Jackeryはどこの国のポータブル電源メーカー?

Jackery(ジャクリ)とはどこの国のメーカー？中国製？読み方は？

防災グッズとして最近注目されている「ポータブル電源」、
そのポータブル電源のトップブランドと言えば「Jackery」です。

では、Jackeryはどこ国のメーカーの製品なのか、
ポータブル電源にはどういった特徴があるのかなどを詳しく見ていきましょう。

 

Jackeryはアメリカのメーカー

Jackeryは2012年にアメリカで創業し、
現在もアメリカのカリフォルニア州に本社があるアメリカ企業です。

「Jackery」ブランド製品は、
アメリカ合衆国カリフォルニア州アラメダ郡フリーモントに本社を登記する、
「Jackery Inc.」が展開しています。

所在地は、48531 Warm Springs Blvd, Ste 408 Fremont, CA 94539です。

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読み方は「ジャクリ」

「Jackery」は、「ジャクリ」と読みます。

 

創業は2012年、世界シェア首位

同社は2012年に、創立メンバーにAppleの元バッテリーエンジニアが加わり設立され、
創業当初は、スマホ用のモバイルバッテリーなどを主に作っていました。

アウトドアブームの到来と防災意識の高まりを意識して、
2014年からはより大容量のポータブル電源をメインに取り扱うようになったのです。

Jackeryがポータブル電源を取り扱い始めてから10年ほどですが、
2020年に世界シェア1位を獲得して以降その地位を守り続けています。

 

創業者は日本とも関係あり

Jackeryはアメリカ企業ですが、
Jackeryを創業したのは中華圏にルーツのある孫中偉氏です。

孫中偉氏は日本メーカーで営業職をしていたこともあって、
モバイルバッテリーを売っていました。

その時の知識や経験などを生かしてモバイルバッテリーを作るメーカーJackeryを
創業、その後世界トップクラスのポータブル電源メーカーとなります。

創業者に日本メーカーでの勤務経験があるので、
Jackeryはアメリカ企業ですが日本と関係が全くないわけではありません。

 

日本法人の設立

Jackeryは2019年に、
日本法人「株式会社Jackery Japan」を設立しました。

会社名：株式会社Jackery Japan
住所：東京都中央区晴海1丁目8番10号　トリトンスクエアX棟3階

 

JVCケンウッドとの提携

日本法人を設立した2019年には横浜市に本社を置く、
大手音響機器・車載用機器メーカー「JVCケンウッド」と、
商品開発などの業務提携を行うこととなりました。

JVCケンウッドからは、「JVC」「Victor」「KENWOOD」各ブランドから、
ポータブル電源やソーラーパネルが発売されています。

 

日米は主に販売部門

Jackeryは、米国に登記する企業ではあるものの、
米国には主に販売部門の社員が在籍しています。

日本法人には、
日本事業Jackery Japanの販売に携わっている社員が在籍しています。

一方、ポータブル電源では珍しいカリフォルニアデザインが魅力で、
その点はJackeryの強みと言えます。

 

最大生産拠点は中国

Jackeryの最大生産拠点は、
中華人民共和国広東省深圳市（Shenzhen）にあります。

「深圳市（Shenzhen）」とは、
中華人民共和国にある電子産業の集積地を指します。

Jackeryは中国・深圳市に自社工場を持っており、
製品開発も自社で行っています。

中国拠点では、150人程度の従業員が製造に携わっており、
充放電の試験室なども完備されています（2020年3月時点）

つまり、Jackeryの実質的な最大拠点は中国なのです。

Jackeryブランドのポータブル電源はほぼすべて、
中国・深圳にあるJackeryの自社工場で作られています。

もっとも、ほかの有名なポータブル電源ブランドも
ほぼ例外なく深圳を始めとする中国に製造拠点を構えており、
その点はどこのメーカーも同じです。

中国はいまやポータブル電源製造の最前線で、
世界最先端の技術が集まっているので中国製のポータブル電源は高品質です。

Jackeryは自社工場でポータブル電源を作っているので、
チェックが厳しく安全性にも問題はありません。

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Jackeryポータブル電源の特徴

Jackeryのポータブル電源は種類が豊富

Jackeryはポータブル電源の種類が、他メーカーと比べても豊富です。

100Whクラスの小容量から3000Whクラスの大容量まで、
全部20種類ほどのポータブル電源がJackeryにはあります。

キャンプなどで使うのに持ち運びやすい小中容量のモデル、災害用や
電気代節約用としても使える大容量モデルと用途に合った選び方ができます。

 

ソーラーパネルで充電できる

Jackeryのポータブル電源は、ソーラーパネルを使って充電可能です。

別売りなのでコストはお金が少しかかるものの、専用ソーラーパネルを使うと
電気代ゼロでポータブル電源が充電できるので元が取れます。

もちろん家庭用コンセントでの充電も可能で、
家庭用コンセントだと大容量モデルでも2～3時間の急速充電ができます。

ただ災害で停電した場合やアウトドアなど電源の無い場所で使う場合でも、
ソーラーパネルでポータブル電源を充電すれば電気が使えるのです。

ソーラーパネルで充電したポータブル電源を普段使いすれば、
電気代の節約にも繋がります。

 

安全で長持ち

Jackeryのポータブル電源は「安全」で「長持ち」です。

一般的なポータブル電源はスマホなどと同じリチウムイオン電池ですが、
Jackeryのポータブル電源はリン酸鉄リチウムイオン電池が使っています。
（一部三元系リチウムイオン電池のモデルもある）

一般的な三元系リチウムイオン電池は、充放電を500回繰り返すと劣化するのに対して、
リン酸鉄リチウムイオン電池は4000回の充放電に耐えられます。

ポータブル電源を毎日充電しても10年以上使えるわけですから、
長持ちでコスパが高いと言えるのです。

またリン酸鉄リチウムイオン電池は構造が安定しているため、
ポータブル電源の大敵である熱が内部で発生しにくくなっています。

万が一熱が発生したとしても内部に溜まりにくいので、
ポータブル電源が発火する心配がほとんど無く安全に使えます。

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保証期間が長い

Jackeryのポータブル電源は「保証期間の長さ」も特徴の1つです。

一般的な電化製品のメーカー保証は1年ですが、
Jackeryのポータブル電源は標準のメーカー保証が3年です。
（一部2年のモデルもある）

公式オンラインストアで購入してユーザ登録を行うと、
保証期間を最大5年まで延長できます。

特にアウトドアで使う場合には持ち運んで屋外で使うので、
故障するリスクが高いです。

ポータブル電源は決して安くないので簡単に買い替えられず、
万が一故障しても保証が使えると便利です。

 

重いので少し持ち運びにくい

Jackeryのポータブル電源は、
他社のポータブル電源に比べると少し重いので持ち運びにくくなっています。

格段に重いわけではありませんが、
他社の同じ容量のポータブル電源より1～2㎏重いといった感じです。

男性だと問題ないものの女性だと少し重いだけでも持ち運びにくいですから、
アウトドア用としては少し使いにくい場合もあるかもしれません。

女性のアウトドア用としては少し気にしたほうが良いと思います。

 

Jackeryはどこで売っている？

公式ストア

Jackeryには公式通販ストアがあります。

公式ストアは安心の日本法人直営で、
無料で最長3～5年間の長期延長保証が選択できます。

 

 

 

ネット通販モール

Jackeryは公式ストアに加え、
各大手ネット通販モールにも出店しています。

この中では特にAmazonがおすすめで、
頻繁にセールを開催しているため安く購入できる場合があります。

Amazon

→ Jackery公式 Amazonストア

楽天市場

→ Jackery Japan 楽天市場店

ヤフーショッピング

→ Jackery Japan ヤフーショッピング店

にも出店しています。

 

まとめ

Jackeryはアメリカのメーカーですが、創業者は中国にルーツがあり、
ポータブル電源やソーラーパネルを中国で作っています。

世界シェア1位で種類が豊富、品質が高く安全に使えるので、
ポータブル電源の選択肢としてはおすすめです。

個人的にも推奨したいポータブル電源ブランドです。

 

 

 

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