「DELL」と「VMware」
「DELL」と「VMware」にはどのような関係があるのでしょうか。
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「DELL」は米PCブランド
米国企業のPCブランド
「DELL」は、個人および法人向けに、パソコンやプリンタ、サーバーなどを提供しているブランドです。
米国の企業である、「Dell Technologies Inc. （デル）」が展開するブランドです。
設立者はMichael Dell氏
Dellは、Michael Dell（マイケル・デル）氏によって設立されました。
同社の社名は彼の名前なのです。
EMCはストレージ機器開発企業
旧・米EMCは、データストレージ等のエンタープライズソリューションを手がける企業でした。
2015年、旧・DellはEMCをおよそ670億ドルで買収すると発表しました。
Dell Technologiesの誕生
「EMC」は、2016年の買収後「Dell EMC」となり、Dellの子会社として存続しました。
その後、両者は統合し「Dell Technologies Inc. 」が誕生しました。
「Dell EMC」は、その子会社、かつ一部門となっています。
「VMware」は米ソフトウェアブランド
一方、「VMware（ヴイエムウェア）は、1998年に設立されたソフトウェア企業です。
クラウドや仮想化に注力
近年はクラウドコンピューティングサービス「VMware Cloud」や、ネットワークの仮想化等に注力しています。
EMC子会社に
2004年からはEMC傘下となっていました。
VMwareのスピンオフ
「VMware」はEMCの傘下であったため、EMCとともにDellグループとなっていました。
「VMware」は、2021年に株式の81%をスピンオフすることが発表されました。
このため、両者は協業関係を維持しますが、ヴイエムウェアは独立した上場企業となります。
ソフトウェア分離は既定路線
ソフトウェア全盛期にソフトウェア子会社を売却するDellは、一体何を考えているのだろうと思われるかも知れません。
しかし実のところ、デルのソフトウェア事業切り離しは既定路線なのです。
2016年には、「Dell Systems Corporation」を始めとするソフトウェア部門を、日本のシステムインテグレータであるNTTデータに売却しています。
Dellはかつて非公開化
デルは2013年に、シルバーレイクなどの協力を受けMBO（従業員等による株式の非公開化を指す）を行っています。
こうした一連の動きは、Michael Dell氏のカラーが出た、その指揮による結果と言えるかも知れません。
DELLブランド製品の種類
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