ソースネクスト(SOURCENEXT)製のソフトが安い本当の理由とは
通販サイトや家電量販店などでパソコン用ソフトを探していると、
一段と安い価格で目を引くのが「ソースネクスト」のソフトです。
ソースネクストが一桁間違っているのではないかと疑いたくなるほどの安い価格で
パソコン用ソフトを販売できる理由について詳しく見ていきましょう。
この記事のポイント
この記事ではソースネクストがパソコン用ソフトを安く販売できる理由について説明しています。主な理由は以下のとおりです。
1. 薄利多売: ソースネクストは利益を薄くしても、多くの本数を売ることで総合的な利益を確保する戦略をとっています。安い価格で販売することで、販売本数が増え、利益も増加します。
2. 販売店舗数の増加: 価格を下げることで、販売店舗の数が増えました。これにより、パソコン専門店や家電量販店に加えて、スーパーやコンビニ、書店でもソースネクストのソフトが販売されるようになりました。取り扱ってくれる店舗が増えると販売本数も増えるため、薄利多売が実現できます。
3. 多種多様なソフトの販売: ソースネクストはさまざまな種類のソフトを販売しています。これにより、ソフトを探す際にソースネクストの販売サイトを利用する人が増え、販売本数が増えます。
4. セキュリティソフトの端末固定: ソースネクストのセキュリティソフトは端末に紐付けられており、端末を買い替えるとソフトも買い替える必要があります。このため、セキュリティソフトの販売本数が増えます。
5. 海外メーカーの日本代理店: ソースネクストは海外メーカーのソフトを日本で代理店として販売しています。代理店としてソフトを販売するため、開発費用がかからず、他社よりも安く販売できます。
このような理由により、ソースネクストは安い価格で多くのパソコン用ソフトを販売できています。品質に問題はなく、手軽に使いたいソフトを購入することができます。もし興味のあるソフトがあれば、ソースネクストの販売サイトで探してみることをおすすめします。
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ソースネクストのパソコン用ソフトが安い理由
ソースネクストがパソコン用ソフトを安く販売できる最大の理由は「薄利多売」です。
薄利多売だから
安い価格にしてソフト1本当たりの利益を薄くしても、
多くの本数を売ることで総合的に利益が出れば良いとソースネクストは考えています。
ソースネクストは2000年代初頭に当時1万円以上するのが当たり前だった
パソコン用ソフトを試しに1,980円で販売してみました。
価格を従来の5分の1にしたところソフトは飛ぶように売れて、10倍以上の販売本数を記録します。
価格が5分の1でも本数が10倍売れたので利益は2倍となり、
以降ソースネクストは安い価格で多い本数を売る薄利多売方式を採用しているのです。
価格を安くしたことで販売店舗数が大幅に増加
ソースネクストが薄利多売を実現できた理由として、
価格を安くしたら販売店舗数が大幅に増加したことが挙げられます。
パソコン用ソフトが1万円以上するのが当たり前だった時代は、
ソフトを取り扱っているのはパソコン専門店や家電量販店ぐらいでした。
ところが1,980円に価格を下げると、パソコン専門店や家電量販店に加えて
スーパーやコンビニ、書店にもソースネクストのソフトが置かれるようになったのです。
1万円以上する高額商品は万引きによる損害が大きいので、それまでスーパーや
コンビニ、書店では高額なパソコン用ソフトは取り扱われていませんでした。
価格が1,980円になったことで万引きのリスク自体が減り、スーパーやコンビニ、
書店でもソースネクストのソフトを置いてもらえるようになったというわけです。
取り扱ってくれる店舗が増えると販売本数も増えるので、
ソースネクストはソフトを安い価格で販売できるのです。
多種多様なソフトを販売
ソースネクストが安い価格でパソコン用ソフトを販売できる理由として
「多種多様なソフトを販売している」ことも挙げられます。
パソコン用ソフトのメーカーはセキュリティソフトならセキュリティソフトといったように
特定の種類のソフトに特化していることが少なくありません。
特化することで「セキュリティソフトと言えば○○」とブランディングがしやすいですし、
何よりソフトの開発費用が抑えられます。
ソースネクストはセキュリティソフト・ハガキ作成ソフト・タイピングソフトなど
パソコン用・スマホ用合わせて500種類を超えるソフトを販売しています。
多種多様なソフトを取り扱うことで、何か欲しいソフトがある時は
「とりあえずソースネクストの販売サイトで探す」となるわけです。
「とりあえずソースネクストで探す」という人が増えれば
必然的にソースネクストのソフトの販売本数は増えます。
1本1本で見ると利益が出ていないソフトもあるでしょうが、全体で見ると
十分な利益が出ているので安い価格でソフトが販売できることに繋がるのです。
セキュリティソフトは端末固定
ソースネクストではソフトの販売本数を増やす方策の1つとして、
セキュリティソフトを端末に紐付けるシステムにしています。
ソースネクストのセキュリティソフト「ZEROスーパーセキュリティ」は、
端末を買い替えた際にソフトを入れ替えるといったことができません。
他のメーカーのセキュリティソフトなら、最初に導入した端末でソフトを削除すれば
買い替えた新しい端末にソフトを入れ替えることが可能です。
ソースネクストのセキュリティソフトではソフトの入れ替えができないため、
端末を買い替えるとセキュリティソフトも買い替える必要があります。
パソコンやスマホは長くても数年単位、短いと1~2年で買い替えます。
セキュリティソフトを端末固定にすることで端末の買い替えとソフトの買い替えが
セットになるため、必然的にセキュリティソフトの販売本数が増えるというわけです。
海外メーカーの日本代理店
ソースネクストが安い価格でソフトを販売できるのには「海外メーカーのソフトを
代理店として日本で販売している」ことも理由の1つとなっています。
クラウドストレージのDropboxや動画編集ソフトのVideoStudioを
日本で正規代理店として販売しているのがソースネクストです。
代理店ならソフトの開発費用が必要ありませんから、
自社で開発したソフトよりも安く販売しやすいです。
実際にDropboxは開発元の公式サイトよりもソースネクストの販売サイトの方が
約1万円も安く購入できます。
代理店として海外メーカーのソフトを多く取り扱っていることもソースネクストのソフトが
安い理由の1つなのです。
まとめ
ソースネクストのソフトが安い理由は薄利多売で、
品質が伴わない安かろう悪かろうでは決してありません。
高額なソフトは使ってみたくても手が出しにくいですが、
ソースネクストのソフトなら安いので使ってみたいソフトを気軽に購入できます。
パソコンやスマホで使ってみたいソフトがあるなら、
一度ソースネクストの販売サイトで探してみてください。
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