ライフブック(LIFEBOOK)とラヴィ(LAVIE)ならどっちを買うべき?おすすめは?
今やすっかり影の薄くなった「国産パソコン」ですが、富士通の「ライフブック」と
NECの「ラヴィ」は官公庁や企業などで現在でも広く使われています。
これからパソコンを新しく購入する、買い替えるとなった場合にはライフブックと
ラヴィではどっちを選ぶのが良いのか、価格やサポート面などを比較してみましょう。
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ライフブックもラヴィも実は国産パソコンじゃない!?
「国産パソコンだから」という理由でライフブックやラヴィを選ぶ人も多いと思いますが、
厳密に言うとどちらも純粋な国産パソコンではありません。
ライフブックを作っているのは「富士通クライアントコンピューティング株式会社」で、
富士通の名を冠しているものの富士通の子会社ではないのです。
もちろん元々は富士通のパソコン部門を担う子会社でしたが、
富士通の業績不振を受けて現在は中国系企業である「レノボ」傘下となっています。
レノボの株式保有率は51%で、富士通本社も4割の株式を保有しているため
レノボの完全子会社にはなっていません。
ただレノボ傘下となっていることには違いないので、
ライフブックの製造にも少なからずレノボの影響を受けているわけです。
ラヴィの製造元は「NECパーソナルコンピュータ株式会社」で、
現在はNECとレノボの合弁会社の傘下となっています。
NECとレノボの合弁会社の株式保有割合は当初NEC49%に対してレノボ51%でしたから、
NECパーソナルコンピュータは実質的なレノボ傘下なのです。
NECも富士通と同様に業績不振を受けて、
パソコン部門が事実上レノボに買収された形となりました。
ライフブックとラヴィは製造元こそ違いますが、いずれの製造元の川上には
レノボがあるのでメーカーの信用度という点では大きな違いはありません。
ライフブックもラヴィも国内生産
純粋な国産パソコンではないものの、ライフブック・ラヴィともに現在も
生産拠点は日本国内にあります。
ライフブックは比較安価なエントリーモデルこそ中国製ですが、
それ以外のモデルは福島県と島根県にある工場で作られています。
ラヴィも一部モデルは中国にあるレノボの工場で作られているものの、
日本で販売されているモデルの多くは山形県の工場で作られた製品です。
ライフブックもラヴィも製造元はレノボ傘下ですが、生産拠点は日本にもあるので
他の海外メーカーに比べると信用度は少し高いと言えます。
価格はライフブックがやや安い
パソコンの購入価格を比較するとライフブックの方がやや安いです。
例えば
・Windows11
・15.6型ディスプレイ
・メモリ8GB
・ストレージ256GB
というスペックのノートパソコンを購入するとします。
ライフブックの公式オンラインショップだと、ExcelやWordが使える
MicrosoftOffice無しで8万円台、Office有りでも10万円で購入可能です。
ラヴィの公式オンラインショップで同じスペックのノートパソコンを購入すると、
Office無しで9万円台、Office有りだと11万円台となります。
ラヴィはセール時やクーポン使用でライフブックと同じぐらいの価格となるので、
同じぐらいのスペックならライフブックの方が安く手に入る可能性が高いです。
ただしモデルによっては同様のスペックでもライフブックよりラヴィの方が
安くなることもあります。
初心者向けライフブック、エンタメ重視のラヴィ
使いやすさ重視ならライフブック、
動画や音楽などエンタメを楽しみたいならラヴィといった選び方もできます。
ライフブックには音声を認識してくれるサポートアプリが搭載されており、
パソコンに直接話しかけるだけで分からないことが解決するのです。
全くの初心者だとサポートの受け方すら分からなかったりしますから、
パソコンに話しかければ問題が解決できるのは初心者にとっては心強いです。
ラヴィはヤマハ製の高性能スピーカーを搭載しており、
動画や音楽を再生した時の音質が非常に高くなっています。
スピーカーの性能は他メーカーより頭一つ上ですから、
音楽はもちろん動画でも音にこだわる人にはラヴィはおすすめです。
ただどっちもエントリーモデルの処理能力はそれほど高くないので、
容量の大きいデータを扱う編集作業などビジネス用としてはあまり適していません。
Core i5などそれなりのCPUと大き目のメモリ、SSDを搭載した機種を選ぶとよいでしょう。
サポートはラヴィがやや上
サポート面で比較するとラヴィの方がやや上です。
ラヴィはメーカー保証を最大6年まで延長可能な上、
月額880円で何度でも電話と遠隔操作によるサポートが受けられます。
ライフブックもメーカー保証を延長できますが最大5年で、
電話や遠隔操作によるサポートも月額990円で月3回までです。
4回目以降は1回につき550円の料金が発生します。
サポート回数に制限があると、「後でもっと困ることがあるかもしれない」と思って
ちょっとしたことでサポートに頼るのを躊躇ってしまう恐れがあります。
何でもサポートが利用できて頼りやすいという点で、ラヴィの方がやや上なのです。
まとめ
ライフブックもラヴィも国内生産されていますが、
現在はどっちも中国企業であるレノボ傘下となっていることは覚えておきましょう。
純粋な国産パソコンでないことを理解した上で、
価格重視ならライフブック、サポート重視ならラヴィといった選び方がおすすめです。
【MADE IN JAPAN】日本製のパソコンが欲しい方へ
「MADE IN JAPAN」のパソコン...。
なんとも魅力的な響きではありませんか。
しかし、大手パソコンブランドが、海外メーカーに買収されてしまった昨今、
そのようなパソコンはあるのでしょうか?
実はあります。
しかも、コスパが高ければなおうれしいですね。
「マウスコンピューター」
というブランドをご存じでしょうか?
「マウスコンピューター」
テレビCMなどでご覧になったことがあるかもしれません。
実はれっきとした国内メーカーです。
マウスコンピューターは埼玉県春日部市の発祥で
東京に本社を置く生粋の日本企業。
さらに、親会社は東証スタンダード市場に上場しており、
「JPX日経400指数」の構成銘柄で信頼性は抜群です。
長野県飯山市に自社国内工場を保有し、
同じく長野県内にある2つの協力工場と合わせて
主要モデルはすべて
「日本製(MADE IN JAPAN)」です。
日本人の雇用と税収を守る。
希少な国内工場発のパソコンブランドになります。
国産ゲーミングPCのすすめ
まず、マウスコンピューターは何と言っても
今話題のゲーミングPCに強みがあります。
本格的なeスポーツにも対応したものから、
日本製とは思えないコスパの良い機種まで取り揃えています。
プロゲーマーの大会での採用実績も豊富です。
すぐに始められる一式セットや
型落ちゲーミングPCのアウトレット品もありますよ。
日本製なのにコスパが良いノートパソコン
また、コスパの良いノートパソコンや
デスクトップパソコンもマウスコンピューターの強みです。
日本製なのにコスパが良いパソコン。
素晴らしいことだと思います。
国内拠点での日本人による安心のサポート
ネットで購入するのは安くても、
不安を感じる場合もあるかもしれません。
マウスコンピューターは国内メーカーならではの安心感。
一部の海外メーカーなどと異なり、
沖縄県沖縄市と鳥取県米子市に
自社国内サポートセンターを設置しており
日本人による国内電話サポートと
LINEサポートが標準で受けられます。
必要な場合は延長保証も付帯可能。
また、埼玉県春日部市と広島県広島市に
自社国内サービスセンターを設置しており
日本人による安心の修理対応が万全です。
この機会をお見逃しなく
マウスコンピューター公式サイトでは、
期間限定セールの開催や
数量限定のアウトレット品などもあります。
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