MacBookとNECのノートパソコンを比較してみた

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目次

MacBookとNECのノートパソコンはどっちがいい?比較してみた結果

ノートパソコンの購入時に困るのが「メーカー選び」で、特定のメーカーしか買わない人も居ますが、大抵はどのメーカーにするか最初に迷います。

では、Appleの「MacBook」と「NEC」のノートパソコンを比較した場合、どっちを買うと良いのでしょうか?

 

MacBookはアメリカ、NECは日本

MacBookはアメリカのメーカーブランド、NECは日本のメーカーブランドです。

MacBook

MacBookを作っているAppleは、1976年にコンピューターの開発・製造を行う会社としてスティーブ・ジョブズらによって設立されます。

ウォズニアックが開発した「Apple I」というコンピューターを製造・販売する会社で、
以降もMacintoshやiMacといったパソコンを開発しています。

一時は身売りを検討するほど低迷しますが、ジョブズが復帰して1998年にiMacが大ヒットすると、低迷から一転してトップメーカーとなりました。

2001年にiPod、2006年にMacBook、2007年にiPhoneと立て続けにヒット商品を生み出し、パソコン市場においても世界4位のシェア率を獲得しています。

Apple Amazonストア

NEC(日本電気、LAVIE)

NECが設立されたのは2世紀前の1899年、電話交換機など通信機器の日米合弁メーカーとしてでした。

1958年にコンピューター事業を開始、1982年発売のPC‐9800シリーズは国民機と言われるほど大ヒット、1990年代まではNEC一強とも言える状況だったのです。

しかし2000年代に入ってNEC全体の業績が悪化すると、2011年にパソコン部門を分社化して中国のLenovoとの合弁会社傘下へと移します。

現状パソコンブランドとしてのNECは実質的にLenovo傘下ですが、合弁会社の議決権を保有しているので、NECの影響力は一定程度残っています。

日本でのAppleに対する信用度はかなり高いものの、日本での日本ブランド対する信用度を考えるとNECの信用度もAppleに劣らず高いです。

LAVIE公式通販ストア NEC Direct

NEC LAVIE Amazonストア

NEC Direct楽天市場店

NEC Direct – Yahoo!ショッピング

 

MacBookは中国製、NECは一部日本製

Appleは自社工場を持たないファブレスメーカーで、MacBookの製造はクアンタやフォックスコンといった台湾のメーカーに委託しています。

クアンタやフォックスコンの主な製造拠点は中国ですから、MacBookの大半は中国製です。

NECはLenovo傘下に入る以前から中国でパソコンを作っており、Lenovo傘下に入ってからはLenovoの工場で多くのモデルを作っています。

ただ山形県米沢市にあるNECの工場でも一部モデルを作っており、NECでは日本製モデルのノートパソコンを購入することも可能です。

 

安く買えるのはMacBook

価格を比較すると、NECのノートパソコンよりMacBookの方が安くなっています。

Appleの公式オンラインストアで
・ディスプレイ 13.6型
・CPU M4
・メモリ 16GB
・ストレージ 256GB
という構成のMacBookが164,800円で販売されています。

NECの公式オンラインストアでの
・ディスプレイ 13.3型
・CPU Intel Core i7‐1355U
・メモリ 16GB
・ストレージ 256GB
という構成のノートパソコンの販売価格は202,340円です。

ちなみに、CPUの「M4」は「Ultra7 155H」と性能が同程度で、「Core i7‐1355U」よりは性能が上です。

CPUの性能がMacBookの方が高い上に価格は安いですから、コスパもMacBookの方が高いと言えます。

ただしそこまでスペックを使い切らないという場合には、NECのほうが安いモデルが選べます。

また、MacBookはWindowsで使っているソフトがそのまま使えない場合があるので注意が必要です。

 

軽いのはNEC、バッテリー長持ちはMacBook

ノートパソコン本体が軽いのはNECで、バッテリーが長持ちなのはMacBookです。

MacBookは最軽量モデルでも約1.2kgで、NECの最軽量モデル972gには敵いません。

ただバッテリーの駆動時間は、MacBookは動画再生時18時間ですが、NECは大容量バッテリーモデルでも動画再生時15.8時間です。

持ち運んで使うことを考えると軽い方が負担が少なくて良いですし、充電が難しい外出先で使うことを考えるとバッテリーは少しでも長持ちの方が安心です。

体への負担軽減で軽さを重視するならNEC、外出先での使い勝手を考えてバッテリー重視ならMacBookを選ぶと良いでしょう。

 

保証サービスが充実しているのはMacBook

故障や不具合に備える保証サービスは、MacBookの方が充実しています。

MacBookはメーカー保証1年で、AppleCare+に加入して月額料金制を選択すると保証期間が解約するまで続きます。

NECはメーカー保証が1年、購入時に有料オプションとして追加することで保証期間を最大5年に延長可能です。

MacBookもNECも、自然故障だけでなく、落下や水濡れなど偶発的な要因による故障・不具合も保証の対象に含められます。

NECの最大5年も十分長いですが、解約するまでずっと保証が続くMacBookの方が故障のリスクが高いノートパソコンとしてはより安心して使えます。

ただし、5年以内に買い替えるのであればどちらでも同じともいえます。

 

まとめ

MacBookとNECの今回の比較では、MacBookがやや有利でしょうか。

MacBookは、中国製であることを少し気にする人がいるものの、安さとコスパの高さ、保証サービスが充実している点でNECを上回っています。

ただ、NECは今や貴重な日本ブランドのパソコンで日本製モデルも選べますから、国産パソコンにこだわるならNECがおすすめです。

またWindowsのソフトが使いたい場合や、そこまで高いスペックがいらない場合もNECが適しています。

LAVIE公式通販ストア NEC Direct

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