台湾資本系パソコンメーカーを一覧にまとめました
台湾はパソコンや半導体など、電子機器産業が盛んな地域として知られます。
最近でも熊本に進出したTSMCや、鴻海精密工業などといった企業が話題です。
旅行先としても人気で、台湾に好印象を持つ人も多いと思います。
ただ、「台湾のパソコンメーカー」といっても、
ぱっと出てこないという場合もあるかもしれません。
このページでは、台湾のパソコンメーカーを一覧にまとめています。
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台湾のノートパソコン・デスクトップパソコンメーカー
台湾は、コンピュータ産業・半導体工場の集積地として知られます。
まず、ビジネスや一般用途(家庭用や学生用など)に用いられる、
ノートパソコンやデスクトップパソコン・タブレットPC。
台湾にはどのようなメーカーがあるのでしょうか。
Acer
宏碁(エイサー)
Acer(宏碁、エイサー)は台湾の大手パソコンメーカーで、世界シェア上位です。
Acerは1976年創業で、当初はコンピューター事業だけでなく
工業デザインや貿易などの事業も行う企業でした。
自社ブランドパソコンの製造を開始した1981年からコンピューター事業がメインとなりました。
現在はパソコンに加えて液晶モニター、PDA、
サーバー、ワークステーションなど情報通信関連機器を幅広く取り扱っています。
2009年第3四半期にはパソコン出荷数で世界2位、
2025年も現在同じ台湾メーカーのASUSとシェア率5位を争うトップメーカーです。
最近は以前ほどの勢いがありませんが、価格性能比は優れています。
最盛期にはIOCのオフィシャル・スポンサーも務めており、新聞広告なども出していました。
国内でも、家電量販店などで低価格ノートパソコンがよく売られています。
一般向けデスクトップパソコンにも強く、Chromebookも販売しています。
Acerは自社工場を持たないファブレスメーカーで、
中国・重慶にある工場に自社ブランドパソコンの製造を委託しています。
かつて米ゲートウェイ(Gateway)と
子会社のイーマシーンズ(eMachines)などを買収し、規模を拡大しました。
ASUS
華碩電腦(エイスーステック・コンピューター)
ASUS(華碩電腦、エイスーステック・コンピューター)は、台湾のPCパーツメーカーです。
ASUSは、1989年に台湾でマザーボードやビデオカードといった
PCパーツを作るメーカーとして創業しました。
創業当初から他メーカーにパーツ供給を行っており、
現在もマザーボードなどのパーツをAppleやHPなどに供給しています。
PCパーツでは定番のブランドで、
最近はスマートフォン「Zenfone」「ROG Phone」などでも知られています。
パソコン本体でも有力で、ノートパソコンの「ZenBook」「VivoBook」などがあります。
ハイエンドモバイルノートパソコンにも強く、Chromebookやデスクトップパソコンも販売しています。
パソコン本体を作り始めたのは2008年ですが、
10数年で世界でも5本の指に入るPCメーカーへと成長しました。
ASUSは自社工場を持たないファブレスメーカーで、
パソコンの生産は台湾や中国の工場への製造委託です。
台湾が好きで、台湾メーカーのスマホや無線LANルーター、
プロジェクターが使いたい場合にもおすすめのメーカーです。
MSI
微星科技(マイクロ・スター インターナショナル)
MSI(微星科技、マイクロ・スター インターナショナル)は、台湾のPCパーツメーカーです。
MSIは1986年にソニー台湾の技術者5人によって設立され、
当初はマザーボードやビデオカードなどのパーツをメインで作っていました。
2001年にはビデオカード(グラフィックボード)の生産量世界一となり、
日本では2008年から本格的に自社ブランドのパソコンを販売しています。
パソコン事業はノートパソコンを中心に展開しており、ビジネスノートパソコン、クリエイター向けノートパソコン、ワークステーションなどがあります。
また、デスクトップパソコンや液晶モニターなども販売しています。
MSIの生産拠点ですが、台湾にも工場がありますがメインは中国で、
デスクトップPCは深圳、ノートPCは昆山で作っています。
GIGABYTE
技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)
GIGABYTE(技嘉科技、GIGABYTE Technology、ギガバイト・テクノロジー)は、
台湾のPCパーツメーカーです。
GIGABYTEは1986年創業、当初はマザーボードやビデオカードなどの
PCパーツを扱うメーカーでした。
現在もパーツメーカーとしては世界トップクラスで、
マザーボードに関してはASUS・MSI・ASRockとともに「世界四大メーカー」に数えられています。
自社ブランドパソコンの製造を開始したのは比較的最近で、
2010年代に入ってからのことです。
パソコン事業ではノートパソコンに強みがあり、
モバイルノートパソコンやクリエイター向けノートパソコンなどの販売も行っています。
GIGABYTEは台湾と中国に生産拠点を持っていますが、
台湾では主にPCパーツを作っており、ゲーミングPCを含めたパソコン製造の中心は中国です。
ASRock
華擎科技(アスロック)
ASRock(華擎科技、アスロック)は、台湾のPCパーツメーカーです。
特にマザーボードで有名で、ビデオカードや電源ユニットでも知られます。
ASRockは同じ台湾のASUSの子会社として2002年に設立されました。
完成品のパソコンとしてはミニPCの販売を行っていました。
現在は半完成品のベアボーン(自分でパーツを組み込み完成させる必要がある)を販売しています。
ASRockは現在、台湾の受託製造大手Pegatron(和碩聯合科技)の子会社であるため、
ASRock製品は台湾や中国にある同社の工場で製造されている可能性が高いです。
台湾のゲーミングパソコン・ゲーミングノートPCメーカー
台湾はeスポーツが盛んな地域の一つです。
次に、台湾にはどのようなゲーミングパソコンメーカーがあるか見ていきたいと思います。
R.O.G
華碩電腦(エイスーステック・コンピューター)
R.O.Gは、台湾・ASUS(華碩電腦、エイスーステック・コンピューター)のゲーミングデバイスブランドです。
ゲーミングデスクトップパソコンや、ゲーミングノートパソコン、ゲーミングスマホ、
ゲーミングモニターやゲーミングマウス等のゲーミングデバイス(周辺機器)、
マザーボードやグラフィックスカード等のPCパーツも展開しています。
台湾系のゲーミングパソコンブランドとしては、
日本国内ではMSI Gamingを上回り最も有名なメーカーといってよいと思います。
Predator
宏碁(エイサー)
Predatorは、台湾・Acer(宏碁、エイサー)のゲーミングパソコンブランドです。
ゲーミングノートパソコンやゲーミングデスクトップパソコンがありますが、
国内での知名度は低めです。
Acerは自社工場を持たないファブレスメーカーで、
中国・重慶にある工場に自社ブランドパソコンの製造を委託しています。
Acerが品質管理を行っており、Acer自体が台湾の大手メーカーなので
ゲーミング製品の品質は良いです。
MSI Gaming
微星科技(マイクロ・スター インターナショナル)
MSI Gamingは、台湾・MSI(微星科技、マイクロ・スター インターナショナル)のゲーミングデバイスブランドです。
台湾メーカーの中でもe-スポーツの支援に積極的で、
e-スポーツのチームや大会にゲーミングPCを提供しています。
特にゲーミングノートパソコンは知名度が高く、秋葉原のパソコンショップなどでは品揃え豊富に取り揃えています。
また、ゲーミングモニターも知名度が高く、曲面モデルもあります。ゲーミングマウス等周辺機器や、マザーボードやグラフィックスカード等のPCパーツも展開しています。
AORUS
技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)
AORUSは、台湾・GIGABYTE(技嘉科技、ギガバイト・テクノロジー)のゲーミングデバイスブランドです。
ゲーミングノートパソコンやゲーミングモニターのほか、
マザーボードやグラフィックスカード等のPCパーツも展開しています。
まとめ
台湾では、大手パソコンメーカー4社が市場をけん引しており、それぞれゲーミングパソコンブランドも擁しています。
日本のメーカーも負けないように応援したいところですね。
【MADE IN JAPAN】日本製のパソコンが欲しい方へ
「MADE IN JAPAN」のパソコン...。
なんとも魅力的な響きではありませんか。
しかし、大手パソコンブランドが、海外メーカーに買収されてしまった昨今、
そのようなパソコンはあるのでしょうか?
実はあります。
しかも、コスパが高ければなおうれしいですね。
「マウスコンピューター」
というブランドをご存じでしょうか?
「マウスコンピューター」
テレビCMなどでご覧になったことがあるかもしれません。
実はれっきとした国内メーカーです。
マウスコンピューターは埼玉県春日部市の発祥で
東京に本社を置く生粋の日本企業。
さらに、親会社は東証スタンダード市場に上場しており、
「JPX日経400指数」の構成銘柄で信頼性は抜群です。
長野県飯山市に自社国内工場を保有し、
同じく長野県内にある2つの協力工場と合わせて
主要モデルはすべて
「日本製(MADE IN JAPAN)」です。
日本人の雇用と税収を守る。
希少な国内工場発のパソコンブランドになります。
日本製なのにコスパが良いノートパソコン
国産ノートパソコンをお探しですか?
日本製のノートパソコン…!
しかもコストパフォーマンスが抜群。
そんなウソのような話が、
マウスコンピューターでは本当になります。
「mouse Aシリーズ」では、Core i7などを搭載した
高性能な国産ノートパソコンが
なんと10万円以下~という、驚きの価格で提供されています。
大手メーカーではもはやお目にかかれない光景を、
その目でお確かめください。
日本製なのにコスパが良いパソコン。
素晴らしいことだと思います。
→ コスパ最強の国産ノートパソコン「mouse Aシリーズ」
国産ゲーミングPCのすすめ
国産ゲーミングPCをお探しでしょうか?
ゲーミングPCは高価な買い物ですから、
失敗したくないですよね…。
ただ、いくら日本製で高品質でも
お値段が割高だったら考えものです。
日本製のゲーミングPC、最新の高性能、
しかも中国製に負けないコストパフォーマンス。
そうなんです…!
マウスコンピューターは実現してしまいました。
もちろんプロゲーマーの大会での採用実績も豊富です。
すぐに始められる一式セットや
型落ちゲーミングPCのアウトレット品もありますよ。
法人・ビジネス向けにも国産パソコン
実は、家庭用だけではないんです。
法人や士業、個人事業などビジネス用途で
安全性の高い国産パソコンを使いたい…
MouseProはコストパフォーマンスを重視しながら
安全性の高さも両立。
そう、日本製のビジネス向けパソコンです。
軽量 1kg以下のモバイルノートパソコンもありますよ。
国内拠点での日本人による安心のサポート
ネットで購入するのは安くても、
不安を感じる場合もあるかもしれません。
マウスコンピューターは国内メーカーならではの安心感。
一部の海外メーカーなどと異なり、
沖縄県沖縄市と鳥取県米子市に
自社国内サポートセンターを設置しており
日本人による国内電話サポートと
LINEサポートが標準で受けられます。
必要な場合は延長保証も付帯可能。
また、埼玉県春日部市と広島県広島市に
自社国内サービスセンターを設置しており
日本人による安心の修理対応が万全です。
この機会をお見逃しなく
マウスコンピューター公式サイトでは、
期間限定セールの開催や
数量限定のアウトレット品などもあります。
今すぐチェックしてみてください。
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