povoではJCOMのケーブルテレビやビッグローブ光のセット割が使えるの?
auの新プラン「povo」は魅力的なものの、「JCOMやビッグローブ光とのセット割は
どうなるのか」が心配で乗り換えられないという人も多いのではないでしょうか。
そこでauからpovoに乗り換えてもJCOMやビッグローブ光のセット割は
使えるかどうか詳しく見ていきましょう。
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povoでauスマートバリューは使える?
最初に結論を言ってしまうと、auからpovoに乗り換えると
JCOMやビッグローブ光とのセット割は使えなくなってしまいます。
auスマホとJCOMやビッグローブ光などとのセット割は「auスマートバリュー」という
サービスで、povoはこのauスマートバリューの対象外です。
povoはauが登場させた新プランの1つですが、
・全ての手続きはオンライン
・auスマートバリューなどあらゆる割引サービスの対象外
とすることで、これまでよりも大幅に安い料金でスマホサービスを提供しています。
そもそも安い料金でサービスを提供しているので、
auとしては「これ以上割引するのは厳しい」ということなのでしょう。
ですからauからpovoに乗り換えると、自宅の光回線としてJCOMやビッグローブ光を
使っていても、セット割であるauスマートバリューは適用されなくなるわけです。
当然ですが、auひかりやeo光などの電力系光回線でも、
スマホをpovoにするとauスマートバリューは使えなくなりますよ。
JCOM利用者の場合はpovoではなく、JCOMモバイルという格安SIMを利用すると
ギガの増量などの特典が受けられます。
もしくは、とくとくBBひかりのような、セット割がなくても安い回線を使うのもありかもしれません。
povoへの乗り換えでauスマートバリュー以外の割引も使えなくなる
現状povoはauのあらゆる割引サービスの対象外となっています。
auにはauスマートバリュー以外にも
・家族割プラス
・auPAYカードお支払い割
・家族間通話料、SMS利用料割引
などの割引サービスがあります。
これらauスマートバリュー以外の割引サービスも、
auからpovoに乗り換えることで全て使えなくなってしまいます。
「auPAYカードお支払い割」や「家族間通話料、SMS利用料割引」については、
使えなくなっても影響が無いケースも多いかもしれません。
しかし「家族割プラス」が適用されなくなると、
大きな影響を受けるという人も結構多いのではないでしょうか。
povoが家族割プラスの回線としてカウントされるケースもある
ちなみに2021年9月までにpovoを申し込んだ場合には、
割引対象にはならないものの、家族割プラスの回線としてカウントされます。
例えば2人家族で、1人がau、1人がpovoを使っているとします。
通常だと、家族割プラスは同居している家族が2回線以上auスマホを使わないと
適用されません。
そのため1人がau、1人がpovoの状態では通常は家族割プラスは使えません。
しかしpovoを2021年9月までに申し込んでいれば1回線としてカウントされるので、
合計2回線となって家族割プラスが適用されます。
ただしpovoは家族割プラスの割引対象にはならないので、
家族割プラスが適用されてもpovoの料金は割引されません。
auスマートバリューが使えなくなると光回線側の割引も無くなる
povoに乗り換えることでauスマートバリューが使えなくなると、
スマホ側だけでなく光回線側の割引も無くなってしまうことがあります。
例えばauスマホとauひかりをセットで使ってauスマートバリューが適用されると、
・内蔵無線LAN
・高速サービス
の利用料が無料になるのです。
「内蔵無線LAN」を使うと、auひかりの終端装置であるホームゲートウェイと
無線LAN接続ができるようになります。
要するに、別途WiFiルーターを用意しなくても、
ホームゲートウェイだけでWiFiが使えるようになるということです。
またauひかりでは最大通信速度5Gbps・10Gbpsの高速サービスも利用できるように
なっています。
内蔵無線LANも高速サービスも利用には別途550円の月額料金がかかりますが、
auスマートバリューが適用されるといずれも無料で使えます。
ちなみに高速サービスは、
2022年4月現在は利用開始から3年間は無料で利用することができます。
4年目以降にauスマートバリューが適用されていないと、高速サービス利用料
550円が加算されてauひかりの料金が「値上げ」となってしまいます。
JCOM利用者の場合はpovoではなく、JCOMモバイルという格安SIMを利用すると
ギガの増量などの特典が受けられます。
auで利用していたサービスがpovoでは利用できないことも
auスマホを利用している時には当たり前で利用できたサービスが、
povoに乗り換えることで利用できなくなることもあります。
povoは全ての手続きをオンラインで行うことになっているので、
auショップでスマホに関するサービスを一切受けることができなくなります。
auショップでpovoの機種変更や契約内容変更はもちろん、
povoの料金相談すらできないのです。
また万が一スマホが故障した場合でも、
povoだとauショップで修理やサポートも受け付けてもらえません。
現状でauショップをほとんど利用していないなら良いですが、
auショップに頼りぎみの場合はpovoへの乗り換えはかなり厳しいですね。
キャリアメールも有料
それからauのキャリアメールをpovoで使うにも料金が発生します。
auスマホであればキャリアメールの利用料金は基本料金に含まれるため、
実質的に無料で使うことができます。
しかしpovoでauのキャリアメールを使うには月額330円の料金を払う必要があります。
ポイントを貯めたい場合にも不利
さらに長期優待の対象からも外れてしまうため、
いくらpovoを長期利用しても優待ポイントなどは貰えません。
またauで利用料金に応じて貰えていたポイントも貰えなくなるなど、
「ポイ活」に不利な側面もあるのです。
これらのサービスが使えなくなっても余りあるほど、
povoに乗り換えることでスマホ料金が安くなります。
とは言え、これまで当たり前のように使えていたサービスが使えなくなったり
有料になったりすると、少し不便に感じるかもしれないですね。
auスマートバリューが使えなくてもpovoに乗り換えた方がお得?
「auスマートバリューが適用されることで安くなるauと、
適用されなくても安いpovoのどちらがお得なのか?」
auからpovoへの乗り換えを検討している人の多くが突き当たる問題ですよね。
この問題に答えるとすると、「条件次第ではpovoに乗り換えた方がお得なることも
あるし、auのままの方がお得なこともある」となります。
povoに乗り換えたほうがお得なケース
ではpovoに乗り換えた方がお得な条件は何かと言うと、
・1人もしくは2人でスマホと光回線を使っている
・スマホでデータ容量の少ないプランを利用している
の2つです。
まず1人でスマホと光回線を使っている場合、「家族割プラス」は適用されません。
2人だと家族割プラスは適用されますが、
割引額が月550円で3人以上の場合に比べて割引幅が小さくなってしまいます。
さらにauスマホでデータ容量の少ない「ピタットプラン」を利用していると
・月1GBまで 3,465円
・月1~4GB 4,565円
・月4~7GB 6,215円
の料金がかかります。(auスマートバリュー適用時)
povoの料金は
・1GB(30日) 390円
・3GB(30日) 990円
・20GB(30日) 2,700円
・60GB(90日) 6,490円
・150GB(180日) 12,980円
となっています。
なので1人もしくは2人でデータ容量の小さいプランを利用している場合は、povoで
20GBまでのプランを利用することでauスマートバリュー無しでも料金が安くなるのです。
60GBや150GBの大容量プランでも、
1か月当たりの料金で考えると、auよりも安くなる可能性が高いです。
auからpovoに乗り換えることで料金が高くなるケース
auからpovoに乗り換えてauスマートバリューが適用されなくなることで、
かえって料金が高くなってしまうケースもあります。
例えば3人以上の家族でauスマホとセット割が適用される光回線をセットで使っていて、
なおかつauスマホで「使い放題MAX」プランを利用している場合です。
auの使い放題MAXは月間データ容量が基本無制限で、
料金は7,238円となっています。
3回線以上の家族割とauスマートバリューが適用されると、
使い放題MAXが月額5,038円で利用できます。
povoにはauの使い放題MAXに相当するプランは無く、
1日330円でデータ容量使い放題のプランしかありません。
もしpovoのデータ容量使い放題プランを1か月間利用したとすると、
料金は9,900円となりauの使い放題MAXよりも大幅に高くなってしまいます。
このように乗り換え後もスマホの使い方が全く同じだと、
auからpovoに乗り換えることでかえって料金が高くなってしまうケースもあるのです。
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実はpovoでも光回線とのセット割を使う方法がある!?
これまで説明したように、
povoではauのセット割であるauスマートバリューは使えません。
しかしauスマートバリュー以外の光回線とのセット割は使うことが実はできます。
povoとのセット割が使える光回線は、「縁人」という会社が提供している「enひかり」です。
enひかりの「勝手に割り」という割引サービスで、
povoとenひかりをセットで使うとenひかりの料金が毎月110円割引となります。
auスマートバリューのような公式の割引サービスでは、
光回線ではなくスマホの料金が安くなるのが一般的です。
しかしenひかりの「勝手に割り」は、文字通りenひかりが「勝手に」行っている割引の
ためpovoの料金は割引できず、enひかりの料金を安くしているのです。
通信サービスに詳しい人の中には、「ahamoとenひかりのセット割は知っているけど
povoとのセット割は知らない」という人も居るかもしれません。
それもそのはずで、ahamoは2021年3月からenひかりとのセット割が
利用できましたが、povoが利用できるようになったのは2022年3月からです。
なのでpovoとenひかりのセット割のことはあまり知られていなくて、
実際に利用している人も多くなかったりします。
enひかりのサービスに不安があるんだけど・・・
povoとのセット割が使えると言っても、
知名度が高くない「enひかり」のサービスに不安を感じるという人も居るでしょう。
enひかりはビッグローブ光やドコモ光などと同じ「光コラボ」で、
NTTのフレッツ光回線を使ったサービスです。
ですから基本的な通信品質は、
ビッグローブ光やドコモ光など他の光コラボと大きな違いはありません。
それどころか、現状ではenひかりの利用者数はビッグローブ光などと比べると
少ないですから、通信速度(実効速度)はenひかりの方が速いぐらいなのです。
またIPv6接続の「V6プラス」や現状では一部エリアのみですが
最大通信速度10Gbpsの高速サービスも利用できますよ。
enひかりの料金は光コラボでも最安クラス
他の光コラボと同じ通信品質でV6プラスなどのサービスも使える、
それでいてenひかりの料金は光コラボの中でも最安クラスとなっています。
同じ光コラボのビッグローブ光を3年プランで利用すると料金は
・戸建て 5,478円
・集合住宅 4,378円
です。
また光コラボではありませんが、JCOMで光回線を利用する場合の料金は
・戸建て 5,478円
・集合住宅 5,258円
となります。
それに対してenひかりの料金は
・戸建て 4,620円
・集合住宅 3,520円
で、戸建て・集合住宅ともに月700円以上安いのです。
とくとくBB光などと組み合わせる方法もある
もちろんauひかりと比べてもenひかりは安いですから、povoに乗り換えるのと同時に
光回線もenひかりに乗り換えることで通信費が確実に安くなりますよ。
ただし開通工事費19,800円を一括で支払わないといけないので、
JCOMやauひかりからの乗り換えでは初期費用が嵩む恐れがあります。
ビッグローブ光からの乗り換えは「事業者変更」で無派遣工事となりますから、
工事費は2,200円で済みます。
また、JCOM利用者の場合はpovoではなく、JCOMモバイルという格安SIMを利用すると
ギガの増量などの特典が受けられますのでそちらも要検討です。
まとめ
povoでは、JCOMやビッグローブ光のセット割である「auスマートバリュー」を
使うことができません。
auスマートバリューに限らず家族割プラスなど、
auで利用できる各種割引サービスは全てpovoでは利用できなくなっています。
とは言え各種割引が利用できなくても、
povoに乗り換えることでスマホ代を大幅に安くすることができます。
また非公式ながら、enひかりとpovoを一緒に使うことでセット割が適用されます。
ただし条件次第ではauよりpovoの方が料金が高くなることもあるので、
乗り換える際はしっかりと比較検討してくださいね。
JCOM利用者の場合はpovoではなく、JCOMモバイルという格安SIMを利用すると
ギガの増量などの特典が受けられますのでそちらがおすすめです。
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