楽天モバイル・ワイモバイル・UQモバイルを比較して分かった後悔しない選び方

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目次

「楽天モバイル」「ワイモバイル」「UQモバイル」の3社ではどれがおすすめ?

最近TVCMでよく見かける「楽天モバイル」「ワイモバイル」「UQモバイル」の3社は、
いずれも「料金の安さ」をアピールしています。

でも料金が安いだけでスマホの使い勝手が悪いと意味がありませんから、
安さと使い勝手が両立していることが重要ですよね。

そこで料金や繋がりやすさ、通信容量などについて
楽天モバイル・ワイモバイル・UQモバイルを比較してみましょう。

 

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料金の安さなら楽天モバイル一択

料金の安さだけで比較すると、この3社だけに限らず他の格安スマホを加えても
「楽天モバイル」が強いです。

楽天モバイルの料金プランは「UN-LIMIT VI」のみで、
・月1GBまで 0円
・月1~3GBまで 1,078円
・月3~20GBまで 2,178円
・月20GB以上 3,278円
となっています。

ガラケー時代にあった「ダブル定額」と同じシステムですから、
楽天モバイルの料金プランは「クワッド定額」と言ったところでしょうか。

楽天モバイル

 

 

対するワイモバイルとUQモバイルは

ワイモバイルの料金プランは「シンプルプラン」で
・シンプルプランS(月3GB) 2,178円
・シンプルプランM(月15GB) 3,278円
・シンプルプランL(月25GB) 4,158円
の3つです。

UQモバイルの料金プランは「くりこしプラン」で
・くりこしプランS(月3GB) 1,628円
・くりこしプランM(月15GB) 2,728円
・くりこしプランL(月25GB) 3,828円
とこちらも3つとなります。

月に3GBの通信量を使うと仮定すると、楽天モバイルは1,078円、
ワイモバイルは2,178円、UQモバイルは1,628円です。

楽天モバイルはUQモバイルと比較しても約1.5倍、ワイモバイルに至っては
2倍以上の料金差があります。

月25GBだとそこまでの差は出ませんが、
やはり楽天モバイルが一番安いことに変わりはありません。

楽天モバイル

 

 

楽天モバイルは「電話かけ放題」も標準装備

楽天モバイルは単に料金が安いだけではなくて、
他社が有料オプションにしている「電話かけ放題」が標準で使えます。

「Rakuten Link」という専用アプリを使う必要がありますが、
楽天モバイルでは国内通話と海外から国内への通話が無料です。

ただしRakuten Linkを使わずに電話をかけると、
通話時間30秒ごとに22円の通話料が発生します。

楽天モバイル

 

ワイモバイルとUQモバイルはオプション

ワイモバイルとUQモバイルでは通話30秒ごとに22円の通話料が発生し、
電話かけ放題は有料オプションとなっています。

ワイモバイルの電話かけ放題は月額1,870円、
1回10分までの通話料が無料になる10分かけ放題が月額770円です。

UQモバイルも電話かけ放題が月額1,870円、
10分かけ放題が770円とワイモバイルと同じです。

UQモバイルにはもう1つ、合計通話時間60分まで通話無料になる通話パック60分
というオプションもあり、これは月額550円となります。

Rakuten Linkを使うという一手間はかかるものの、
有料オプション無しで通話料が無料になるのは楽天モバイルの大きなメリットです。

 

Rakuten Linkには不具合の報告も

楽天モバイルでは通話専用アプリRakuten Linkを使うことで、
国内での通話料が無料となります。

ただそのRakuten Linkには
・着信できない
・通話相手にこちらの声が聞こえない
・アプリにログインできない
などの不具合が多数報告されています。

アプリのアップデートやスマホの再起動で解消されるものの、
いつ不具合が発生するか分からないのがちょっと怖いですね。

楽天モバイル対応でも、楽天モバイルで販売されていない機種だと不具合が
起こりやすいという話もあります。

そうなると公式以外でのスマホ購入が難しくなり、
料金が安くても機種変更で費用が嵩むという恐れも出てきます。

 

 

セット割は3社3様のメリット

光回線と一緒に使うことでスマホ代が安くなるセット割は、
3社とも利用することができます。

3社ともに違ったメリットがあり、3社3様といったところです。

 

楽天モバイルは楽天ひかりとセットで

まず楽天モバイルの場合は、
楽天モバイルと光回線の「楽天ひかり」を一緒に使うことでセット割が適用されます。


楽天ひかりの公式サイトはこちら


セット割が適用されると、楽天モバイルの料金が3か月間無料、
楽天ひかりの料金が1年間無料となります。

楽天モバイルの料金はMAXでも月3,200円ほどですから、
3か月無料だと10,000円程度お得になるだけです。

ところが楽天ひかりは1年間無料で、料金が
・戸建て 月5,280円
・集合住宅 月4,180円
なので50,000~60,000円程度お得になります。

2年3年といった長期で見るとワイモバイルやUQモバイルに劣りますが、
1年間の短期で考えるとダントツで楽天モバイルがお得です。

楽天モバイル

 

ワイモバイルはソフトバンク光とセットで

ワイモバイルは、光回線の「ソフトバンク光」かホームルーターの「SoftbankAir」の
いずれかと一緒に使うことでセット割が適用されます。

セット割が適用されると、ワイモバイルのスマホ代が月1,188円割引が永年続きます。

年間で考えると14,000円ほどお得になるだけですが、
毎年14,000円ずつお得になるので5年6年使い続けると楽天のセット割よりお得です。

ワイモバイル

 

UQモバイルはセット割対象が多い

UQモバイルでは、
・対象の光回線
・対象のケーブルテレビのインターネット
・WiMAXのモバイルルーター、ホームルーター
・auでんき
のいずれかと一緒に使うことでセット割が適用されます。

セット割が適用されると、くりこしプランSとMで月638円、
Lで月858円の割引となります。

年間の割引額はSとMで7,500円程度、Lで10,000円程度なので、
お得さではワイモバイルに劣ります。

ただセット割の対象が広くて、
光回線だけでもauひかりを含めて13もの選択肢があります。

UQモバイル(代理店Linklife)

auひかり

ケーブルテレビに関しては、
J:COMとそれぞれの地域で利用できるケーブルテレビが含まれます。


J:COM TV/J:COM NET/J:COM PHONE


なお余談ですが、J:COMは自社で格安SIM「J:COM MOBILE」を展開しており、そちらもお得です。


J:COM MOBILE


UQモバイルの話に戻りますが、WiMAXのモバイルルーターやホームルーターでもセット割はOKですし、
ネットサービスではないauでんきもセット割の対象となっています。

お得さではワイモバイルに劣るかもしれませんが、
選択肢の幅ではUQモバイルが一番ですね。

UQモバイル(代理店Linklife)

 

 

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楽天モバイル・ワイモバイル・UQモバイルで使い勝手が一番良いのは?

スマホ事業者を選ぶ際には、料金とともに「使い勝手」も重要な要素となります。

使い勝手を比較する上で分かりやすい指標となるのが、
「対応エリア」と「通信速度」です。

まず「対応エリア」ですが、これは現状では楽天モバイルの一人負けといったところです。

ワイモバイルはソフトバンク回線、UQモバイルはau回線とそれぞれ
大手携帯キャリアの回線が使えるようになっています。

しかもサブブランドですから、他の格安スマホと違って大手携帯キャリアと同じ回線が
使えるので繋がりやすさも大手携帯キャリアと変わりません。

多少の違いはあるものの、大手携帯キャリアはいずれも全国で繋がりますから、
ワイモバイルとUQモバイルの対応エリアはほぼ同じとなります。

UQモバイル(代理店Linklife)

 

 

楽天は大手の回線ではなく自社回線網を使用

対する楽天モバイルは第4のキャリアで、基本的には自社回線を使って通信します。

公式には人口カバー率94%を謳っていますが、
実際に全国的に見ると繋がらない地域もまだまだ多くなっています。

当初は楽天回線が使えない地域ではau回線が使えるようになっていましたが、
現在では楽天モバイルでau回線が使える地域は数えるほどしかありません。

au回線が使えなくなった地域では「建物内で楽天モバイルが繋がらない」などと
言われていたりするので、繋がりやすさでは楽天モバイルが少し劣ります。

プラチナバンドと呼ばれる、つながりやすい周波数の電波の有無も影響している可能性があります。

ただ基地局の整備を現在進行形で進めていますから、今後は繋がりやすさで
ワイモバイルやUQモバイルに後れを取ることはなくなるはずです。

楽天モバイル

 

 

通信速度も楽天モバイルは苦戦

スマホの使い勝手を示すもう1つの指標が「通信速度」ですが、
こちらでも楽天モバイルは苦戦しています。

ネット回線の通信速度が計測できるサイトでの結果によると、
・楽天モバイル 約32Mbps
・ワイモバイル 約65Mbps
・UQモバイル 約61Mbps
となっています。

格安スマホ時代の楽天モバイルの通信速度は15Mbps程度ですから、
キャリアになって通信速度は速くなっているのは間違いありません。

ワイモバイル

 

ワイモバイル・UQモバイルは速度が速い

それでもワイモバイル・UQモバイルと比べると半分程度の数値で、
通信速度も楽天モバイルの一人負けと言わざるを得ないのです。

ただ救いがあるとすれば、現状では通信速度が30Mbpsも出ていればインターネットを
使うのに困らないということです。

ネットコンテンツで一番通信速度を必要すると動画も通信速度が30Mbps出ていれば、
ほぼストレスなく視聴することができます。

SNSやサイト閲覧は30Mbpsも必要としませんから、
普通にインターネットを使う分には数値ほどの差は感じません。

しかしオンラインゲームなどの容量の大きなデータをダウンロードする際には、
ダウンロード時間に差が出てしまいます。

UQモバイル(代理店Linklife)

 

楽天モバイルは速度制限なし

ギガを使いすぎて通信制限を受けた時の通信速度では、
楽天モバイルの一人勝ちとなります。

ワイモバイルとUQモバイルでは、それぞれ1か月に使える上限を超えてギガを使うと
通信速度が大幅に制限されてしまいます。

いずれもプランSでは最大300Kbps(0.3Mbps)、
プランMとLでは最大1Mbpsしか出ません。

それに対して楽天モバイルは、使ったギガ数によって料金は変わるものの、
1か月のギガ数に上限はありません。

ですから基本的に楽天モバイルでは通信制限を受けることは無く、
使い過ぎで通信速度が遅くなる心配が無いのです。

ギガ数や通信制限を気にせずスマホが使えるというのは、
楽天モバイルの大きなメリットですね。

ただしau回線で使えるギガ数には5GBの上限が設けられており、
au回線で月5GB以上使うと通信速度が最大1Mbpsに制限されます。

なのでau回線が使えるようになっている地域では、
楽天モバイルでも通信制限を受ける恐れがあるので注意しましょう。

楽天モバイル

 

 

iPhoneの取扱機種数で比較する3ブランド

他のキャリアや格安スマホから乗り換える場合には、
現在自分が使っているスマホが乗り換え先でも引き続き使えるかどうかが気になります。

もし乗り換えを考えている事業者で自分のスマホが使えないとなると、
乗り換えるのを考え直す人も多いはずです。

世界的に見るとAndroidユーザーが多いんですが、
日本においてはiPhoneユーザーが優勢となっています。

Androidは機種の数も多いですから、今回はiPhoneに限って3社を比較してみましょう。

 

使えるiPhoneの機種が多いのはワイモバイル

3社の中で一番多くのiPhone機種に対応しているのはワイモバイルです。

楽天モバイルとUQモバイルでは、
iPhone6s・6sPlus以降の機種しか現状では動作が確認されていません。

対してワイモバイルでは、SIMフリー端末に限りますが、
iPhone5sとiPhone6でも動作が確認されています。

ワイモバイル

 

iPhoneの買い替え選択肢が多いのは楽天モバイル

ただし乗り換えとともにスマホを新たに購入する場合には、
楽天モバイルがiPhoneの選択肢が一番多くなっています。

ワイモバイルで現状購入できるiPhoneは
・iPhone12、12mini
・iPhoneSE(第2世代)
・iPhone11
です。

UQモバイルでは
・iPhone12、12mini
・iPhoneSE(第2世代)
・iPhone11
・iPhone7
となっています。

対して楽天モバイルで取り扱っているiPhoneは
・iPhone13、13Pro、13ProMax、13mini
・iPhone12、12Pro、12ProMax、12mini
・iPhoneSE(第2世代)
です。

miniやProなどを別機種とすると、ワイモバイルは4機種、UQモバイルは5機種、
楽天モバイルは9機種となります。

しかも最新のiPhone13を取り扱っているのは楽天モバイルだけで、
現状ではワイモバイルとUQモバイルではiPhone13は購入できません。

常に最新のiPhoneを使いたい人は、この3社の中では楽天モバイル一択ですね。

楽天モバイル

 

 

まとめ

楽天モバイル・ワイモバイル・UQモバイルの3社を比較しましたが、
いずれにも一長一短があって「一番」と決めるのは難しいです。

料金の安さや通信量使い放題、最新のiPhoneが使えるといったことを考えると、
楽天モバイルがベターな選択と言えます。

しかし楽天モバイルは繋がりやすさでワイモバイル・UQモバイルに劣るので、
使い勝手の面で少し不利です。

今後基地局の整備が進んで対応エリアが広がれば、
この3社の中では楽天モバイルが抜けだす可能性が高いと思います。

ただ現状では、繋がりにくさに目をつぶって安さを取るなら楽天モバイル、
料金より繋がりやすさを取るならワイモバイルかUQモバイルという選択になりそうです。

 

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