にも実質無料にもなりません。
なので回線工事費で比較すると、やはりBIGLOBE光かOCN光がお得ですね。
実質無料と無料なら無料の方がお得
BIGLOBE光は回線工事費が「実質無料」なのに対して、
OCN光はキャンペーンで回線工事費が「無料」になります。
どちらも回線工事費が0円なのは同じなんですが、
「実質無料」と「無料」では「無料」の方がお得です。
実質無料は、回線工事費と同額の割引が受けられることで、
回線工事費は発生するものの割引で相殺されて0円となるのです。
BIGLOBE光の場合は、利用開始から36か月間分割払い分と同額の割引が
受けられることで回線工事費が実質無料になります。
ですから利用開始から36か月以内にBIGLOBE光を解約すると、
途中で割引が受けられなくなり、回線工事費が無料でなくなってしまいます。
それに対して無料だと回線工事費が最初から発生しませんから、
OCN光だと回線工事費がそもそも0円です。
なのでOCN光をいつ解約しても、回線工事費の残債を請求されることはありません。
実質無料は回線工事費分の割引が受けられるまで解約しにくいですから、
無料の方がお得となるわけです。
BIGLOBE光はスマホとのセット割の選択肢が多い
今や光回線とスマホのブランドを統一して「セット割」を利用するのが
当たり前となってきています。
セット割はスマホ料金との兼ね合いもあるので比較が難しいですが、BIGLOBE光は
セット割が適用されるスマホブランドの種類が多いので有利と言えます。
BIGLOBE光とのセット割対象になっているスマホは
- au
- UQモバイル
- BIGLOBEモバイル
- donedone
の4種類です。
So-netとOCNは対象が少ない
ちなみにSonet光は「au」と「UQモバイル」の2種類、OCN光に至っては
「OCNモバイル」の1種類しかセット割の対象になっていません。
セット割の対象となるスマホ事業者が多ければ、光回線乗り換え時に
セット割のためにスマホは乗り換えなくて良い可能性が高くなります。
スマホの乗り換えが不要な分、手間とお金をかけずに済むので有利というわけです。
OCN for ドコモ光ならドコモスマホとのセット割が利用できる
OCNの光回線サービスには、
「OCN光」とは別に「OCN for ドコモ光」というものがあります。
OCN光は光回線事業者・プロバイダともにOCNですが、
OCN for ドコモ光は光回線事業者がドコモでプロバイダがOCNとなるサービスです。
ですから同じOCNの光回線サービスでも、
OCN for ドコモ光であればドコモスマホとのセット割が利用できます。
ちなみにBIGLOBEもドコモ光のプロバイダとして選ぶことができ、ドコモ光の
プロバイダとしてBIGLOBEを選んだ場合もドコモスマホとのセット割が適用されます。
ただOCN for ドコモ光を利用する場合には、
OCNモバイルとのセット割が利用できなくなります。
このように同じOCNの名が付いていても、
サービスによってセット割の対象となるスマホが違うので気を付けてください。
契約期間の縛りはBIGLOBEとSonetは3年、OCNは2年
光回線でもスマホでも、
料金を安くする代わりに長期契約するという契約形態が一般的です。
今回比較している3つの光回線も契約期間の縛りが設けられていて、それぞれ
- BIGLOBE光 3年
- Sonet光 3年
- OCN光 2年
となっています。
長期間利用することを前提に考えているのであれば、
特に契約期間の縛りについては気にする必要はありません。
ただ契約期間満了ごとに契約の見直しをする場合には、
契約期間が短いOCN光が良いことになりますね。
また今後数年の間に、より画期的でお得な通信サービスが始まらないとも限りません。
そうなった場合でも契約期間が短い方が乗り換えやすいですから、
乗り換えることを前提に考えるならOCN光が有利ではないでしょうか。
しかし最近は、乗り換え時に発生する違約金を補償するサービスを行っている
光回線事業者が多くなっています。
そのため以前ほど契約期間の縛りや途中解約で発生する違約金については、
それほど気にする必要が無くなってきています。
通信速度は理論上は同じはずだが・・・
BIGLOBE光・Sonet光・OCN光はいずれも「光コラボ」と言われるサービスです。
光コラボは、簡単に言うとNTTに借りたフレッツ光の回線を使って光回線サービスを
提供しています。
そのため基本的には同じ回線を使っていますから、
理論上は「通信速度」も同じになるはずです。
ただ通信速度は回線だけでなく「プロバイダ」によっても変わるので、
BIGLOBE光・Sonet光・OCN光の通信速度にも多少の違いがあります。
最大通信速度は1Gbpsで同じですが、実際にネットを使う際の実効速度は
・BIGLOBE光 約245Mbps
・Sonet光 約290Mbps
・OCN光 約265Mbps
となっています。
「少しでも速いネット回線を使いたい」という場合には、
実効速度が一番速いSonet光を選ぶことになります。
体感的な速さに違いは無い
通信速度の数値が大きい方が速いことに違いはないですが、
200Mbpsを超えている中で20~40Mbps程度の違いはそれほど意味が無いと言えます。
ネットを快適に使うのに必要とされる通信速度は30Mbps程度で、
30Mbps以上出ていればほとんどのコンテンツがストレス無く使えます。
逆に言うと、30Mbps以上であればいくら数値が大きくても
「ネット利用の快適さはほとんど変わらない」ことになるのです。
ですからBIGLOBE光・Sonet光・OCN光を比較検討する場合、
通信速度の違いはあまり気にしなくて良いというわけです。
通信速度が気になるなら最大10Gbpsのサービスを利用する
「できるだけ通信速度の速い回線を使いたい!」と考えているなら、
最大通信速度が10Gbpsのサービスの利用がおすすめです。
BIGLOBE光などの最大通信速度が1Gbpsですから、
最大通信速度だけで比較すると10倍の差があります。
さすがに実効速度も10倍とはなりませんが、
それでも通信速度が数倍速くなる可能性があります。
光コラボの大元の回線であるNTTのフレッツ光では、
最大通信速度が10Gbpsのサービスが利用できます。
フレッツ光を最大1Gbpsで利用した場合の実効速度は約265Mbps、
最大10Gbpsで利用すると実効速度は約960Mbpsとなります。
最大10Gbpsのサービスを利用することで、
同じフレッツ光でも軽く3倍以上の通信速度が出るのです。
10Gbpsが利用できないサービスも
ただ2022年2月現在では、
BIGLOBE光・Sonet光・OCN光で最大10Gbpsのサービスは利用できません。
今後利用できるようになる可能性はありますが、
現状ではドコモ光・ソフトバンク光など一部の光コラボで利用できるだけです。
ちなみにフレッツ光や光コラボ以外だと
・auひかり
・NURO光
・コミュファ光
・eo光
などで最大10Gbpsのサービスが利用できます。
→NURO 光
→EO光
【So-net 光 (auひかり)】
BIGLOBE光・Sonet光・OCN光とも全国で利用可能
スマホやポケットWiFiだと対応エリアを気にしますが、
光回線だと対応エリアを気にしないことも多いのではないでしょうか。
しかし光回線にも一応対応エリアがあって、
地域によっては利用できないサービスもあります。
例えば「NURO光」は、2022年2月現在
・北海道
・関東(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬)
・東海(愛知、静岡、岐阜、三重)
・関西(大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀)
・中国(広島、岡山)
・九州(福岡、佐賀)
以外の地域では利用できません。
電力会社系の光回線は管轄内のみ
またコミュファ光・eo光などのいわゆる「電力会社系光回線」は、
電力会社の管轄内でのみ利用可能となっています。
ただBIGLOBE光・Sonet光・OCN光の3つに関しては、
いずれもフレッツ光の回線を使う光コラボのため日本全国で利用可能です。
フレッツ光だと提供する事業者が違う東日本と西日本で、
料金やオプションなどの内容が違っていたりします。
光コラボでは東日本と西日本で料金やオプションが違うことはなく、
全国同じ条件で利用することができますよ。
→EO光
光コラボ同士の乗り換えも簡単
NTTのフレッツ光から光コラボへの乗り換えが簡単なのはよく知られていますが、
光コラボ同士の乗り換えも簡単にできるようになっています。
当初は光コラボから別の光コラボに乗り換える場合には、
解約・新規契約という通常の乗り換え手続きが必要でした。
しかし現在ではフレッツ光から光コラボへの乗り換えと同様に、
解約手続きや開通工事を行わずに光コラボ同士の乗り換えができます。
ですからBIGLOBE光からSonet光、Sonet光からOCN光、
OCN光からBIGLOBE光に乗り換えるのも簡単なのです。
大まかな流れとしては、利用中の光コラボ事業者で「事業者変更承諾番号」を発行、
その番号を持って乗り換え先の光コラボ事業者に「事業者変更」を申し込むだけ。
後は事業者側で回線の切り替え工事が行われて、
切り替えが完了したら乗り換え手続きも完了、解約手続きは必要ありません。
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Sonet光はいずれ使えなくなる!?
実はSonet光とNURO光は同じ会社が提供している光回線サービスで、
外から見る限りではNURO光の方に軸足を移しつつあるように見えます。
ちなみにNURO光は光コラボではなく、独自回線を使った光回線サービスです。
この数年でNURO光の対応エリアが急速に広がっていますし、
TVやネットでの広告にも力を入れています。
またSonetのプロバイダ事業が縮小傾向にあり、以前はドコモ光のプロバイダとして
Sonetが使えたものの現在では使えなくなっています。
これらのことを考え合わせると、NURO光が全国的に使えるようになった段階で
Sonet光のサービスを終了するのではないでしょうか。
あくまで個人的な意見でそういった噂があるわけではないですが、この数年の
SonetやNURO光の動きを見ているとあながち的外れと言えないと思います。
さすがに2~3年の内ということは無いでしょうが、Sonet光の利用を考えているなら
いずれ使えなくなる可能性があることも覚えておいた方が良いかもしれません。
まとめ
BIGLOBE光・Sonet光・OCN光について料金や通信速度などを比較しましたが、
いずれも光コラボということもあって大きな差はありませんでした。
ただセット割の対象となるスマホがそれぞれ違いますから、
検討する際にはその辺りを重視すると良いのではないでしょうか。
光コラボだけでも数百あり、
自社回線を使ってサービスを提供している事業者もいくつかあります。
ですからBIGLOBE光・Sonet光・OCN光にこだわらず、
広い視野で比較検討して「自分に合った光回線」を選ぶようにしましょう。
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