Xiaomi(小米)/Redmiとはどこの国の会社?中国製のスマホメーカー?
Amazonや格安スマホなどで「Xiaomi(シャオミ)」や
「Redmi(レッドミー)」というブランドのスマートフォンや
スマートウォッチ等を見かけたことがありますか?
シンプルな機能で価格の安いスマホを探していると、
必ず選択肢に入ってくるのが「シャオミ」です。
では、シャオミはどこの国のメーカーなのか、
スマホにはどういった特徴があるのかなど詳しく見ていきましょう。
シャオミはどこの国?
中国のスマホメーカー
シャオミは2010年に中国北京市で創業、
現在も北京に本社を置く中国のスマホメーカーです。
2011年からオリジナルブランドのスマホの販売を開始、1年にハイエンドモデル
1機種のみながら4年で中国でのスマホシェア1位となります。
シェア1位を獲得して以降は急激に売り上げを落としたこともあって、
ハイエンド1機種のみではなくエントリーモデルも取り扱うようになりました。
日本などではシャオミと言えばエントリーモデルですが、
中国では現在でもシャオミはハイエンドスマホのイメージが強く残っています。
現在はスマホ以外にも白物家電なども作っており、
スマホメーカーから総合家電メーカーへと形を変えつつあります。
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「Xiaomi」「Redmi」は中国企業のブランド
「Xiaomi(小米)」「Redmi」ブランド製品は、
「小米科技有限责任公司(Xiaomi Inc.)」という企業が展開しています。
所在地は、北京市海淀区西二旗中路33号院6号楼6层006号 です。
代表者は、雷军(Lei Jun)氏です。

この中の「北京市(Beijing)」とは中華人民共和国の首都を指します。
「Xiaomi」の読み方は「シャオミ」
「Xiaomi」は「シャオミ」と読みます。
なお、ロゴの「MI」は
「モバイルインターネット(Mobile Internet)」を意味します。
「Redmi」の読み方は「レッドミー」です。
レドミと呼ぶ人もいるようです。
設立は2010年
小米科技有限责任公司は、
2010年3月3日に中国・北京にて登記設立されました。
実質的な設立は2010年4月です。
Xiaomiは上場企業
持株会社が香港市場に上場しています。
2018年7月9日に香港証券取引所のメインボードへ上場しました。
01810 小米集团-W
Xiaomiには日本法人がある
Xiaomiの日本法人は複数あります。
小米日本合同会社
まず、Xiaomiの一部日本事業を担っているのが
「小米日本合同会社」です。
同社の本社は、〒141-0031 東京都品川区西五反田8丁目1番3号PMO五反田 にあります。
2018年08月06日に法人が設立され
2020年02月07日に 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町4丁目3−3番9号
から現住所に移転登記しました。
小米技術日本株式会社
次に、新たに設立された「小米技術日本株式会社」
という日本法人があります。
こちらは2020年02月12日に設立された、
Xiaomiの日本における研究開発を担うとみられる企業です。
本社所在地は、
〒100-0011 東京都千代田区内幸町2丁目1番6号日比谷パークフロント
です。
同法人はイメージセンサーやカメラモジュールといった部品の
研究開発をしていると見られます。
日本企業ではソニーが
イメージセンサーの世界シェアの半数を掌握しています。
そうした人材を求めてか、
韓国企業なども相次いで日本にイメージセンサーの研究所を開設しています。
また電波法に基づく技適マークの表記も
シールを見ると小米技術日本株式会社と表示されています。
シャオミのスマホは中国製
シャオミは中国メーカーなので当然ですが、スマホの主な生産拠点は中国です。
ただ最近は中国も人件費が高くなってきたこともあって、
ベトナムでもシャオミの一部機種を作っています。
日本向けはほとんど中国で作られていますが、
中国国内ではベトナム製のシャオミスマホも流通しています。
中国は今や「世界の工場」で、特に深圳市は「アジアのシリコンバレー」とも
言われていて電子機器製造が盛んです。
電子機器製造に関する世界最先端技術が中国に集まっていますから、
中国製のスマホは決して粗悪品ではありません。
特にXiaomiのスマホは世界シェアで見れば5本の指に入るほど
売れていますから、むしろこの分野ではトップクラスと言えます。
シャオミのスマホの特徴・メリットとデメリット
コストパフォーマンスが良い
シャオミのスマホの大きな特徴と言えるのが「価格の安さ」です。
エントリーモデルである「Redmiシリーズ」なら新品でも1万円台、
ハイエンドの「Xiaomiシリーズ」でも10万円以下で購入できます。
最近はエントリーモデルが3万円台でも珍しくありませんし、
ハイエンドモデルとなると軽く10万円を超えてきます。
シャオミは機種を絞って大量生産しているので、
安かろう悪かろうではなく安くて性能も高いです。
今やスマホや1人1台が当たり前で、
小学生がスマホを持っていることも珍しくありません。
家族が一斉に買い替えると30万円40万円かかることもあるので、
安くて高性能なシャオミはAndroidユーザーにはありがたい存在です。
なおシャオミスマホを購入する場合、通信料金も加味すれば
SIMフリーモデルを購入して楽天モバイルに乗り換えるか、
IIJmioに乗り換えて値引きで購入したほうがトータルでは安いです。
大容量バッテリー
シャオミはハイエンドモデルだけでなくエントリーモデルにも、
5000mAhの大容量バッテリーを採用しています。
いわゆるバッテリーの持ちの良さはバッテリーの容量に比例するので、
シャオミはバッテリーの持ちが良いです。
ちなみに2024年現在、最新のiPhone16のバッテリー容量が約3500mAhですから、
シャオミがいかに大容量バッテリーか分かります。
ハイエンドモデルに大容量バッテリーが搭載されているのは分かりますが、
エントリーモデルにまで大容量バッテリーなのがシャオミの凄いところです。
大容量でも充電時間は短い
バッテリーが大容量だと充電時間が長いと思うかもしれませんが、
シャオミは大容量でも充電時間が短いです。
ハイエンドモデルのXiaomiシリーズだと、
バッテリー残量が0%の状態からでも20~30分でフル充電できます。
寝る前に充電し忘れていても、
シャオミなら朝の出かける準備をしている間にフル充電できてしまいます。
ただし急速充電はバッテリーに大きな負荷がかかり、
バッテリーの劣化を早めてしまうこともあるので注意も必要です。
大容量バッテリーなので少し重い
シャオミのスマホはバッテリーが大容量なだけに少し重いです。
例えばXiaomiシリーズの最新モデル14Tの重量は193gですが、
iPhone16の重量は170gとなっています。
わずか20gほどの違いではあるものの、スマホは基本的に片手で持つので、
長時間の使用で腕にかかる負担は大きく変わります。
大容量でバッテリーの持ちが良いのは大きなメリットですが、
重くて持っていると腕が疲れやすいのは小さくないデメリットです。
ライカ監修の高性能カメラ
スマホにカメラ機能が付いているのは当たり前ですが、
シャオミのスマホカメラはライカが監修しています。
ライカはドイツのカメラブランドで、
現在でも写真愛好家の間では高い人気を誇っています。
世界的にもトップクラスのカメラブランドが監修しているわけですから、
シャオミのスマホのカメラは当然高性能です。
明るいところでも暗いところでもキレイに撮影できて、
10倍ぐらいまでのズームであれば画質が粗くなることもありません。
最近は撮影した写真を加工して「盛る」ことも多いですが、
シャオミのスマホのカメラなら加工なしでもキレイな写真が撮れます。
まとめ
シャオミはスマホメーカーからスタートした中国の総合家電メーカーで、
主な生産拠点も中国です。
機種を絞って大量生産することで、
高性能ながら価格を抑えたスマホを作っています。
性能の割に価格はかなりリーズナブルですから、
安くて良いスマホを探している人にはシャオミはおすすめです。
シャオミスマホを購入する場合、通信料金も加味すれば
SIMフリーモデルを購入して楽天モバイルに乗り換えるか、
IIJmioに乗り換えて値引きで購入したほうがトータルでは安いです。
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Xiaomi/Redmi製品の種類
スマートフォン
Xiaomiの主力製品は、スマートフォンです。
「Xiaomi」「Mi」「Redmi」といったブランドを冠して展開しています。
IIJmioや、楽天モバイル
といった格安スマホ事業者でもよく販売されています。
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スマートウォッチやイヤホン
スマートウォッチやワイヤレスイヤホンなど、スマホアクセサリ類も販売しています。
家電製品や自動車など
また、中国本土においては単なるスマホメーカーにとどまらず、スマート家電や電気自動車(EV分野)にも進出しています。
国内でも、体組成計や空気清浄機といった製品を販売しています。
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