一戸建てに固定電話がない場合の対処法は?なしという選択肢のデメリットは?戸建てに固定電話は必要なのか?
携帯電話が一般的に広く普及した現在では、
自宅で固定電話を使っていない人も多くなってきています。
では一戸建てに固定電話は必要か、
固定電話なしだとどういったデメリットがあるのかなどを詳しく見ていきましょう。
固定電話なしのデメリット
自宅で固定電話を使わない人が増えていますが、
固定電話なしにはそれなりのデメリットもあります。
固定電話なしの最大のデメリットは「携帯電話やスマホの故障や紛失で
連絡が取れなくなること」です。
携帯電話やスマホが壊れたり失くなったりしても、
自宅に固定電話があればサポートセンターへの相談など必要な連絡が取れます。
固定電話なしだとショップに足を運んで修理してもらうか買い替えないと
必要な連絡が取れません。
実際に携帯電話やスマホは不具合などでいつ繋がらなくなるか分かりませんし、
持ち運ぶので故障や紛失のリスクも大きいです。
固定電話は故障や紛失のリスクも携帯電話やスマホに比べると小さいので、
何かあった時の連絡手段として固定電話を確保しておくのがベターなのです。
フリーダイヤルが利用できない
最近は携帯電話やスマホで繋がるケースもあるものの、
携帯電話やスマホだとフリーダイヤルが利用できないケースが少なくありません。
家電などの調子が悪い時にサポートセンターを利用しますが、携帯電話やスマホだと
フリーダイヤルが利用できず市外局番で始まる番号にかけざるをえないことがあります。
一般的にサポートセンターはオペレーターに繋がるまで待たされることが多く、
オペレーターに繋がってから要件を話し終えるまでにもそれなりに時間がかかります。
携帯電話やスマホはただでさえ通話料金が高い上に、オペレーターに繋がるまで
待たされるなどで通話時間が長くなると通話料金が嵩んでしまうのです。
固定電話だとフリーダイヤルが利用できないケースの方が少ないですから、
サポートセンターなどを利用する際でも通話時間を気にせずに済みます。
社会的信用を得にくい
自宅で固定電話を使っていないと社会的信用を得にくいケースがあります。
固定電話が無いだけで信用されないわけではありませんが、
場面によっては固定電話が無いことで信用されなくなることがあるのです。
例えばクレジットカードの申し込みで固定電話番号を記入しなかったことで、
審査に通らなかったということが実際にあります。
(固定電話なしだけが原因ではないかもしれませんが・・・)
また公的書類や不動産関係の契約書を作成する際には固定電話番号が必須で、
携帯電話やスマホの番号では受け付けてもらえないこともあるのです。
就転職活動で固定電話なしは不利、アルバイトの面接で固定電話なしが理由で
採用されなかったことがあるといった話も聞きます。
元々は固定電話を自宅に開通させるにはまとまった金額のお金が必要でした。
固定電話開通は経済的に著しく困窮していないことの証明にもなったので、
現在でもその名残から固定電話があると社会的信用を得やすいと考えられるのです。
学校の連絡網で困ることも
お子さんが居る場合は、
固定電話を使っていないことで学校の連絡網で困ることも出てくる恐れがあります。
最近はLINEで必要な連絡を行う学校も増えてきていますが、
緊急連絡先として固定電話番号の提出を学校に求められるケースも少なくありません。
共働きが一般的で平日昼間は自宅に誰も居ないことも多く、
固定電話よりも携帯電話やスマホの方が連絡がつきやすくなっています。
ただ個人情報保護の観点から他の保護者に見られる学校の連絡網に
携帯電話やスマホの番号を載せるのも不安です。
実際に子供が小学校に上がるタイミングで自宅に固定電話を開通させるケースも
少なからずあるのです。
一戸建てで固定電話を使うデメリット
固定電話なしにデメリットがあるなら、固定電話ありにもデメリットがあります。
一戸建ての自宅で固定電話を使う最大のデメリットは
「使わなくても料金が発生すること」です。
携帯電話やスマホでも基本料金はかかりますが、インターネットも使えるので
携帯電話やスマホでは「使わなくても料金が発生すること」は少ないです。
しかし固定電話は基本的に通話機能しかありませんから、場合によっては
1度も電話がかかってくることも電話をかけることも無い月も出てきます。
1度も使わなくてもNTTの固定電話だと月2,500~3,000円ほどの基本料金を
払わないといけません。
よく使おうが全く使わなかろうが年間30,000円程度かかる固定費が
固定電話なしにすれば削減できます。
勧誘や営業などの迷惑電話がかかってくる
自宅で固定電話を使っていると勧誘や営業などの迷惑電話がかかってくることが
あります。
携帯電話やスマホでも迷惑電話はかかってきますが、ほとんどの端末に
着信拒否機能が備わっているので迷惑電話は簡単にシャットアウト可能です。
固定電話の場合はNTTなど加入している固定電話サービスが提供している
オプションサービスを使わないと基本的に着信拒否ができません。
着信拒否機能が備わっている固定電話機もあるものの、警察や自治体などから
提供される迷惑電話情報を元に自動的に着信拒否が行われます。
迷惑電話として提供されていない番号は拒否されませんし、
そもそも着信拒否機能が備わった電話機自体がそれほど多くないです。
また着信拒否オプションも電話機の着信拒否機能もナンバーディスプレイという
有料オプションを使っていないと利用できません。
固定電話だと迷惑電話をシャットアウトすることが難しく、
シャットアウトするには余計なお金がかかってしまうのです。
固定電話なしなら「IP電話」を利用するという選択肢も
「一戸建てに固定電話は必要か?」という問いに対しては「絶対必要とは
言えないもののあった方が便利」という回答になります。
ただ固定電話を使うことにもデメリットがありますから、
自宅の固定電話代わりとして「IP電話」を使うという選択肢もおすすめです。
IP電話は簡単に言うとインターネット回線を使った電話サービスのことで、
光回線のオプションで使える光電話もIP電話の一種です。
以前はIP電話では「050」で始まる番号しか使えませんでしたが、
現在は「03」など市外局番で始まる番号も使えるサービスが増えています。
また利用中の固定電話からIP電話に乗り換える際には、
ナンバーポータビリティで電話番号を変えずに済むケースもあります。
IP電話なら「03plus」がおすすめ
固定電話の代わりにIP電話を利用するなら「03plus」というサービスがおすすめです。
03plusを導入するのに必要なのは初期費用の5,000円のみ、
固定電話機なしスマホのみでも利用できます。
月額費用は980円、複数人で利用する場合は電話番号を追加しなければ
2人目以降は月額700円で利用可能です。
専用アプリで発着信を行うのでスマホへの固定電話への着信が切り分けられるので、
個人事業主のビジネスフォンとしても使えます。
現状は東京や大阪、愛知、福岡など大都市部だけですが、
市外局番で始まる番号が使えますしナンバーポータビリティも可能です。
1回の通話が10分までの電話は無料となるかけ放題オプションもありますから、
電話をよく利用する人にはお得です。
着信拒否機能も付いていますし、
有料オプションですが留守番電話やクラウドFAXなどの機能も使えます。
まとめ
一戸建てに固定電話は絶対必要ではありませんが、
無いと不便なケースもあるのでできれば固定電話を使うのがベターです。
ただNTTの固定電話は開通するのに数万円単位の費用がかかる上に
基本料金も安くなく、使える機能も限られています。
一戸建てで固定電話を使うなら、
開通費用も料金も安くて色んな機能が使える「03plus」などのIP電話がおすすめです。
03plus公式サイト
関連記事
03plus・CITVplus・クラコールのクラウドPBXサービス3社を比較