Lenovo・ASUS・Acer・HPのノートパソコンはどれを買えばいいのか比較
パソコンを購入する場合にはできるだけ高機能でできるだけ安い方が良いですが、
数あるパソコンメーカーの中でもコスパが高いとされるのがLenovo・ASUS・Acer・HPです。
では実際に購入するならLenovo・ASUS・Acer・HPのノートパソコンはどれを買えばいいのか
価格やサポートなどを比較してみましょう。
HPはアメリカ、ASUS・Acerは台湾、Lenovoは中国
パソコンを購入するときはメーカーの国籍を気にすることもありますが、
HPはアメリカ、ASUS・Acerは台湾、Lenovoは中国のメーカーです。
HP（エイチピー、ヒューレット・パッカード）
HPはアメリカのメーカーで「シリコンバレー」の始まりとなった会社でもあり、
アメリカにおけるIT企業の老舗中の老舗です。
HPは、1939年にアメリカ・カリフォルニア州で計測器などを作るメーカーとして創業しました。
1968年に世界で初めてのデスクトップコンピューターを開発、1980年に自社ブランドブランドパソコンの製造を開始します。1980年代から90年代初頭までは業務用パソコンの製造のみで、個人用パソコンの市場に参入したのは1995年です。
パソコン全体のシェアではLenovoに次ぐ世界2位、
法人向けパソコンのシェアでは世界1位を誇っています。
→ HP Directplus -HP公式オンラインストア-
→ HP Directplus – Yahoo!ショッピング
ASUS
まずASUSですが、1989年にマザーボードやビデオカードなどの
PCパーツを作るメーカーとして台湾で設立されました。
パソコンやスマホのメーカーとしても認知されていますが、
パーツメーカーとしては現在も世界トップクラスです。
自社ブランドパソコンの発売では後発ですが、
同じ台湾のAcerと世界5位クラスを争っています。
Acer
Acerは、1976年に海外貿易や工業デザインなどを行う会社として
台湾で設立されました。
1981年に自社ブランドパソコンの製造販売を開始すると、
以降はコンピュータ事業を中心に展開していきます。
同じ台湾のASUSとパソコンの世界シェア5位クラスを争っています。
Lenovo
Lenovoは、1984年に中国政府系研究機関
「中国科学院電子計算機研究所」の研究員11人によって設立されました。
当初は海外メーカーのパソコンを販売する会社でしたが、
1989年に海外向け、1990年に中国国内向けに自社ブランドパソコンの製造販売を開始します。
2004年にアメリカのIBM社のパソコン部門を買収、現在は世界首位です。
→ Lenovo Direct – Yahoo!ショッピング
メーカーの信用度で選ぶならLenovo
パソコンメーカーの信用度でノートパソコンを選ぶなら、Lenovoです。
Lenovoは1984年に中国の政府系研究所を基に設立された中国メーカーで、
1989年からオリジナルブランドのパソコンを販売しています。
2004年にIBMのパソコン部門を買収して一気にシェアを伸ばし、2013年に
世界シェア1位を獲得すると以後10年以上に渡ってその座を守り続けています。
日本の大手電機メーカーであるNECと富士通のパソコン部門は現在レノボ傘下にあり、
NECや富士通の名前で販売しているパソコンも実質的にはレノボ製品です。
多くの自治体や企業はNECや富士通のパソコンを元々導入しており、レノボ傘下と
なった現在でも多くの自治体・企業がNECや富士通のパソコンが使っています。
HPはIT企業が集まるシリコンバレーの一部である
アメリカのカリフォルニア州パロアルトに本社を構えています。
Lenovoに抜かれるまでは世界シェア首位でした。
現在も世界2位の座を守っています。
ASUS・Acerは台湾に本社を置く世界的なパソコンメーカーですが、
世界シェアは5位クラスとなっています。
このためシェアから逆算すると、世界トップのLenovoが一番信用できます。
ただし、日本では中国メーカーを敬遠する人もいるので、
アメリカのメーカーであるHPのほうが好まれる場合もあります。
Lenovo・ASUS・Acer・HPのパソコンはいずれも中国製
Lenovo・ASUS・Acer・HPの個人向けパソコンは中国製です。
Lenovo・HPに関しては法人向けパソコンの一部を
国内で組み立てていますが、個人向けは中国で生産しています。
Lenovoは日本向けの個人向けパソコンを中国合肥の自社工場で、
HPは中国武漢の工場で製造しています。
ASUSとAcerについてもパソコンは
台湾の受託製造大手が中国の工場で製造しています。
生産拠点は中国で日本の個人向けのパソコンは主に中国で作られており、
個人で4社のパソコンを購入すると中国で作られたものを使う可能性が高いです。
日本では中国製品が敬遠されがちですが、
電子機器、特にパソコンに関しては中国製を排除すると選択肢がとても少なくなります。
特にパソコン製造では今や中国が世界の中心で、
世界最先端の製造技術が集まっておりコストも安いです。
製造国が中国というのは珍しくないので、そこまで気にしなくても大丈夫です。
価格はLenovoが一番安い
パソコンの価格を比較するとレノボが安くなっています。
例えば
・Windows11
・CPU AMD Ryzen 5 7520U
・15.6型ディスプレイ
・メモリ16GB
・ストレージ512GB
というスペックのノートパソコンがレノボだと6万円前後、
ExcelやWordなどのソフトが使えるMicrosoftOfficeを付けても9万円台で購入可能です。
HP公式ショップだとOffice無しで6万円台、
Office有りでも10万円以内で購入できます。
ASUSだとOffice無モデルが7万円程度、
AcerだとRyzen 7 5700Uのモデルが8万円程度で販売されています。
HPも価格は安いのですが、上記スペックのノートパソコンだとOfficeなしで
6～7万円台、Officeを付けると10万円近くかかります。
CPUやグラフィックカードなど上記以外のスペックに違いがあるので単純に比較は
できませんが、同程度のスペックならレノボが最も安い可能性が高いです。
特に以下のIdeapadシリーズはコスパの高さが特徴で、
高性能なAMD Ryzenを搭載したモデルでもかなり安いです。
4メーカーともカスタム性は高くない
パソコンのカスタム性はHP・Lenovoのいずれもそれほど高くなく、
ASUS・Acerに至ってはカスタマイズがほぼできません。
HPもOSやCPUなどがカスタマイズできるようになっているものの、
選択肢がほとんどありません。
Lenovoもカスタマイズできるパーツは多いですが、
選択肢が少ないのでほとんどのパーツがカスタマイズできないのと同じです。
BTOメーカーの中には、より細かく選べる国産BTOブランドのほか、
自作パソコンと同程度のカスタマイズが可能なところもあります。
→ マウスコンピューター・ドスパラ・パソコン工房を比較してみた
こだわり派でカスタマイズ前提でパソコンの購入を考えているなら、
しいていえばLenovoでしょうか。
保証サービスで選ぶならLenovo
ノートパソコン購入後の万が一の事態に備える
保証サービスで比較してもLenovoです。
基本のメーカー保証が1年なのは同じで、
購入時に追加料金を払うことで保証期間が延長できるのも同じとなっています。
延長できる保証期間が、
ASUSが最大3年なのに対してLenovo・HPは最大5年となっています。
ASUS・Lenovoは自然故障に加えて、
水濡れや落下、落雷などが原因の故障も保証対象に含められます。
HPは自然故障のみ対象で保証期間を延長することもできますし、
自然故障と外的要因による故障・不具合を対象として保証期間を延長することも可能です。
ただ保証を延長したり対象を拡大するのにかかる費用は、
同じ3年間で考えてもLenovoよりASUSの方が安くなっています。
サポートはHP
購入後のサポートについてはHPに軍配が挙がります。
レノボのサポートは標準的で決して悪くありませんが、
HPのサポートが充実しすぎているのです。
公式サイトを見る限りでは、レノボのサポートはLINE・チャット・メールがメインで
電話での問い合わせは受け付けていないようです。
HPはLINE・Twitter・チャットに加えて電話でも問い合わせを受け付けています。
しかもHPのサポート受付窓口は1つなので、
問い合わせた時にあちこちたらい回しにされることがありません。
また公式サイトのサポートページで受付窓口に電話が繋がるまでの待ち時間が
確認できるのも便利です。
→ HP Directplus -HP公式オンラインストア-
ちなみにレノボも日本向けのサポートは日本法人とNECが共同で対応しているので、
安心してサポートが受けられます。
ASUSとAcerは正直なところサポート面についてはどっちもあまり期待できません。
ただASUSとAcerの比較だけで言うと、ASUSの方がサポート面ではやや上です。
どっちも日本法人が日本国内におけるサポートを担当しているのですが、
電話での問い合わせは保険程度に考えておいたほうがいいかもしれません。
ただASUSは、電話ではなくメールで問い合わせると
比較的スムーズにサポートが受けられます。
まとめ
Lenovo・ASUS・Acer・HPのパソコンはどれを買えばいいのか比較しましたが、
今回の比較ではLenovoがおすすめとなります。
世界シェアトップという信頼性、保証サービスが充実、
そして何より価格が安いと非の打ち所がありません。
しいていえば、サポート面はHPがより充実しているため、
初心者や機械が苦手な人はHPの方が購入後に困ったことがあった場合安心かもしれません。
→ HP Directplus -HP公式オンラインストア-
【MADE IN JAPAN】日本製のパソコン、実はあるんです！
「MADE IN JAPAN」って、聞くだけでちょっと安心しませんか？
でも最近は、大手パソコンブランドが海外メーカーに買収されてしまったりして、
「日本製のパソコンってもうないのかな…」なんて思ってる方も多いかもしれません。
…実は、あるんです！
しかも、コスパもめちゃくちゃ良かったら最高ですよね？
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しかも！長野県飯山市に自社の国内工場があって、
さらに県内に協力工場も2つ。
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日本人の雇用や税収も守れるって、なんだかちょっと誇らしい気持ちになりますよね♡
「安心・信頼・コスパ」の三拍子がそろった、
今どきめずらしい日本発のパソコンブランドなんです！
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ほんと拍手モノだと思います👏
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「安心できる国産のゲーミングPCが欲しい！」
そう思ってる方、けっこう多いんじゃないでしょうか？
ゲーミングPCってお値段も高めだから、絶対に失敗したくないですよね…。
でも、いくら日本製で高品質でも、
“お値段が高すぎ！”ってなっちゃうと、やっぱりちょっと悩むところ。
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