hpはどこの国の会社?hpのパソコンは中国製?日本製?[ヒューレット・パッカード]
パソコン売り場でよく見かける「hp」のロゴ。
これは一体どのようなブランドなのでしょうか。
日本はもちろん世界でも高い人気を誇っていて、
仕事・プライベートに関わらず多く使われているのが「HP」のパソコンです。
では、HPはどこの国のメーカーで、
パソコンにはどういった特徴があるのかなどを詳しく見ていきましょう。
※私は実際にHPのゲーミングPCを購入し所有しており、
サポートセンターに電話で問い合わせしたこともあります。
HPはアメリカのパソコンメーカー
米国企業のPCブランド
「hp」は個人および法人向けに、
パソコンやプリンタ、サーバーなどを提供しているブランドです。
かつては米国の企業である
Hewlett-Packard(ヒューレット・パッカード、HP)が展開するブランドでした。
HPはアメリカのカリフォルニア州で1939年に創業、
現在もカリフォルニア州に本社があるアメリカのパソコンメーカーです。
創業者はウィリアム・ヒューレットとデビット・パッカードで、
旧社名の「ヒューレットパッカード」は創業者の名前から来ています。
現在の社名HPも旧社名のヒューレットパッカードを省略したもので、
やはり創業者の名前由来です。
→ HP Directplus -HP公式オンラインストア-
Hewlett-Packardの生い立ち
2人の創業者
Hewlett-Packardはスタンフォード大学電気工学科卒業の
ビル・ヒューレットとデイブ・パッカードによって設立され、
社名はコイントスにより決められました。
シリコンバレーの始まり
カリフォルニア州にはIT企や半導体メーカーが集まる「シリコンバレー」がありますが、
このシリコンバレーの始まりがHPだと言われているのです。
デイブの引越し先であった、
カリフォルニア州パロアルト市内にあるアパートが始まりの地でした。
ビルはその家の裏の小屋を借り、538ドルの運転資金を元手として、
デイブとともにガレージでパートタイムによる仕事を始めました。
1938年のことでした。
その後HPが創業した地域に次々とベンチャー企業が誘致され、
インテルなどの世界的企業が生まれシリコンバレーが形成されていきました。
ここは後に「シリコンバレー発祥の地」と呼ばれるようになりました。
最初は電子機器メーカーだった
Hewlett-Packardによる最初の製品は、
オーディオ発振器(resistance-capacitance audio oscillator)「HP 200A」でした。
同社は最初、電子機器メーカーだったのです。
1958年にはプロッタ事業を取得し、これは後のプリンタ事業へと発展しました。
HP初のコンピューターである
「HP 2116A」が開発されたのは1966年のことでした。
つまり創業当初は電気・電子計測器を作るメーカーで、
パソコン事業への参入は1980年代に入ってからです。
2002年にコンパックを買収したことでパソコン販売を拡大、
2006年にパソコン世界シェア1位となります。
その後はDELLやLenovoと激しいシェア争いを続けており、
2024年現在はLenovoに次ぐ世界2位のシェアとなっています。
→ HP Directplus -HP公式オンラインストア-
3つのロゴ
HPには3つのロゴがあります(この内「HPE」については次項で説明します)。
特に「hp」には2つのロゴがあります。
従来から使われているのは丸形の「hp」と書かれたロゴです。
一方、最近よく見かけるようになった丸形でない線形のシャープなロゴもあります。
特定製品向け
こちらについても「hp」と書かれており、
現在は主に「Spectre」シリーズ専用のロゴとして用いられているようです。
ほかに業務用端末のモニターのロゴとしても見たことがあります。
一方、こちらのロゴが出たからと言って従来のロゴが廃止されたわけではなく、
両者は併存しています。これはデルのロゴにも同じことが言えると思います。
会社分割と2つのHP
ややこしさの原因
ヒューレット・パッカードは2015年に会社分割を行いました。
「hp」ブランドにまつわるややこしさの原因は、
その多くがこの出来事に由来していると考えられます。

「HP」と「HPE」
その内容はHewlett-Packardを、HPのエンタープライズサービス、
ソフトウェア、サーバ事業を運営する「Hewlett-Packard Enterprise」と
PCおよびプリンティング事業を運営する
「HP Inc.」に分割するというものでした。

分割後
その後、分割は実際に行われました。
現在Hewlett-Packardは以下の2社に分割されています。
Hewlett-Packard Development Company, L.P.(ヒューレット・パッカード、HP)

Hewlett-Packard Enterprise Development LP(ヒューレット・パッカード・エンタープライズ、HPE)

日本事業
日本事業はかつて、「日本ヒューレット・パッカード」がその事業を展開していました。
日本法人も分割
米国本社が「HP」と「HPE」に分割されたのに合わせ、
日本法人についてもそれぞれ「株式会社 日本HP」と
「日本ヒューレット・パッカード株式会社」に分割されました。
パソコンは「日本HP」
このことからパソコンやプリンタ等の事業は現在
「日本HP」が展開しています。
【HP】パソコンやプリンターなど幅広くご用意。お得なキャンペーン情報も充実。
日本法人の立地
日本HPと日本ヒューレット・パッカードの本社は
いずれも東京都江東区大島2丁目2番1号にあります。
HPのパソコンは東京生産?
一部機種は日本製
HPのパソコンというと「東京生産」がよく知られています。
かつては東京都あきる野市の工場や、
日本HP・昭島事業所(東京都昭島市)にて法人向けパソコンの一部が生産され、
現在は東京都日野市の「日本HP 東京ファクトリー&ロジスティックスパーク」にて、
体制が拡充されて生産が行われています。



全てが日本製なわけではない
しかし、この標語は独り歩きしていると考えられます。
なぜなら、日本製の機種というのは「東京生産」「Made in TOKYO」と明記がある
法人向けパソコンの一部機種のみだからです。
HPのパソコンは大半が中国で作られています。
HPは「東京生産」でも有名で、
確かに現在も一部モデルを東京都日野市などの国内工場で作っています。
しかし東京生産は法人向けモデルのみとなっており、
個人向けモデルはほぼすべて中国製です。
ただ中国で作られていますがHPの名前で販売されているので、
品質や安全性に問題はありません。
→ HP Directplus -HP公式オンラインストア-
HPの「MADE IN TOKYO」は嘘だった!?本当はどこで生産しているの?
HPパソコンの特徴
コスパが高い
HPのパソコンの特徴と言えば、何といっても「コスパの高さ」です。
部品調達から最終チェックまで一貫してできる中国で製造、
不要な機能やアプリを省くことでコストを抑えて低価格を実現しています。
多くのHPパソコンは、
他メーカーの同スペックパソコンよりも1~2万円ほど安く買えます。
ゲーミングパソコンでも10万円を切る価格のモデルもあるので、
HPのパソコンはコスパが高いです。
→ HP Directplus -HP公式オンラインストア-
セールでよりお得に
HPのパソコンはそのままでもコスパが高いのですが、
セールを利用するとさらにお得になります。
HPの公式オンラインストアでは結構な頻度でセールが行われており、
新しいモデルも数万円単位で値引されます。
時間的に余裕があるなら、
セールを待ってお得にHPのパソコンを手に入れるのも良いかもしれません。
目的に合わせてパソコンが選べる
HPのパソコンは種類が豊富なので、用途や目的に合わせてパソコンが選べます。
汎用性の高いエントリーモデルHPシリーズ、ワンランク上のEnvyシリーズ、
ハイスペックモデルのSpectreシリーズと揃っています。
ゲーミングパソコンにもエントリーモデルとハイスペックモデルがあります。
カスタマイズ性は低いが初心者には問題なし
HPはBTOメーカーではありませんから、
パソコンのカスタマイズ性はハッキリ言って低いです。
せいぜいメモリやストレージが増強できるぐらいで、CPUの変更はできません。
カスタマイズでより使いやすくしようと考えている場合は、
HPは選択肢から外した方が良いでしょう。
ただパソコン初心者なら用途に合ったモデルを選べば良いので、
カスタマイズ性が低くても問題ありません。
HPのパソコンは壊れやすいという意見も?私の場合は
実際にHPのパソコンを使っている人から、
「壊れやすい」という意見も少なからず聞こえてきます。
ただ客観的な証拠があるわけではなく、
他メーカーに比べてHPが壊れやすいとは一概に言えません。
しかし「1年で深刻な不具合発生」「3年でバッテリーが使えなくなった」などの
意見があるのも事実です。
多少の個体差があるようで、いわゆる「ハズレ」の個体に当たると壊れやすい
といったことがあるのかもしれません。
私のHPゲーミングPCは買ったばかりなのもありますが、特に問題ありません。
→ HP Directplus -HP公式オンラインストア-
サポートはほぼ期待できない?実体験もお伝えします
HPには「サポートはほぼ期待できない」といった意見もあります。
海外メーカーは総じてサポートに大きな期待ができないので、
HPだけの問題ではありません。
ただサポートセンターが中国にあってオペレーターも中国人で、
日本語での意思疎通がスムーズにできないことがあります。
日本語能力に多少バラつきがあるようで、
オペレーターによっては日本語でのスムーズなサポートが受けられないかもしれません。
パソコン初心者の場合はオンラインストアではなく、パソコンショップなどの店舗で
HPのパソコンを購入して店舗のサポートを受けるのがおすすめです。
ただ私の体験談で言えば、一度ゲーミングPCについて電話で問い合わせをしました。
平日だったと思いますが、かなり電話がつながらず20分近く待たされた記憶があります。
中国人と思われるオペレーターが出ましたが、比較的流暢に日本語を話しており、
とても親切でわかりやすく、疑問点は解消しました。
オペレーターによるのかもしれませんが、私はサポートについて良い印象を抱きました。
まとめ
HPはアメリカのパソコンメーカーで、
2024年現在も世界2位のシェアを誇るトップメーカーです。
コスパが高くて種類も豊富ですが、
サポートがあまり期待できないのであまり初心者向きではありません。
カスタマイズ性が低いですから上級者向けとも言えませんが、
ゲーミングパソコンはおすすめです。
→ HP Directplus -HP公式オンラインストア-
【MADE IN JAPAN】日本製のパソコンが欲しい方へ
「MADE IN JAPAN」のパソコン...。
なんとも魅力的な響きではありませんか。
しかし、大手パソコンブランドが、海外メーカーに買収されてしまった昨今、
そのようなパソコンはあるのでしょうか?
実はあります。
しかも、コスパが高ければなおうれしいですね。
「マウスコンピューター」
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「マウスコンピューター」
テレビCMなどでご覧になったことがあるかもしれません。
実はれっきとした国内メーカーです。
マウスコンピューターは埼玉県春日部市の発祥で
東京に本社を置く生粋の日本企業。
さらに、親会社は東証スタンダード市場に上場しており、
「JPX日経400指数」の構成銘柄で信頼性は抜群です。
長野県飯山市に自社国内工場を保有し、
同じく長野県内にある2つの協力工場と合わせて
主要モデルはすべて
「日本製(MADE IN JAPAN)」です。
日本人の雇用と税収を守る。
希少な国内工場発のパソコンブランドになります。
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本格的なeスポーツにも対応したものから、
日本製とは思えないコスパの良い機種まで取り揃えています。
プロゲーマーの大会での採用実績も豊富です。
すぐに始められる一式セットや
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日本製なのにコスパが良いノートパソコン
また、コスパの良いノートパソコンや
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一部の海外メーカーなどと異なり、
沖縄県沖縄市と鳥取県米子市に
自社国内サポートセンターを設置しており
日本人による国内電話サポートと
LINEサポートが標準で受けられます。
必要な場合は延長保証も付帯可能。
また、埼玉県春日部市と広島県広島市に
自社国内サービスセンターを設置しており
日本人による安心の修理対応が万全です。
この機会をお見逃しなく
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数量限定のアウトレット品などもあります。
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HPのパソコンについてより詳しく





HPと他社ブランドのパソコンを比較












HPブランド製品の種類
HPの各製品について解説します。
個人向けパソコン
モニタ
ゲーミングPC
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プリンタ
国内ではキヤノンやセイコーエプソンの知名度が高いですが、
世界シェアではHPが首位です。
法人向けパソコン
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周辺機器・その他
【MADE IN JAPAN】日本製のパソコンが欲しい方へ
「MADE IN JAPAN」のパソコン...。
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しかし、大手パソコンブランドが、海外メーカーに買収されてしまった昨今、
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まず、マウスコンピューターは何と言っても
今話題のゲーミングPCに強みがあります。
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